障害走25年

赤信号は止まれない

　今日は特に書くことがないからやめとこうかと思ったのですが、面白いサイトを見つけたのでちょっと感想。
　http://www.pastel.gr.jp/
　面白いといっても、色覚障害を真面目に考える真面目なサイトなのですがね。ご存知の方も多いと思いますが、私も色覚障害者でして。色がわかんないんですよね〜。SAWADAさんもそうだと言ってましたが。
　で、色覚異常の人に起きる問題、みたいなリストアップがあったのですが、いろんな症状があるんだなぁと実感。私でさえ信じられない症状があるのですから、正常な皆さんからは想像もできないでしょうね(笑)。
　ちょっと紹介。

とりあえず、私にあてはまるものを。

●肉の焼け加減が分からない
これがね〜、わからないんですよね。なんとなくはわかるんですがね。だから焼きすぎます、いつも。料理人としては致命的ですが(笑)。だから、鶏の唐揚げが生っぽくても、とんかつが半生でも気付きやしません。

●「ぷよぷよ」など色を使うゲームソフトが苦手
苦手ですね。というか、やったことないですけどね、ぷよぷよ(笑)。「赤・青・黄」みたいにはっきりと色分けされてればなんとかわかるのですが、そこに緑とか入るともうダメ。紫なんて話になりません。

●充電機、電話機、オーディオ、パソコンなどのダイオードランプが赤か黄緑か分からない
これが一番困るんですよ。何色で光ってるのかがわからない。例えば、携帯用ゲーム機とかで、普段は緑色のランプが付いてるけど、充電が切れてきたり、電池残量が少なくなってきたら赤に変わるとかがあるじゃないですか。あれに気付かないんですよ。あれが青と黄色とかだったら分かるんですが、赤と緑はわかりません。だから、電池少ないのに気付かずにそのままやりつづけ、セーブもしてないのにいきなり電源が切れる、とかしょっちゅう(笑)。こまめに充電しないと。そのへん、メーカーも考えてくれるとありがたい。
同じように、携帯の着信時のイルミネーションを変えられるやつ、あれも意味ないです。何色だかわかりゃしない。

●人の顔を黄緑色に塗る
これは実際にやりましたから(笑)、小学生の時。絵を描いてて、顔を黄緑の絵の具で塗ってたんですよね。で、みんなが「おかしいよ、おかしいよ」と言うんです。そりゃ言うでしょう(笑)。未だに肌色って迷います。迷うというか、わからない。オレンジ、黄緑、黄土色、並べられたら困ってしまいます。

●植物の葉っぱを茶色に、木を緑に塗る
これも困るんです。今は「葉→緑」「幹→茶」という情報がインプットされてますからある程度は大丈夫ですけど、昔は好き勝手だったかも(笑)。ただ、絵の具の場合は、名前を見て描けばいいんですが、パソコンの場合、色名書いてなくて、た〜くさん並んでるとこから選ぶわけじゃないですか。それが一番の悩みなんです。緑系なのか茶系なのか…。と思ったら赤系だったりとかして(笑)。

じゃ、私的にちょっとそれはないんじゃないかという例。でも、きっとこういう人もいるんでしょうね。

○ピーマンと赤唐辛子を間違えた
これは大きさが違いますよ(笑)。あ、切ってある場合ね。まあ、切ってあれば食べても問題なし。

○うにとワサビを間違えてしまった
ええと、これはありうるんでしょうか？(笑)。だって、色とかの問題じゃない気がします。私はうにもワサビも嫌いなので、関連なし。

○黄緑色の犬や猫がいると思っている
顔を黄緑で塗っておいてなんですが、このくらいは常識でわかります(笑)。でも、「この犬、何色？」と聞かれたら困るなぁ。でも、迷うときは大抵、茶色でしょ？(笑)。

○赤ボールペンで書かれたものと黒ボールペンでかかれたものの区別ができない
赤と黒くらいはわかります。でも、わかんない人もいるんでしょうね。ただ、白地に黄色の蛍光ペンはとっても見づらいですし、ピンクの蛍光ペンは全く見えませんが。

○黒板に書かれた色チョーク（特に赤）文字を見落とす
赤のチョークってあまり使わないですよね。黄色とか青はありますが。でも、赤は確かに白より見づらかった気がします。見落としはしませんが。

○自動販売機で品名を見ないとウーロン茶と緑茶を間違える
品名見ずに買う人います？(笑)。印象派？　でも、コップに注がれてたら、私は絶対何かわかりませんよ。緑茶・麦茶・ウーロン茶・紅茶。だいたい、お茶はみんな茶色じゃなきゃ(笑)。