恋のダイヤル0120

 会社の留守番電話の調子がおかしいということで、昨日、ニュー機械がやってきました。
今のはいつから使ってるのかわからないくらいですから、完全に壊れる前にリニューアルした方がよいですね。


 さて、新しくなるということは、新たに応答メッセージを入れなおさないといけないということで。会社の受注用なので、機械の自動応答メッセージじゃだめなんですよね。社名とか言わないといけないですし。
 で、チーフから私に命が下ったわけです。
神田川、お前、入れろ
おや、DJデビューですか、神田川さん。
とりあえず、仕事をしながらチーフと二人でメッセージ文句を考案。
「長いのはいやだ」
「ゆっくりすぎるのもいやだ」
と、チーフがあれこれ注文をつけるので、一苦労。
私は私で、どんな声で言ったらいいか悩み中。
千の声を持つ男」と呼ばれるほど、自他共に認める声色遣いの私。
機械のような声にしようか、それともダンディーな声にしようか。
決めかねてしまいます。


 そこへ、ニュー機械を持った業者が到着。
いよいよだ。そう思って、やや緊張していると、
なんと、今の応答メッセージをそのまま移せるとのこと。
ああ、さようですか。