芳醇トリュフのオムレット

トリュフオイル

触発

 昨夜、「新どっちの料理ショー」にて、オムライスハヤシライスの対決を見ていたのですが、オムライスの卵の中に「トリュフオイル」という代物が投入されました。トリュフの香りの付いたオリーブオイルのようです。卵料理と相性抜群で、素晴らしい香りがするとのこと。
 トリュフ。トリュフの香りって、どんな香りだかわかりますか? トリュフもキャビアもフォアグラも一度は口にしたことはあるはずの私も、トリュフの味だけはよくわかりません。フォアグラは美味しいです。キャビアは生ものなので拒絶。トリュフは、どうだったかなぁ。トリュフのソースとか食べたことあると思いますが、核の味がわかりません。


 でも、そんなに美味しいというのなら、食べてみたいじゃないですか。
 論より証拠、善は急げ。会社の帰りに、成城石井にて物色してみました。えっと、油のコーナーは、あったあった。いろいろなフレーバーオイルが並んでいます。トリュフ、トリュフ…、発見!
 相当高いんだろうなぁとは思っていましたが、やっぱり高かったです。55mlの小瓶で、1500円。15センチもないくらいの小瓶ですよ。とんでもない高級油です。その隣には、250mlで3000円くらいのお得なバージョンがありましたが、もし美味しくなかった場合は無駄な買い物になってしまうわけで…。よし、こっちのちっちゃいほうにしましょ。高級な白トリュフの香りだそうです。購入。


 帰宅して早速開封。キャップを回してみたのですが、取れる気配がありません。え? 同じところをグルグルと回るだけ。瓶なんですから、回したら、パキっと外れて、クルクル回って、取れるんじゃないんですか? おかしい。
 永遠に同じところを回っているだけです。明日、再び訪問して「開かない」と文句を言いに行かなければいけないのでしょうか。面倒。そこで簡単に開いたら恥ですし。
 叩いたり引っかいたりいろいろとのた打ち回るうち、無理やり引き上げながら回してみたら、開きました。ああ、よかった。


 香りを味わってみましょう。ああ、これがトリュフの芳醇な香りですか。特に何も感想がないです(笑)。「はぁ、そうですか」といった感じ
 とにもかくにも卵料理です。オムレツ、オムレツ。卵に塩コショー、白ワイン、生クリームを混ぜて、トリュフオイルをタラーっと垂らし、よーくかき混ぜて、バターでレッツオムレット!


 さ、味見。これがトリュフの味ですか。「はぁ、そうですか」といった感じ(笑)。よかった、ちっちゃい瓶にしておいて(笑)。神田川さんはまだまだお子様のようです。(お子様の割には、お金の使い方が乱雑だぞ)
 気長に消化いたします。


 あれ?キャップがしまらない。クルクル回しても、てんでダメ。瓶の上に乗っているだけです。倒れたら確実に全部流出します。倒れなくても、香りがどんどん逃げていってしまう予感がいたします。さんざんですね。これだから、輸入品は困ります。
 これだから、イタリア村も流行らないんですよ。(おっと、すごい飛び方)