フレンチレストランの中国語講座

耳あて

破壊

 今朝、予約してあった耳エステに行こうと準備をしていたところ、問題発生。シャワーを浴びて、濡れたメガネを拭いていたら、ポロリと何かが落ちました。何? わ、鼻あてだ。取れちゃった。
 メガネのほうを見てみると、部品が外れたとかではなく、フレームの部分が折れてしまっている様子。最悪です。去年の9月に新調したばかりですから、まだ半年ちょっとしか経ってないんですよ。しかも、7万円以上したのに*1。ま、それはレンズの値段が高いから仕方ないのですが。
 とりあえず、修理に出してもすぐには直らないでしょうから、以前使っていたメガネを代わりにかけて、壊れたメガネを持って、まずは耳エステに行ってこなきゃ。

 到着。希望としては月イチくらいのペースで来たいのですが、忙しかったり都合が合わなかったりで、今回も久々。ちょうど2ヶ月ぶりです。前回はここに来た夜にフレンチをつくって大成功したので*2、今夜のフレンチinツキダテも大盛況のうちに幕を閉じるといいですねぇ。でも、あまりに高すぎて、庶民の口に合いませんでした、残念でした、ってな結果も考えられるので、期待しすぎないようにしなきゃ。


神田川さん、今日は奥のほうにちょっとありますねぇ。押し込んじゃってるみたいです」
 何の話かって、耳垢の話ね。いつも耳の中はきれいみたいで、あまりこんなことは言われたことがなく、ちょっと心配。知らないうちに麺棒で奥に押し込んじゃってたみたいです。気をつけなきゃ。
 って、あれ? 何かおかしいなぁ。あ、麺棒じゃねぇや。綿棒だ(笑)。漢字の誤変換ってのは恐ろしいですね。麺棒なんて耳に入るわけないや。私はゾウか(笑)。


 今日はヘッドマッサージの際に、いびきをかきかけてハッとして気がつくというのを5回ほど繰り返しましたが(笑)、全体的に見ればちゃんと起きていられたのでよかったです。
 それにひきかえ、隣の部屋で施術を受けているどこぞのおばさんは、後半、終始ガーガーと大いびきをかいて熟睡なさっている様子でした。その気持ちよさは重々承知していますけど、本当にもったいないなぁと同情。


 施術後、「取れたの見ます?」と言われて、「はい」と目を輝かせる神田川さん。そんなこと言われたの初めてだったので飛びついてしまいました。いったいどんなブツが私の耳に?
 ん? これ? 全然大きくないじゃないですか。ゴマ粒よりも小さい。
「いつもおきれいですからねぇ。そんなに大きいのはないですよ(笑)
 あ、そうですか。期待はずれって言えば期待はずれですけど、ないってことはいいことですからね。残念がる必要もないか。
 え? ブログ用に撮影? してませんよ、そんなもの(笑)。

メガネ

 お次はメガネ。新瑞キクチメガネへGOです。
「一週間ほどかかりますが…」
 ああ、いいですよ。仕方ないです。代えのメガネはありますし。
 何やら、折れてしまっているので、両方とも取ってしまって、新しい鼻あてを器具ごとつけるって方法しかないようです。かけ具合が変わらなきゃかまいませんけどね。
 とにかく、買って一年も経ってないんですし、7万以上してるんですから、「壊れた」って事実をもう少し反省して下さい。引取時、無駄に修理代の請求なんてしたら、容赦しませんからね。以上。

 もう昼過ぎになってしまいました。お腹すいたなぁ。でも、夜にはツキダテが待ってるので、あんまり食べ過ぎてもなぁ。だからって、このまま何も食べないでいるってのもつらいしなぁ。夜8時からだしなぁ。
 と思いながら歩いていたら、モスバーガーの看板が目に入りました。あ、モスでいいか。最近、看板メニューのモスバーガーがリニューアルして“新モスバーガー”になって美味しくなったらしいですし、ちょうどいい機会。買って帰って家で食べるか。
「新モスバーガーと、オニオンリングと、モスチキンを下さい」
 テーブルでしばらく待つこと数分。
「お待たせいたしました。モスバーガーとチキンバーガーです」
 はい、どうもありがとう。って、チキンバーガー?
 そんなもん頼んじゃいませんよ。私が頼んだのはモスチキン。バーガーじゃなくて、フライドチキンのほうですもん。
 でも、忙しそうでしたし、言い間違いってこともあるでしょうし、とりあえず黙って受け取りました。
 店の外に出て、念のため袋の中身を確認したところ、バーガーの包みが2つ。うわ、本当にチキンバーガー入っちゃってるよ…。どうしようかなぁ。モスチキンがどうしても食べたいってわけじゃないですけど、バーガー2つも食べると、後に相当響くしなぁ。仕方ない、回れ右だ。
「すみません、今買ったんですけど、違うのが入っちゃってて…」


 無事に交換してもらえたので、とっとと帰りましょ。暑いから、一駅だけど地下鉄で帰るか。ファーストフードって電車で匂いが充満するのでどうしようか迷ったんですけど、そんなに目立たないシックな紙袋に入れてもらえたし、一駅だから構いませんよね。
 気分が悪いときや、お腹がいっぱいのときって、電車でそういう匂いを充満させられると気分が悪くなりますよねぇ。フライドポテトとかすごく匂いますもん。


 以前も、会社帰りの地下鉄でものすごくハンバーガーの匂いが充満してたときがあったんですけどね、「まったく、誰だよ」とあたりを見回してファーストフードの紙袋を持った乗客を探してみたら、座席に座っていた女性が思いっきり食べてたことがありました(笑)。それはそんなところで食うな。

実食

 さて、本日のメインイベント、レストランツキダテで高級フレンチを堪能する会の時間がやってまいりました。ああ、楽しみです。


 食べられない食材のリストを事前に店に伝えていた神田川さん。きゅうり嫌いのひじさんに「『きゅうりの嫌いな人がいて…』って言ったら、『きゅうりは外せません』って言われた」と誤情報を流したら、全員が信じてしまい、「きゅうりが外せないって、いったいどんな料理なのか」と論争が巻き起こってしまったので、嘘だよとネタばらし。そんなわがままな店があるわきゃない(笑)。
 ちなみに、その食材伝達は、ゴマちゃんに会社からマッサージまで送ってもらう車の中でツキダテに電話をしたんですけどね。えっと、ひじさんがきゅうりでしょ、鍛冶屋さんがごまでしょ、おけらさんが生卵でしょ、えっと、あとは…
キャビアの食べられない人がいて…」
 はい、全部伝え終わりました。電話を切ると、隣で運転中のゴマちゃんがなぜか笑っています。
キャビアが食べれないって何なんですか(笑) ヒヒヒヒヒ」
 私ですけど、何か? お前は偽キャビアトンブリでも食ってろ。


 さ、無駄話はそのへんにしておいて、食べましょうか。いつも料理の写真を撮り忘れて食べてしまうので、今日はちゃんと撮りましたよ。ほとんどピンボケ写真ばかりで全然美味しそうに見えないのが残念ですが(笑)、撮った以上は責任持って掲載させていただきます。
 付き出し:
 豚肉のリエット、黒豚とフォアグラのパテ、豚の血のムース



 前菜:
 4種のトマトと手長エビ、ホタルイカトマトスープ仕立て








 スープ:
 白にんじんと蟹のスープ






 魚:
 伊勢海老のじゃがいも包み焼き





 肉:
 シャラン鴨とフォアグラのソテー、じゃがいものピューレ添え、りんごソース







 デザート:
 ブラマンジェ









 今回も美味しかったです。伊勢海老がなかなか殻から外れなくて悪戦苦闘しましたけど、あとはすんなり食べれましたし。鴨もちょっとくどかったですが美味しかったです。あの鴨が我が社から買ったものなのかは不明のままだったので、週明けにでも会社で営業担当に聞いてみよ。


 ただ、気になったのはまたしても隣の席の客。何やら「糖尿病、糖尿病」と言っておりました。また尿の話かよ!(笑)*3
 さらに、こんな発言も。
「ココナッツミルクは、中国語で“杏仁豆腐”って言うんだよ」
 嘘を言え。別物ですから、勝手な翻訳をしないように。翻訳コンニャクに叱られますよ。


 ということで、豪華ディナーは大きな混乱もなく終了。ご馳走様でした。
 私は明日は東京へ旅立つわけですが、ひじさんは明後日からバリ島に旅立つそうです。無職のくせに高級フレンチを食らい、さらにはバリまで堪能するとは、恐るべき無職パワーニートの皆さん、見習ってくださいよ。