唄う一週間

マヒマヒ

ゲゲゲ

 ゲゲゲの鬼太郎レポ参りますね。今回は第35話『死神の極楽ツアー』です。
 死神といえば、鬼太郎をだまくらかして魂を奪おうとするお話が有名ですけど、今回はちょっと趣が違うみたいですね。感動の親子愛バージョン。いってみましょう。


●妖怪横丁の温泉旅行が行われるそうです。住人は大喜び。参加費用6000円ですって。飲んだくれの子泣きじじいとかもそのくらいのお金は持ってるんでしょうか。謎。で、淋しそうな死神の子供・骨太くん。死神家は貧乏一家なので、本当は行きたいけど参加費用のせいであきらめた様子。かわいそうに。というか、死神も横丁に住んでる設定なんですね。なんだか、どんどんどんどん住人が増えていっている気がします。何でもありだな、こりゃ。
●死神のお家では、母親の青子さんが赤ん坊を背中におぶって家事中。そこへ父親・九九号(きゅうじゅうきゅうごう)が帰宅。今日も魂の捕獲に失敗して儲けがないようです。「そんなんじゃ旅行なんて無理だよ!」とママが言うので、骨太くんも「ぜんぜん平気だよ!」と明るく振る舞います。父は悲し。
●横丁では旅行の出発。バスの運転手は小豆あらい、バスガイドは砂かけ。でも、乗客からブーイングの嵐で、ネコ娘がバスガイドに推されますが、見てほしい肝心の鬼太郎はグーグーお休み。興味なしの様子。そして、温泉に旅行に行くってのに、目玉おやじ水筒のフタの簡易風呂ですでに車内入浴中。早ぇよ。
●一方、こちらは死神事務所。死神って組織のようになってるんですね。まさに営業サラリーマン。成績を争っている感じです。九九号はもちろん成績悪し。心優しい性格なので、事故死しそうな人を見つけると「危ないですよ」とこっそり注意してみたり、病死した人の家族に感情移入して悲しんでいるうちに魂に逃げられたりと失敗ばかり。このままだとクビですって。失業の危機。って、この死神、なぜか「こち亀」っぽい顔ですね。どうしてだろう。水木タッチには違いないのに、なぜかこち亀の匂いを感じてしまいます。内容が人情モノだから?
●父親の仕事を見て、心配する骨太。そこへ、ハワイからやってきた死神・マヒマヒねずみ男がやってきます。「俺たちの仕事を手伝わないか?」と言われた骨太は、父親を救うため協力することに。
●横丁チームは旅館・むじな屋に到着。温泉に入ってゆっくりくつろぎます。あれ? 先週の予告で観た鬼太郎の入浴シーンは? ほら、ぬりかべが無駄に前をタオルで隠していたあのシーンとか。男性陣の入浴シーンがまるまるカットになってます。砂かけばばあの入浴は流しておいて、主役の鬼太ちゃんのお風呂は放送禁止なんですか。まったく、どういうことだか。わかってないなぁ、ファン心理。
●温泉の後はフリータイム。招き猫の置物が欲しくて射的に挑戦していたネコ娘でしたが失敗。隣の鬼太郎がバンと指鉄砲でゲットです。ありがとう!と抱きつくネコ娘。コラ、セクハラですよ、離れなさい。鬼太郎も、妖力をかなり消耗するはずの指鉄砲をそんな娯楽で使用するなんて、親父さんが見たら泣きますよ、まったく。しかも、BGMが「北酒場」みたいで気になります。
●むじな屋の近くにあったハワイアンセンターにやってきた鬼太郎たち。しかしそこはねずみ男とマヒマヒが人間たちを連れ込んで大量の魂を一気にゲットしようと企む会場でありました。そんなことは知らない鬼太郎たち。マヒマヒの技によって、人間たちと一緒に魂を抜かれてしまいます。そして、魂を抜かれた体は氷漬けに。
 足だけ温水プールに浸かっていたかわうそは、魂を抜かれるも足だけは凍らずに済み、なんとか自力でドボンとプールに飛び込んで体を解かし、魂を飲み込んで復活。って、魂抜かれてるのに動けるって、いったいどんな設定? いい加減なつくりです。
かわうそに助けられた鬼太郎たちはマヒマヒと対決。マヒマヒの技は視覚的暗示で、サングラスをかけていれば防げるため、ねずみ男から奪ったサングラスをかけてマヒマヒに挑む鬼太郎。でも、あんた、左目ははなっからないんですから、片目分のサングラス、誰かに貸してあげたら
●で、なんだかんだでマヒマヒを撃退し、魂も戻り、骨太も無事。そこへ九九号と青子がかけつけ、家族愛を見せ付けて終了。でも、父が失業の危機ってのは変わりないんですけどねぇ。転職考えた方がいいかもよ。


 さて、次回は「松明丸(たいまつまる)」とかいう炎の鳥の妖怪がご登場のようです。知らないなぁ。知らないけど何か見たことあるなぁと思ったら、BLEACH燬鷇王(きこうおう)にそっくりです。ジャンプからパクリまくりですね。あ、ポケモンファイヤーにも似てるなぁ。次なるパクリにも期待です。
 そして次回は僕らの蒼兄さんや、新キャラ・天狗ポリスのエース「黒鴉(くろからす)」も入り乱れるそうなのでお楽しみに。



 さて、こちらのイラストは、エンディングテーマ「妖怪横丁ゲゲゲ節」のパッケージイラストです。ここにいらっしゃってくださってるみーこさんからいただきました。
 横丁のメインキャラ総出演って感じですけど、こんなに乗ったらいくらなんでも沈むだろうよ、一反もめん(笑)。

妖怪横丁ゲゲゲ節

妖怪横丁ゲゲゲ節

BGM

 鬼太郎を観終え、マッサージのために新瑞へ。まだ時間があったので、ワンフロア下のキクチメガネにて、掛け具合がゆるくなってしまったメガネを調節してもらうことに。
 直してもらっている間、することもないし、何も見えないので、目をつぶってぼーっとしていると、離れた向こうのフロアで流れているBGMが気になりはじめました。よく聴こえませんけど、聴いたことのある曲ですね。あ、NEWSの「weeeek」です。現代版・一週間。チュラチュラチュラチュララ〜。
 しかし、ちょっと妙。音が大きくなったり小さくなったりしている気が…。店内のBGMですから、音量を突然大きくしたり小さくしたりってこともないはずですし。私が集中している時は大きく聴こえて、雑踏に紛れてしまった時には小さめに聴こえているんでしょうか。それとも単なる錯覚?
 しばらく聴いていて、それが錯覚でないことがわかってきました。BGMに合わせて誰かが一緒に歌っています(笑)。見えないのでそれが男なのか女なのか子供なのか大人なのかそのあたりは何もわかりませんけど、その人が歌ったり歌わなかったりしているので、私の耳に届く音量に差が生じているようです。歌うなよ(笑)。

新幹線の過ち

 その後、マッサージを終え、本屋に立ち寄った神田川さん。あ、そういえば、テレビマガジンの最新号が発売されたばかりのはず。テレビマガジンって、テレビ雑誌じゃないですよ。あの、子供が愛読する、アニメとか戦隊モノのヒーローとかの特集が満載の雑誌ですよ(笑)。あのテレビマガジン。
 テレマガは鬼太郎関連の話題が満載なので気にはなっていたのですが、とうとう買ってしまいました。お前、歳いくつだよって感じですけど、こうなったらもう父親になりきって(笑)。
 ああ、懐かしいなぁ、テレマガ。昔、愛読してました。それこそ、第3期の鬼太郎が放送されてた頃、毎月買ってもらってましたもん。鬼太郎グラビアが豪華なんですよねぇ。
 ↑の鬼太郎レポのところに載せたマヒマヒのイラストも、このテレマガから抜粋。あくまでイメージイラスト的な感じなので、実際のストーリーとはいろんな点が違いますけど、それでも満足です。今後の3話分のイラストもありますので、その都度載せていく予定です。
 鬼太郎年賀状ってのも付いてました。さて、誰に送りつけようか(笑)。


 そういえば、テレマガを買う際、レジにて誤植発見。
 カレンダーの手書きの宣伝みたいな紙に、「新幹線」とあったのですが、“”の字の左側が「車へん」になっちゃってたんです。突き抜けちゃったんですね。ま、意味合い的にわからなくもないですけど、ない漢字をつくっては失格です。あったらごめんなさい(笑)。