鼻のない肉屋
間違い電話
昨日、会社の留守番電話にこんなメッセージが入っておりました。
初老らしき男性の声です。
「そちらの耳鼻咽喉科のほうに行こうと思うのですが、診察時間はいつがありますでしょうか? 午前とか、午後とか、何時かわかれば教えていただきたいのですが」
申し訳ないですね、うちには耳鼻咽喉科なんて部署はありませんので(笑)。
留守電に慣れていないおじいさんなんでしょう。教えてくださいって言ってる割には、連絡先はなにひとつ告げてなかったので。教えようがない。
ま、診察時間より、正しい病院の電話番号をまずは教えてあげないと。
言いまつがい
電話といえば、今日はジェニロペの口からこんな珍発言が飛び出しました。
取引先から納品時間の件について問い合わせがあったようで、「一度確認します」と一旦電話を切り、配達の担当者のケータイに連絡して納品予定時間を確認し、再び取引先に電話をかけたジェニロペ。「いつもお世話になっております」と普通に話し始めたのですが、次の瞬間…
「先ほどの、納品事件の件なんですけど」
横にいた私はびっくりしてしまいましたよ。事件!?(笑)
すぐに「納品時間」って言い直してましたけど。ちょっとありそうですもんね、2時間ドラマのタイトルとかに。なんたら納品殺人事件!とか。ないか。
しばらくして、私が「さっきの凄かったね、納品事件(笑)」と切り出すと、まさか私に聞かれていたとは思っていなかったようで、「聞いてたんですか!?」と大変恥ずかしそうにしておりました。可笑しいのと恥ずかしいので泣いてましたし(笑)。
普通、あんなところで噛む人いないですもんねぇ。時間を事件だなんて。貴重な噛み具合です。
聞きまつがい
そういえば、ちょっと前のことですが、こんな言いまつがいもありました。これは単なる聞き間違いなのかもしれないのですが…。
先日、長年にわたって正社員として勤めてきたスーさんが退職し、とりあえず向こう1年間は嘱託社員として会社に残って働いてくれることになりました。で、我が社の給料計算が二十日締めなので、今月の20日がとりあえずの退職日ってことで、その日に社長からみんなを集めて説明があったんですね。
「本人からいろいろ聞いたりして知ってる人もいると思うけど、そういうことになりまして。一応、二十日締めってこともあって、今日みんなにちゃんと話をします」
というようなことを社長が話し出したのですが、その「二十日締め」ってのが、私の耳がおかしかったんでしょうかね、明らかに「辱め」に聞こえたんですよ。「ハズカシメ」(笑)。
頭の中ではちゃんと「二十日締め」だってわかってるんですけど、明らかに「辱め」に聞こえてしまったので、真面目な話の最中なのに、もう可笑しくて可笑しくて。ニヤニヤしてしまうのを必死に堪えておりました。今日はスーさんを辱める会だなんて、想像しただけでも噴き出しそう。
後日、そのことをゴマちゃんに告げると、「僕も辱めって聞こえました!(笑)」と意気投合。
やっぱり、社長、わざと言ったな(笑)。