消えた当たりクジ〜1/2の悶絶〜
今頃続編
昨日、シューの話を書いたので、今日はそのついででシュークリームの話を。
以前、ロシアンシュークリームの話を載せた際に*1、我が社で巻き起こったとんでもない騒動のことを少しふっておいたのですが、今日はやっとのことでその話を書きましょうか。って、いったいどんだけ前の話だよってことなんですけどね。1年も前。いつの伏線をやっと回収だよ(笑)。なかなかタイミングが合いませんで。
もう数年前の話になりますけどね、仕事中、社長夫人からシュークリームをもらったんです。スーパーとかで売ってる、パックにたくさん入ったベビーシューみたいなやつあるじゃないですか。カスタードがちょっとニセモノっぽいやつ。あれを。
で、当時の後輩と分けていくつか食べ、残りは5つ。ここで私の悪戯心に火がついてしまいました。そして、そのうちの2つに練りガラシをブチュっと注入。これで3つがノーマル、2つがカラシとなりました。というか、よく練りガラシが居合わせたなと感心(笑)。
間もなくタケポンが配送から戻ってきます。彼のことです、シュークリームを目にしたらとりあえず食べるはず。相手の心理を読み、最も取りやすそうな位置にカラシ入りをスタンバイさせ、待機。
しばらくして社に戻ってきたタケポン。そして狙い通り、カラシ入りを口に放り込み、動きが止まりました。ビンゴ。こんなに簡単にいくとは。ちょっと簡単に行き過ぎて、面白くありません。お詫びで、ちゃんとしたノーマルも食べさせてあげました。
で、本編はここから。なんだかんだで残りは2つになり、カラシの確率は1/2になりました。そして、そのシュークリームはとりあえず隣の部屋に置いておいたんですね。いつまでもそんなものにかまってもいられないので。ちゃんと仕事しろよって話です。
しかし、しばらくして他の用事でその部屋を訪れた際に何気なく見てみると、2つ残っていたはずのシュークリームがあと1つになっているではありませんか。しかも、ポジション的に明らかにカラシ入りが消えている…。
そして、その部屋には社長が一人。他の誰かが出入りした形跡もありません。まさか…。
でも、もし社長がカラシ入りを食べたとしたら、何らかのリアクションが隣の部屋の我々まで伝わってくるはず。扉は開けてあったので。しかし、「何だコレ!」とか「うわっ!」とかいう声も聞こえてきませんでしたし…。果たして、カラシ入りはどこへ消えたのか。
真相がわからぬまま、それから数ヶ月が経過しました。
とある酒の席で、酔った社長が「そういえば、前に…」と、カラシ入りシュークリームを食べた話をはじめました。うわ、やっぱ、社長が食ってた(笑)。
聞くと、食べておかしかったのですぐに吐き出したとのこと。無言でかよ(笑)。でも、被害がそれ以上に及ばなくてよかったです(反省ナシ)。
そういえば、適当に「悶絶」なんてタイトルつけちゃいましたけど、調べてみたら、悶絶ってのは“もだえ苦しんで気絶すること”って意味なんですね。よかった、気絶するほどカラシ入れてなくて。