桃畑中学生

kandagawabbc2008-06-19

 というわけで、昨日つくった桃デザートが冷えて固まりました。完成です。プリンやゼリーは、もう2層以上の構造じゃなきゃ満足できなくなっている、断層中毒神田川です。
 下の白いほうは、桃のミルクプリン
 桃、牛乳、グラニュー糖、白ワイン、ゼラチンが入っています。本当は生クリームでつくりたかったのですが、急遽つくろうと思い立ったので、牛乳しかありませんでした。で、冷やしている最中に、「どうして練乳を入れなかったのか」と思いつき、反省の神田川さん。
 一方、上の層は、桃と赤ワインのゼリー
 桃、赤ワイン、水、グラニュー糖、レモン汁、はちみつ、ゼラチンが入っています。桃の香りを出したくて、赤ワインで桃の皮を煮てから、皮を捨てて調理開始。効果があったかはよくわかりません(笑)。


 で、お味はというと、ゼリーが甘すぎたかなぁとも思ったのですが、プリンのほうが甘さ控えめだったので、一緒に食べるとバランスが取れてちょうどよかったです。プリンというか、ほとんど桃果肉ですけど(笑)。桃をそのまま食べている感じ。贅沢極まりないです。
 あとは、缶詰めの白桃をのせて、ミントでも飾れば完璧な完成品ですね。そこまではしませんが。

 
 スーさんからいただく最後の桃だったので大事に食べなきゃなどと言っておきながら、ある程度食べて残りをこんなものにしてしまって(笑)。リメイクしなきゃ満足できない体になっているようです。自分で買ってきた桃なら、こんな贅沢な使いかた出来ないですもん。ありがとうございました。

中学生


 昨日、やっとこさ「古畑中学生」を観ました。最初はちょっとのどか過ぎるかなぁと思っていたのですが、後半になるにつれてミステリー色が強くなり、なかなか面白かったです。せつなかったですし。こっからネタバレも含みますので、まだ観てないかたは気をつけて下さいね。


 予告映像を見た時には、教頭役の浅野さんがものすごく怖そうだったので、これはきっと浅野さんが殺人犯で、古畑と仲良しの教師役の原田泰造が古畑のために命を落とし、それが後々の古畑に影響を与えるってストーリーなのかなって思ってたんです。でも、雑誌のインタビューで三谷さんが「人が死ななくても面白いミステリーは書ける」って言ってたので、すぐに却下。死なない路線なんだ。
 で、観はじめたら、浅野さんがものすごく悪い感じで、泰造がすごくいい先生なので、最終的にはきっとこれはポジションが逆転するなとふんでいたら、まさにその通りでした。古畑と向島くんを殺そうとまでするとは思いませんでしたけど。
 浅野さんに影響を受けて、黒服と自転車を受け継いだってことはわかりましたけど、もっと謎が紐解かれるのかと期待してたんですけどねぇ。どうしてそんなに襟足が長いんだとか(笑)。
 あ、そうか。浅野さんはずっと黒服だったんだから、そこで気がつかなきゃいけなかったわけだ。彼が古畑に影響を与えた人物だって。読みが甘かったなぁ、神田川さん。
 あと、やたらとホームズの話が出てきてストーリーに絡むのですが、私ぜんぜん読んだことないので、そのへんが把握できなくて残念でした。知ってたらもっと面白かったのに。
 全体的には、古畑というより、ホームズとか明智小五郎的な仕上がりでしたね。時代背景が現代じゃないわけですし。
 シリーズ化の可能性もあるみたいですけど、ぜひ実現させてほしいなぁと思います。向島くんだけじゃなくて、もっといろんなキャラの過去も観てみたいですもん。
 そういえば、ラストシーンで、古畑さんと向島くんの写真の後ろにイチローのサインバットが飾られていたのがにくい演出でした。よけいにせつない。でも、向島くん、平和に暮らしてるみたいでよかったです。また会う日まで。