カラスミの蔓延

kandagawabbc2008-12-02

輪切り

 数日前からイワシが「頭が痛い」と言っていました。肩凝りからくる頭痛なのか、風邪なのかわかりませんが、さらに吐き気までもよおしてきたみたいなので、先日病院へ。単なる胃腸かぜ(島風にいえば感冒*1)ならいいんですが、後頭部が痛いとか言うので怖いですもんね。くも膜下出血の予兆とかだったら大変です。早く調べてきて。
 あれ?“くもまっか”でなかなか変換されないなと思ったら、“くもまくか”なんですね。そりゃ読めばそうなんですけど、普通にまっかだと思ってました。
 はい、で、診察の結果、多分大丈夫だろうけど念のため後日CTを撮ることになって、今日病院に出かけていきました。
 私が「あれってやる前に注射打つよね」と言うと、「いやいや、そんなびびらせないで下さいよ。打ちませんから」と全否定。あれ?そうだっけ。私の勝手な勘違い?
「だって、やったことありますもん」
 何だ。経験済みなのか。じゃ、打たないのかも。
神「あ、じゃあ、打つのはMRIだ」
 そこへチーフ。
チ「打たない、打たない」
 あ、そう? じゃ、何の検査だったかなぁ。ドラマ観てて「え?そんな検査でも注射打つの?」と注射嫌いの私が慄いたことが確かにあったはずなんですけど。
 ま、いいや。イワシが単なる腸感冒であることを願うだけです。というか、もう結構元気だし大丈夫でしょ。ピップエレキバン貼っとけ。

贅沢パスタ

 今夜は会社で鴨の食べ比べ試食会がありました。「売るには味を知らなきゃ」ってのが一番の目的のはずなのですが、「美味しいものは食べたい」ってのと、「ついでに飲んで騒ぎたい」ってほうがメインに推し出されている感のある我が社らしいイベントです。特に後者ね。みんな、口実つくって飲みたいだけ。
 で、合鴨やフランス産の高級鴨などを炭火で焼いて食べました。美味しい。普段の生活じゃあんまり鴨なんて食べないですけど、全然とりっぽくないですよね。何も知らずに食べたらヒレかと思うくらい美味。


 で、話はちょっと飛びますが、ちょっと前に、仕入先の魚屋さんからカラスミをもらったんです。4本も。高級品なのに、何て惜しげもない。
 普通に食べるにしても4本もあっちゃ飽きるし、酒好きの酒飲みじゃないとそんなに美味しいものじゃないですし、どうせなら今日パスタにしちゃおうかってことになって、私がつくるハメに。はい、つくりますとも。
 あ、そうだ。昨日チーフに半年遅れの誕生日プレゼントでもらったオリーブオイル使えるじゃないですか。グッドタイミング。


 以前、カラスミパウダーでつくった時みたいに*2ペペロンチーノにしようと思ってたんですけど、ジェニロペが「クリーム系じゃないんですか?」と言い出したのでちょっと思案。カラスミのクリームパスタなんてあるのかなぁ。まあ、明太子クリームがあるんだから、おかしくはないんでしょうけど。
 ネットで調べてみたら、ああ、ありますな。カラスミのクリームパスタ。じゃ、それもつくりますか。
ついでに、今乗りに乗っているカリカリ梅・こぶ茶・あげ玉をベースにした和風パスタも思いついちゃったので、こうなったら3種類に挑みます。


 で、カラスミをみじん切りにし、鴨の試食の合間合間に3種類同時進行で奇跡のカラスミパスタ完成。

 左が、カラスミのクリームパスタカラスミ、しいたけ、玉ねぎ、ホワイトソース、牛乳、コンソメ、塩コショー、オリーブオイル、パセリ、ビール入り。ワインなかったから、誰かが飲んでたビールで。
 真中が、カラスミのペペロンチーノカラスミ、オリーブオイル、にんにく、唐辛子、塩コショー、にんじん、パセリ入り。
 右が、カラスミカリカリ梅の和風パスタカラスミカリカリ梅、揚げ玉、こぶ茶、塩コショー、オリーブオイル入り。
 それぞれにカラスミを1本ずつ投入した贅沢極まりない高級パスタです。こんなもの、値段付けたら凄まじいことになる。
 ちゃんとしたカラスミのパスタなんてつくるの初めてですが、これが凄いことに3種類ともものすごく成功で、自分の腕に驚きました。みんな「うまい、うまい」と、バットからそのまま箸でがっついていました(笑)。私も自分で「うまい、うまい」と食べていましたので、相当な仕上がりだったと思います。
 16人分相当の麺を茹でたのでかなり大量だったのですが、参加者みんな(10人くらい)で完食。こんなに大量のパスタつくるなんて、まるでどこかのイタリアンのシェフにでもなった気分。つくってるとき、仕上げ段階で誰かが「何か手伝おうか?」と来ても、「出て行ってくれ!」状態でしたから(笑)。だって、みんな酔っ払ってるから邪魔なんですもん。


 ということで、鴨をパスタが思いっきり食ってしまった状態ですが、それはいたしかたないことですよね。例の♪こな〜ゆき〜の豚のしゃぶしゃぶ*3も同時開催で食べたのですが、今度我が家でも食べる予定なので、そちらの感想はまた後日。