600円の誠意
6000円
昨日の6000円お預けの話を会社にて披露。
「ありえない」
「ありえない」
「ありえない」
みんな一様に同意見。そりゃそうだよな。お金がなくって「困ります」って訴えたら返してもらえたんだろうか。
「でも、私も同じようなことありましたよ」
あ、ジェニロペもあったの?
うん、はい、ATMで、お金が出てこなくって、「出てこないんですけど!」って文句言って、はい、調べてもらったら、自分がお札と一緒にレシート混ぜ込んで入れて壊してたって。
それはあんたが悪いでしょ(笑)。
私は純粋な一万円札しか入れてないですもん。
で、気づかぬうちにケータイに着信履歴。きっと駅からだ。
かけなおしたら、そうでした。夕方になるかもって言ってたのに、まだ11時前。意外に早かった。
「すみません、6000円出てきましたので」
出てきたって何よ(笑)。私が6000円を詰まらせたみたいじゃない。私のせいじゃないです。
「ご都合のいい時に、寄っていただけますか?」
あ、やっぱ取りに行かなきゃいけないのね。振り込めよ!とも思いますけど、どうせ帰り道だし。
「たくさん並ばれてても、誰かにお声かけていただければすぐご用意いたしますので」
当たり前じゃないか。どうしてまた列に?(笑) そこまでバカじゃないよ。
ということで、帰りに寄ってきました。
「あっ、神田川様ですか? お待ちしておりました〜」
えらく笑顔。もっと申し訳なさを前面に押し出せ。
奥から、昨日のお姉さん登場。こっちは申し訳なさそう。それでよし。
「すみませんでした。6000円出てまいりましたので」
だから、出てきたって何よ(笑)。まあ、いいけど。
「わざわざお手数おかけしてしまったので…」
何かくれるの? あ、切符?
期限もなし、区間も無制限のタダ乗り切符を2枚いただきました。おや、それはどうも。なんだ、なかなかやるじゃんか。
と思ったのですが、よく考えたら、頑張って使っても2枚で600円くらいの価値でしょ。安上がりな誠意ですね。
大変寛容な神田川さんでよかったですね、ホント。