600円の誠意

kandagawabbc2009-10-02

6000円

 昨日の6000円お預けの話を会社にて披露。
「ありえない」
「ありえない」
「ありえない」
 みんな一様に同意見。そりゃそうだよな。お金がなくって「困ります」って訴えたら返してもらえたんだろうか。


「でも、私も同じようなことありましたよ」
 あ、ジェニロペもあったの?
 うん、はい、ATMで、お金が出てこなくって、「出てこないんですけど!」って文句言って、はい、調べてもらったら、自分がお札と一緒にレシート混ぜ込んで入れて壊してたって
 それはあんたが悪いでしょ(笑)。
 私は純粋な一万円札しか入れてないですもん。


 で、気づかぬうちにケータイに着信履歴。きっと駅からだ。
 かけなおしたら、そうでした。夕方になるかもって言ってたのに、まだ11時前。意外に早かった。
「すみません、6000円出てきましたので」
 出てきたって何よ(笑)。私が6000円を詰まらせたみたいじゃない。私のせいじゃないです。
「ご都合のいい時に、寄っていただけますか?」
 あ、やっぱ取りに行かなきゃいけないのね。振り込めよ!とも思いますけど、どうせ帰り道だし。
「たくさん並ばれてても、誰かにお声かけていただければすぐご用意いたしますので」
 当たり前じゃないか。どうしてまた列に?(笑) そこまでバカじゃないよ。


 ということで、帰りに寄ってきました。
「あっ、神田川様ですか? お待ちしておりました〜」
 えらく笑顔。もっと申し訳なさを前面に押し出せ。
 奥から、昨日のお姉さん登場。こっちは申し訳なさそう。それでよし。
「すみませんでした。6000円出てまいりましたので」
 だから、出てきたって何よ(笑)。まあ、いいけど。
「わざわざお手数おかけしてしまったので…」
 何かくれるの? あ、切符?
 期限もなし、区間も無制限のタダ乗り切符を2枚いただきました。おや、それはどうも。なんだ、なかなかやるじゃんか。
 と思ったのですが、よく考えたら、頑張って使っても2枚で600円くらいの価値でしょ。安上がりな誠意ですね。
 大変寛容な神田川さんでよかったですね、ホント。