七つの海の読書感想文

kandagawabbc2009-11-27

読書

 秋。秋といえば読書の秋ですね。
 って、もう11月も終わり、寒々としてきてからこんな話題書くのもなんなんですけどね。
 ということで、読書感想文の話。これ、本当は、8月くらいに書こうかと思ってた話題なんですけど、タイミングを逃して秋に突入し、もう冬に至りそうになったので、とりあえずここらへんで書いておかなきゃもうお蔵入りになっちゃうなって慌てて書いてます(笑)。


 で、夏にですね(笑)、めざましテレビで、今どきの読書感想文事情特集をやってまして、ほら、夏休みの宿題だから。
 読書感想文、得意でした? 私は苦手だった気がします。どうしても、よくありがちな「あらすじをなぞる」風になっちゃって。だって、あれってかなり難易度高い気がしますよ。読書の感想っていったって、どういうところにどういう意見を持ったかってことなんだから、本の内容も当然ある程度は書かなきゃいけないわけでしょ。で、そこに自分の感想を織り交ぜる。難関ですよ。


 でね、めざましでいろいろ紹介されてたんですけど、「おりがみ事典」で読書感想文を書いたっていう仰天の女の子がいたんです。おりがみ事典って、おりがみの折り方がいろいろ載ってるやつですよ。あれで読書感想文。時代が時代なんでしょうかね。昔だったら、そんなものを感想文にしたら怒られそうですよねぇ。恐れ多くて出来ません。
 だいたい、感想文ってのは、感想を書くっていう以前に、「本を読む」って行為が大事なんですもんね。それも込みですもん。おりがみ事典って。
 その感想文自体も、「○○は折るのが難しかった」とか、「もっといろんなものを折ってみたいと思いました」とかそんな感じ。顔も可愛げがない感じ(笑)。で、ちょっと自慢げ。自分の子供がこんなんだったら嫌だ(笑)。


 そうは言っても、私も昔は結構なことをやってました。
 小学生の時、夏休みの宿題で読書感想文を書く際に、何を読もうか迷って本屋さんをウロウロ。で、目にとまったのが「七つの海のティコ」。当時、世界名作劇場でやってたアニメのノベライズ文庫でした。
 で、「これはいいかも」と思った私は、特にそれを買うこともなく、アニメを見てただけの内容で、「本を読んだ」感を交えつつそれを感想文にした覚えがあります。


 あと、その翌年か数年後か忘れましたが、今度は面倒さがさらにパワーアップした私は、ありもしない本を設定し、それの感想文を書くという暴挙に(笑)。どんな内容の本にしたか忘れましたが、「こういう小説を読みました」って感じで勝手に書いてやりました。本のタイトルも、どんな内容にしたかもさっぱりおぼえておりません。そのくらいの想い出。
 でも、ありもしない本を生み出してしまったので、調べられたら嘘がバレて大変なことになりますよねぇ。先生もきっと忙しいから一人一人そこまでは調べないだろうとか、とりあえず出版社はどこにしようとか、いろいろ考えてた記憶があります。そんな心配するなら、本をちゃんと読めよって話ですが(笑)。
 今はインターネット社会ですから、こんなウソはすぐに見破られるでしょうね。決してやらないように。