11年愛

靴

　先日、会社でふとアーサーの足元を見たら、靴がおかしなことになってました。
　黒の靴なのですが、なぜかガムテープが貼ってある。
「靴、壊れちゃって」
　靴底が取れてパッカパカになるので押さえてるみたい。応急処置も甚だしい(笑)。
「11年履いてるんです」
　えっ？それはすごい。物持ちがいいですね。

　でも、私も靴にはこだわりがないから、壊れるまで履くタイプです。あれこれ履き換えもしないし。
　私の場合は、靴が壊れるっていっても、底がとれちゃうとかじゃなくて、指が突き抜けて穴があいちゃうんですよね。ドリルじゃないですけど(笑)。
　足の甲の幅が広いみたいで、幅広のを買っても窮屈なんです。だから、ずっと履いてると、足の小指のところがどんどん内側から破壊されていって、最終的には穴が貫通して飛び出すという。大抵はこの壊れ方。
　最近は靴の先がとんがってるトンガリ靴が男性に流行ってるみたいですけど、あんなのは絶対に無理。もっとゴムべらみたいに広がってる感じの靴がほしいです。三味線のバチみたいにとか。