ゴマちゃんの狂犬捕り物帖

W-cats

チャイニーズ

 今日、チーフが突然何を言うかと思ったら、「神田川って、中国人の血が流れてるか?」って。真面目な顔でする質問じゃないですよ(笑)。そんなに中国人に見えますか? それとも訛り?
 と思ったら、餃子の話でした。先日のイベリコ餃子、少しチーフにもあげたんですよね。で、昨日やっと食べたそうで、本場中国の独特の味がして美味しかった、と。だからって、私は日本人ですから。
紹興酒のせいじゃないですか?」
「あ、紹興酒か」
解決。日本人の私にだって、本場の味は可能なようです。

イヌ乱入

 さて、今日の主役は久々登場のゴマちゃん。今日の彼はかなりの爆発度合いでした。


 奥の小部屋で一人で作業をしていたゴマちゃん。神田川さんはいたずらを思いついてしまいました。
 ぐるっと回って外の駐車場へ出て、ゴマちゃんがいる部屋の窓の外までやってきました。そこで、得意の声帯模写。「ワン、ワン、ワン」と犬のマネ。私の犬はかなり本格的なため、ちょっとやそっとじゃ見破れません。一通り吠えたら、すぐに社内に戻って、ゴマちゃんがいる部屋へ。
「今さぁ、大きな犬がいてさぁ」と窓から外の様子をうかがう神田川さん。「今、聞こえました!」とゴマちゃん。そうそう、吠えてたもんね、私が(笑)。
ゴマ「大きかったですか?」
神田「わかんない。お尻しか見えなかったから。すぐ逃げちゃってさ」
よくもまあ、次から次へと自然にホラがふけますね(笑)。
 というやりとりを、他の社員にもこっそり告知。みんな爆笑です。さあ、さらに行きますよ。


 私は再び駐車場にスタンバイ。タイミングよく他の社員がゴマちゃんの部屋へ行き、「大きな犬がお前の自転車のまわりうろうろしてるぞ」と吹き込みます。そこへ外から「ワンワン」と神田川さん。ビクっとしてキョロキョロしはじめるゴマちゃん。手が込みすぎ(笑)。
 さらに、“犬”を現実に近づけるため、とめてあったゴマちゃんの自転車をそっと横たえる私(笑)。これで、大きな犬が暴れて自転車を倒したという構図の完成です。
 あまりに「犬」が気になったゴマちゃんは、自ら話題沸騰の駐車場へ赴きました。そして「あっ」という顔であわてて走っていきました。横転自転車発見。神田川さん、おかしくてしかたありません(笑)。
 数分後、さりげなく再びゴマちゃんの部屋を訪れ、窓から犬を気にする様子をみせる神田川さん。
「自転車が倒されてましたよ」とゴマ激白。
神田「えっ?自転車が?」
ゴマ「はい」
神田「イヌが?」
ゴマ「わかんないですけど。風ですかねぇ」
神田「風で倒れるか?」
ゴマ「どうなんでしょうねぇ」


 そんなところへ、社長夫人が登場。巨大な犬が出たという話を聞くと、「え?猫でしょ?」と疑問。ああ、確かに朝は本当に猫がいたんでした。
「朝は猫だったんですけど、今は犬がいたんです」と神田川さん。
神田「ねぇ?ゴマちゃん」
ゴマ「みたいですねぇ。見てはないですけど」
神田「鳴いてたもんねぇ」
ゴマ「はい!2回聞きました!
忠実で大変よろしい(笑)。といった感じで、犬の正体が目の前の上司だとは微塵も感じさせず、そのまま終了。明日の展開に期待です。

party

 話は変わって、今度はゴマちゃんの話題。(変わってねぇよ)
 来週末に誕生日を迎えるゴマちゃん。ちょうど土曜日だったので、「じゃあ、その日はパーティーだな」ととりあえず言ってみました。そんなもの当然、開催はしませんが。
「えっ?何のパーティーですか?」と嬉しそうなゴマ。
「そりゃ、仮装パーティーじゃない?」と神田川さん。そんなもんやるか。
と、突然、ゴマちゃんが慌てふためきだしました。
「ボっ、ボク、殺されるんですかぁ〜!?」
いきなり何の話ですか?(笑) ついていけません。なんでそういう展開になるんですか?
あ、もしかして「火葬パーティー」と勘違い? どうやったら、そんな解釈できるんですか!(笑) いい加減、燃やすぞ