不信な鷹は爪をかくす

茶屋

挨拶

 どうも。今朝、コンビニで「ホットケーキサンド チョコバナナ」というパンを食べながら歩いていたのですが、あまりにまずくて、そこらにいた野良猫に差し上げてきた神田川です。
 今週も仕事はそんなに忙しくなかったはずなのに、いっこうに体が回復しない日々を送っております。私の足が軟らかくなる日は来るのでしょうか。

チーフの興味

 最近、出会い系サイトに興味を持ちはじめたうちのチーフ。今頃、どういう目覚めでしょうか(笑)。
「そういうところから浮気に発展して、奥さんに刺し殺されるんですよ」
 私がそう忠告すると、チーフは「ああ、松下由樹のやつみたいにか」と笑顔。何の話ですか?(笑)
「あと誰だっけ、ほら、あ、米倉涼子か」
 ああ、ドラマの話ですか(笑)。いきなり何を言い出すのかと思いましたよ。あのドロドロさが最高潮で話題のドラマですね。
神「観てるんですか?」
チ「観てる」
神「奥さんと二人で?」
チ「そう」
神「気まずくないですか?」
チ「なんで? 俺、浮気はしねえもん」
 ああ、そうですか。たとえ、結婚当時に比べて体重が倍にふくれあがった妻でも、愛情はあるんですね。でも、さっきは自宅のことを“家畜小屋”と言ってませんでしたっけ?(笑) 家畜は酷い。
 「デブはどうしてもダメなんだ…」と拒絶しながらも、「いやいや、うちの妻はかわいい」と自分に言い聞かせている姿を隣で見ていると、悲しくなってきますが(笑)。


チ「何てタイトルだっけ?」
 ん? あ、ドラマの話ですね。えっと、何でしたっけ。私、ちゃんと観てないのではっきり憶えてないんですよね。
チ「あ、“卑猥なとき”だっけ」
 絶対に違います。タイトルから卑猥さがあふれすぎてます。この時点でR-18指定は間違いない(笑)。
チ「絶対、そうだったぞ」
 だから、違いますって(笑)。そんなタイトルじゃ、松下さんにも米倉さんにもオファー断られますから。
 あ、思い出しました。「不信のとき」ですよ。“卑猥”なわけがない。よくもまあ真顔でそんなことが言えますね。感心。

唐辛子

 帰宅後。台所で“鷹の爪”を探していたのですが、なかなか見つからず。先日、自分で使って、確かにこの引き出しにしまったはずなのに。物が多すぎて見当たりません。
 そこへ母がやって来たので「唐辛子、知らない?」と質問。知らないようです。使っていないとのこと。じゃ、やっぱりこの引き出しにあるんですよ。探せてないだけで。
 とそこへ、今度は祖父が登場。
「何、探してるんだ?」
 母が「おじいちゃんに言ってもわからないから、いい」と拒絶。ひどい扱いです(笑)。それでも、あきらめずに寄ってくる祖父。
「何を探してるんだ?」
 どうせ聞いても居所はわからないだろうとは思いましたが、あきらめてくれないので、私と母は「唐辛子」と声を揃えて言いました。すると、祖父はこう教えてくれました。
俺は、唐辛子なんか知らんぞ
 だから、聞いてないんだって、お前には(笑)。