ピアノ・レッスン

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ゴマ節

 今日の夕方、取引先のとあるホテルの業者会に出掛けるはずだったチーフ。出入り業者を集めて、どうのこうの説明があったり、食事をしたりする会合ですね。
 昼過ぎに、チーフの姿が見えなかったので、ゴマちゃんが私に聞いてきました。
「チーフ、もう行きました? 企業説明会
 企業説明会? 転職させる気ですか?(笑) 入社して間もないのに、人事まで握り始めたわけですか。恐ろしい。逆らわないようにしなきゃ。

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 帰りの地下鉄のエレベーターにて。私と一緒に、小学校にあがったくらいの男の子と、その祖母らしき老婆が同乗。
「おうち帰ったら、やってみたら?」
 祖母が孫に何か勧めています。何でしょう。指をなにやら動かしていますね。
「せっかくピアノあるんだし」
 あ、ピアノですか。お稽古ごとですね。
「ね? やってみたら?やってみようよ。おばあちゃん、送り迎えしてあげるから
 いやに勧めますね、この祖母。何ですか、この無理強い。悪巧みの気配がします。
孫「う〜ん、じゃ、やってみようかな
 えらく簡単に乗りましたね(笑)。これできっとお小遣いもたくさんもらえますよ。


 でも、ピアノを習うってのはいいことですよね。小さい頃から音楽にふれることは大切です。「ピアノが弾ける」っていうと、なかなか箔もつきますしね。
 私も小学校1年から3年ほど習っていましたが、それだけでも適当にはなんとか弾けます。でも、自宅でピアノの練習をした記憶はほとんどないですけどね(笑)。普通、出来なかった部分を練習したり、復習で何度も弾いてみたりするわけでしょう、自宅で。でも、私は教室で弾くだけだったように思います。その場しのぎ。週に一度、30分間だけ譜面と向き合う。それでも、ちゃんと出来ていたことを考えると、すごいものがありますよね。確か「よく練習してきたね〜」と言われたこともあったように思います譜面、一週間ぶりにひらいたくせに(笑)。


 そういえば、高校一年の音楽の最初の授業のこと。自己紹介のつもりで、歌でも演奏でも何でもいいから好きにやってみせる、という試みがありました。私は何をしようか迷った挙句、とりあえず安室ちゃんの「Chase the Chance」をピアノで弾いておきました。この時から、私のおかしなキャラが徐々に染み出てきたように思います。容姿からして、まさか安室ちゃんを弾きこなすようにはとても見えませんし(笑)。
 一方、同じクラスだったコンダクターさんは、「残酷な天使のテーゼ」を歌っていらっしゃいました。寒い。寒いですが、今考えると貴重な歌声ですね。