全力中年〜風になって〜

急行

　今朝、いつものように家を出ようと思ったのですが、サイフがない。あれ？いつも置いてある場所にありません。いろいろ探してみたのですが、見つからず。サイフに定期券も入っているので、見つからないと電車にも乗れません。いや、誰かにお金を借りて行けばいいわけなんですがね。でも、絶対にどこかにあるはずなんですから、意地になって探し始める始末。
　気がつけば、もう5時30分。33分の始発に乗らなきゃいけないんですよ。もう、結構パニック状態になって、どうでもよくなってきた神田川さん。もしかして、カバンに入ってるってことない？ 見てみて。ほや、早く。
　入ってるじゃん(笑)。あ、昨夜、自動販売機にジュースを買いに行って、何気なくカバンにしまった気がします。バカ。さ、無事に見つかったので、出立。

　テレビを見ると、時刻は5:31。発車まであと2分しかない！ 家を出て、駅まで猛ダッシュ。こんな全力のスピードで走ったのは久しぶりです。体が風と一体になってます。いやいや、本人がその気になってるだけで、傍から見たら全然そんなことないとは思うのですが(笑)。でも、学生時代のスポーツテストの50m走よりは、遥かに速いです。こういう時、痩せてよかったなと実感いたします。
　駅に到着し、エレベーターに飛び乗って改札まで急降下。ホームに電車が滑り込んでくる音が聞こえます。やばい。間に合うか！
　下りのエスカレーターを物凄いスピードで駆け下りる神田川さん。一歩間違えれば、足がからまって転げ落ちそうなほどの小刻み加減。空も飛べそうです（勝手に飛んでけ）。

　結果、ギリギリのところでなんとか間に合いました。走ったかいがありました。走っている最中に、一瞬“アキレス腱の危機”が頭をよぎりましたが、「もうちょっともってくれよ、俺の足」と漫画のような台詞を頭の中で吐き捨ててまで、走ったかいがありました。
　でも、これだけ全力で走ると、息を整えるのが大変。本当なら、ゼーゼー言いたいところですが、回りの目もあるので密やかに深呼吸。苦しい、苦しいよ、天さん（おい、いつからチャオズになった）。

　でも、今朝は走るだけでしたからよかったですが、以前、物凄い目にあったことがあります。
　数年前の冬の出来事。
　出勤時、地下鉄の階段を駆け降りたところ、降りきったところで何とズボンのベルトが壊れて外れ、ズボンが落下。そのちょっと前からよく外れたりして調子が悪かったのですが、朝のこんな忙しい時間に、それもこんな場所で全壊しなくてもいいじゃないですか。
　運よく長めのコートを着ていたため、ズボンのずり落ち度はそれほどたいしたことはなかったわけですが、急がなければ電車に乗り遅れてしまいます。
　左手にカバンと紙袋と傘を持ち、右手でコートの上からズボンをしっかりと持ち、壊れたベルトは垂れ下がったまま、とりあえず走る神田川さん。なんとか改札を通り抜け、エスカレーターを駆け下り、無様なまま地下鉄に滑り込みました。しかし、次の駅でもう乗り換えなので安心している余裕はありません。数分でベルトを必死に補修し、なんとか復帰いたしました。
　よくないことは重なって起こるものですからね、皆さんもお気をつけて。

激写

　以前、話題にのぼった、電線にぶらさがるゴーヤ。今朝、ケータイで撮ってみました。こんな感じです。
　
　高枝切りバサミでゴーヤを収穫していたのはつい最近のはずなのに、もう次々と実がなっていました。もっともっと電線にもぶら下がって欲しいと願います。

料理

　昨日と一昨日は連休だったので、ビーフシチューとほっぽり鍋を作りました。どちらもすごく美味しくできました。
　今日、連休中にビーフシチューを作った話をゴマちゃんにしたら、「僕も、会社で買ってった鶏モモで作りました」とのこと。
神「何つくったの？」
ゴ「カレーです」
神「え？カレー？」
ゴ「あ、いやいや、唐揚げです！」
神「どう間違えるの(笑)」
ゴ「神田川さんのシチューに惑わされました」
　どんな惑わされ方だよ(笑)。
　唐揚げ粉を使用したらしいのですが、水の分量を誤ったようで、最初は衣が硬くなりすぎた様子。ゴマちゃんの話によると、水が多すぎると揚げ上がりがガリガリになってしまうそうです。半信半疑ですが、へぇ。
神「唐揚げ粉でやったの？」
ゴ「はい、唐揚げ粉です」
神「あれでしょ？ コツのいらない天ぷら粉」
　あ、それ天ぷら粉だ(笑)。最後まで言って、やっと気付きました。頭の中では唐揚げ粉のつもりだったのですがね、言い始めて辿り着いたのは天ぷらでした。私もまだまだですね。