御用改めは大嫌いや
改めまして
今日、チーフが取引先から予約の注文を聞いてきました。とりあえず用意しておけ、ということのようです。了解。
正式な本発注は、後日、改めてFAXにて送られてくるそうです。ラジャ。でも、ひっかかることがひとつ。
チーフから渡されたこの作業指示のメモ、漢字が間違ってます。
「新ためて発注」
改めるんですから、漢字は「改」が正解。こんなところに「新」は使用できません。
私は「新」に×印をつけ、わざわざ「改」に訂正し、「字が違います」とチーフを教育(ああ、いやな部下)。
チ「えっ? “あらためて”はこの字(新)だろ?」
神「違います」
チ「ウソ…(笑)」
神「本当です。“改”ですよ」
チ「知らなかった…。ゴマ、おまえ、知ってたか?」
ゴ「知りませんでした」
ここに居ました、バカコンビが(笑)。
チ「でも、意味的には言いたいことわかるよなぁ? 新しく発注がくるんだから」
ゴ「ええ」
神「まあ、わからなくもないですけど、“改”ですから」
チ「はい、わかりました」
なに、部下に教わってんだよ(笑)。ホント、漢字に弱いんですから。私だって強くないですけど、チーフの漢字力は本当にひどいです。
だって、「粒々(つぶつぶ)コーンスープ」を「粉々(こなごな)コーンスープ」って平気で読み上げるくらいですから(笑)。NOVAへ行って英会話を学ぶ時間があるなら、もっとジャパニーズを学習しましょうよ。改めて、そう思いました。
「御用改めである!」
改める話をしていたら、局長が来てしまいました。誰だよ、呼んだの。あなたは改めてくれなくてもいいですから。
「これはどうも。女将の登勢です」
あーあー、お登勢さんまで出てきちゃいましたよ。あなたね、パンになったり機関車になったり、たまには金髪になったり、お忙しいんですから、休んでてくださいよ。
「待たせたな!」
うわぁ、鬼の副長も登場。ぜんぜん待ってないから。1分で出てくるハンバーグよりも待ってないですから。合流してくれなくていいんですよ。
「桂はいるか?」
桂さん? そんな人、居ませんよ。居ませんから、勇さんも早く帰って。
「そんな方、ここには居てしまへんなぁ」
そうそう、その調子、お登勢さん。桂さんなんて居ませんから、局長も副長も早く帰りなさい。ここは平成の世ですよ。
「中を改めさせてもらう」
だから居ませんって。歳三、帰れ。(おい、組!ファンじゃなきゃさっぱりわからないネタが近頃多すぎですよ、神田川さん)
「新選組は大嫌いや!」
お、お、お登勢さん。本人たち目の前にしてそんなこと言っちゃダメですって! 殺されまっせ!
「採用です!」
え?採用?(笑) お登勢さんを採用? それより、いつから山南さんいたの?(笑) 早く逃げないと追っ手が来ますよ。ダンゴなんか食ってる場合じゃない。
「近藤先生、私は悔しゅうございます…」
おい、源三郎。大抜擢のお登勢さんに嫉妬かよ。悔しいならもっとスター性を磨け。
「しかし…。先生は悔しくないのですか…?」
まだ言ってんのかよ。だから、お前は多摩に帰れ!
と、興味のない人にはさっぱり意味のわからない「組!」ネタのオンパレードで本日は終幕。