息子にゃ手抜きの鶏料理

助六水彩画

婦長の手料理

 仕事中、ソフィー婦長と料理のトーキング。私が週に一度は夕食を作っている話を聞いて、すばらしく感心しています。ま、普通はやらないですからねぇ。好きじゃなきゃ出来ませんし。婦長のように、毎日ご飯の支度をしなきゃいけない主婦たちには頭が下がります。週一でも献立に悩みますもん。
神「だいたい、和食が多いですか?」
婦「そう…ですねぇ。和食ですね」
神「あ、そうですかぁ」
婦「冬場は煮物とかになっちゃいますねぇ」
神「ああ〜」
婦「旦那さんに作るんならもうちょっと手をかけるんですけど、息子ですからねぇ。適当になっちゃいます
 おや、ひどい母親ですね(笑)。婦長のダークサイドが垣間見えました。
神「かわいそうじゃないですか(笑)
婦「文句言うんなら、自分で作れって感じですよねぇ(笑)
 今日の婦長は全開ですねぇ。どうしたんでしょうか(笑)。
 でも、親の作った料理が気に入らなくて、それを別の料理につくりなおして食べたりする神田川さんみたいな子供がいても、それはそれで腹立たしい気はしますけどね(笑)。


婦「いろいろ作れなくて、どうしても一品料理みたいになっちゃうんですよねぇ」
神「ああ、おかずが」
婦「ええ。チキンライス。とか、親子丼。とか」
 どれも鶏じゃねぇかよ(笑)。あとは、唐揚げとチキンカツと竜田揚げですか?
 でも、親子丼はいいとして、チキンライスってチョイスがおかしくないですか? 夕食の話ですよねぇ。作ります?チキンライス。いや、「チキンライス」と「おかず」って組み合わせならまだわかるのですが、単品でチキンライスってどうなんでしょう。
 私はチキンライス好きですからぜんぜん構わないんですよ。物足りなければ、自分でオムライスに作り直しますし。
 でも、一般的に考えたら、仕事を終えて、疲れた体を引きずりながらも「今日のおかずは何かな?」ってちょっと楽しみに帰るわけじゃないですか。
「今日、ごはん、何?」
チキンライスよ
 ちょっとへこむような気がするんですけどねぇ(笑)。

昨夜の電話

 昨夜、パソコンの前でブログを書いていたところ、手元に置いてあったケータイから「ポップス変奏曲 かぞえうた」が軽快に鳴り出しました*1。着メロ。
 誰かから電話のようです。エリちゃんがダンダカダンダカダン!と激しくドラムを打ち鳴らすので、急かされてしまいます。はいはい、出ます、出ます。誰ですか?
 ディスプレイに表示された名前を確認。おや、破産係さんですね。わざわざ電話なんて、どうしたんでしょう。もしや、忘年会欠席の連絡でしょうか。
「もしも〜し」
「もしもし。あ、ごめんね〜、いきなり」
「いいよ。どしたの?」
「あのさ、ぜんぜん関係ないんだけどさぁ…」
 ちょっとちょっと、まだ何も話しちゃいないのに「ぜんぜん関係ないんだけど」って切り出し方はおかしいでしょ(笑)。いろいろ話してて、急に話題を変えるときに用いる表現ですよねぇ。どうしちゃったの(笑)。何がどう関係ないのさ。
「なに、いきなり“関係ない”なんて(笑)
「あ、ごめんごめん(笑)神田川さんにはぜんぜん関係ない話なんだけどね、って意味」
 私と関係ない話なら、なぜ私に電話までかけて伝えようとするのですか、あなたは(笑)。


 結局何だったかというと、今度、親類たちとランチを食べに行かなきゃいけなくて、どこか美味しい店はないか?という問い合わせでした。
 あ、フレンチか和食がいいんですか。う〜ん、困りましたね。え?場所は栄近辺がいいんですか。行かないしなぁ、栄。
神「鶴舞じゃダメ?」
係「鶴舞鶴舞かぁ…。ダメってこともないけど」
神「あ、そう?」
係「鶴舞なら、いいお店あるの?」
神「うん。オムライスだけどね
係「あはははははは、オムライスはダメ(笑)
神「そうだよね(笑)
 とりあえず、いい店が見つかったら連絡するということでトーク終了。今日、会社で調査をしてみたところ、栄に「和食フレンチレストラン」の取引先があることが判明。よし、これを薦めておきましょ。箸でフレンチが食べれるんですって。へぇ。
 美味しかったら教えて下さいね。次回の集会場所候補にしておきますので。