謎はすべて解けた!〜大山椒魚幽閉事件〜

野村将希

復習

 昨夜、帰宅してから眠い中、忘年会で話題にのぼった「赤かぶ検事」について調査したわけですが、他にも忘れていた事項があったので、今日はそちらを調査。
 とりあえず、店員に似ているとされた野村将希はコチラ→。水戸黄門では「柘植の飛猿」です。


 お次。「赤かぶは橋爪じゃない!」と皆から否定され、「あ、橋爪は“信濃コロンボ”だっけ?」と乗り換えた神田川さんでしたが、すぐにそちらも否定されてしまいました。おかしいなぁ、橋爪じゃなかったかなぁ、コロンボ。あ、違うや、コロンボ堺正章だ。
神「あ、信濃コロンボマチャアキだ」
皆「違う
 あれ、また不正解?(笑) 神田川さん、総叩きにあってます(笑)。ま、どれもドラマをちゃんと見たこともなく、“感じ”で言っているので、仕方ないことは仕方ないです。


 というわけで、信濃コロンボを調査開始。いったいコロンボは誰なのか。
 あれ? マチャアキじゃん(笑)。神田川さん、珍しく正解じゃないですか。いや、結局、昨日は橋爪も正解だったわけですから、正解率は高かったんですね。なんだ。
 ただ、マチャアキ版は、1998年から2000年にかけてフジテレビで放送されたシリーズで、現在は、中村梅雀主演でテレビ東京にて放送されているようです。皆さんにマチャアキを否定されたのは、こちらの印象が強いからでしょうか。
 でも、私は見たことないんですよねぇ。
 こんなコロンボ(笑)。

ぎゃふんのおせち

 何気なくツキダテのHPを見ていたら、おせちの「25000円」の下に「1/2size 12500円」と書かれているのを発見。
 えっ!? 今までそんなの書いてなかったのに、私が代金を支払ったとたんに更新するなんて卑怯だ(笑)。半分ならサイズ的にも料金的にも申し分ないんですけどねぇ。しまったなぁ…。ま、腹をくくって食うか。あまりに多かったら、正月に皆さんでパーティでもしましょ(笑)。

ウイルスの猛威

 姉が、北海道のホタテを買って来ました。姉は生のまま「うまい、うまい」と喰らいついていましたが、生食が嫌いな私は焼いて食べました。ただ、生で食べるのが大好きなはずの母も「生は嫌だ」と焼き。
神「あれ? 生、嫌いだっけ?」
母「ほら、今、危ないじゃない」
神「ああ、ノロウイルス
 生ガキなどの二枚貝が主な原因のウイルス性食中毒。今、ものすごく猛威をふるっているようで、結構話題ですよね。以前参加した衛生講習会でも*1 、保健所の人が「ノロウイルスは一番怖い」と声を大にして言っていました。とうとう、全国的に威力を発揮し始めたわけですね。
 でも、そんな恐ろしいウイルスでも、その名前を聞くとどうしても高校時代のクラスメイトだった「野呂さん」を思い出してしまって気が抜けるんですよね(笑)。

忘却の両生類

 夜、鍛冶屋さんからメールが。内容は“サンショウウオ”についてでした。
 あ、すっかり忘れてた(笑)。昨夜、一番の物議を醸し出した問題作の存在を。


 神田川さんが発言した「山椒大夫」騒ぎ。
 “オオサンショウウオが穴の中に入っていたら、なんだか何もやる気がおきなくなり、いつの間にか大きくなってしまって穴から出られなくなった”というようなよくわからない話が「山椒大夫」だという説。
 ただ、それだと「大夫」が全く出てこないないので奇妙。しかし、この穴の話は私以外にも真珠さんが知っていたので、空想ではないはず。「山椒大夫」以外に“サンショウ”のつく話なんてありますか? いったい、この穴の話と、山椒大夫の関連性はいかに!?
 という感じで昨夜は終了。あんなに気がかりだったのに、一晩寝たらすっかり忘れておりました。じゃ、早速、鍛冶屋さんからの調査報告を見てみましょうかね。

 神田川さんが話していたオオサンショウウオの話は、井伏鱒二の『山椒魚
 山椒大夫は、オオサンショウウオの話でも花魁の話でもなくて、山椒大夫って金持ちにいじめられる少女と少年の話のようです(笑)

 あ、そうなんだ(笑)。あの穴の話は「山椒魚」なわけですね。じゃ、穴に入ったのがサンショウウオだったってのは正解だったわけだ。
 ここまで来たら、山椒大夫についてもう少し詳しく調べてみましょうか。

 「安寿と厨子王」で知られる民話を森鴎外が小説化したのが「山椒大夫」。
 幼い兄妹が人買いにさらわれ、母と離れ離れになり、「山椒大夫」の支配する荘園で奴隷となって苛酷な労働に明け暮れる。やがて脱出に成功した兄・厨子王は、出世して佐渡へ渡って母と再会を果たすが、母は盲目となっていた…という悲劇。

 へぇ。仰せの通り、オオサンショウウオの入る余地はどこにもありそうにないですね(笑)。それに、山椒さんは花魁じゃないだけでなく、女でもありませんでした(笑)。おじいさん。ビックリ(笑)。


 ちなみに、ひじさんが教えてくれた「サンショウウオは、山椒の匂いがするからサンショウウオなんだ」という件についても調べてみたのですが、全くのガセであることが判明いたしました(笑)。
 そのような表記がなされている本もあるそうなのですが、実際には山椒の香りなどせず、ただ生臭いだけみたいです。そりゃそうだ(笑)。
 他の説としては、
○山椒の樹皮をかぶっているように見えるから。
○山椒の木に登り、その樹皮を食べる(といわれている)から。
○山に生じる魚だから。

 などの説があるそうですが、どれも確信がなく、由来がはっきりしていないそうです。ほぅ。
 昨夜、「へぇ、そうなんだ〜」と一斉にひじさんに感心した我々はいったい何だったんでしょうね(笑)。