鏡よ鏡、ひらけゴマ!

ぜんざい

麗しのギャング

 今朝、いつものようにコンビニをうろついていると、あたりに黒い人影を察知。も、も、もしかして…。
 あっ、いつかのオセロギャングじゃないですか!*1 久しぶりですねぇ。お、その手に持っているものは、明治ブルガリアのむヨーグルト! なんだ、やっぱり目指してるんじゃないですか、白人(笑)。頑張れ頑張れ、メラニンなんかに負けるなよ

 今日は1月の11日。鏡開きの日ですね。部屋にかざった鏡餅を食べなきゃなりません。うちの社長は神様大好き人間なので、こういった行事も大好き。年明けに出勤してきた際、ひとつの部屋に小さな鏡餅が3つも供えてあるのを見たときは、ちょっと驚きましたけど(笑)。
 ということで、鏡餅を集結させて、ぜんざいをつくりましょう。そういえば、毎年食べている気がします。鏡餅はぜんざいにするのが一般的なんでしょうか。お雑煮はお正月にさんざん食べていますしね。
 で、ぜんざいを目の前にして思いついたんですけどね、マーガリンとかバターを器に入れてみたら美味しいんじゃないかって。ほら、あんことバターって組み合わせはよくあるわけでしょう。でも、ぜんざいやお汁粉にバターってのは聞いたことない。画期的ではありますが、絶対に美味しいはず。
 善は急げ。善哉も急げ。そこらにあったマーガリンを入れて食べてみました。ほら、やっぱり正解。あんこの甘みとマーガリンの塩味がブレンドされて絶妙なハーモニー。小倉マーガリンのパンが好きな方は文句なしにハマるはずです。気が向いたら、ぜひお試しを。
 私はどろどろになった餅があまり好きではないので、とりあえず餅抜きでいただきましたが、それでも結構お腹がいっぱいに。おやおや、ゴマちゃんはズルズルと餅をすすっております。よくもまあそんなに食べますね。キモい、キモい、キモい(笑)。
 ただ、何でここにぜんざいがあるのかわからずに、たらふく飲み込んでいる様子だったので、「今日は鏡開きだから」と教えてあげました。
 すると、「カルビびらき?」と聞き返される始末。
 ハイハイ、ハイハイ、カルビね。早く開いておいて下さいね。カルビ開いたら、もう君は帰っていいですから
ゴ「何ですか?」
神「だから、鏡開き」
ゴ「鏡開き…ですか?」
神「そう」
ゴ「あの、鏡が開くやつですか?
神「それ、三面鏡じゃない?」
ゴ「嗚呼、僕って世間知らずですね…」
 知らないのは世間だけでしょうかねぇ。

カガミ

 鏡開きといえば、小学校のクラスメイトに鏡味くんという子がいましてね(信じられないくらい強引な展開だな)、その鏡味くん、おかしなことを言うんです。
「やわらかい」を「やらわかい」って。小学生にありがちな間違いだとは思いますけどね。クラスメイトがさんざん訂正しても「“やらわかい”で合ってる」と言って聞かないんです。
 ところが、中学校にあがったとたん、今度は手のひらを返したように「そんなことを言った憶えはない」と言うんです。「“やらわかい”? そんなバカな」と。
 ランドセルを脱いだ途端、大人の階段を昇ってしまったんですかね。身勝手な話です。