悪質クレーマーを競り落とせ!

南部市場

見学

 今日は仕事は休み。ただ、夕方、新築の「名古屋市中央卸売市場 南部市場」という施設へ社員一同で見学に行きました。
 食肉を解体・処理・加工したり、競りを行ったりするところなのですが、まだこちらの施設は完成したばかりなので、まだ肉はなにもない状態。牛も豚もおりません。
 そもそも、我が社は大きな卸ではないため、こういった大元の施設と直接関わることは滅多になく、私にとっても貴重な体験です。貴重な体験ではありますが、特に興味はございません(笑)。だって、仕事は仕事ですもん(よく言った)


 さて、EXILEをふんふんとハミングしながら、迷路のような施設内をあちこちと歩き回り、だだっ広い部屋を眺めては「へぇ」と感心するふりをして時を過ごす神田川さん。ああ、本来ならこの天井のフックに牛や豚がぶら下げられ、部屋から部屋へと移動しながら作業が進められていくわけですね。今や、なんでもコンピューターの時代。ピっと押せば、自由自在に操れるわけでしょう。便利な世の中です。おや、壁にタッチパネルのスイッチが並んでいますね。押してみましょうか(やめなさい)
 集団の説明会だったので、参加者も大勢。はぐれないように気をつけなきゃ。あ、すぐ前にうちの社長がいた。とりあえずこのあたりにいればいいですね。さ、見学、見学。
 って、あれっ!? この人、社長じゃないぞ!(笑) 絶対そうだと思ったのに、よく見たら全然違う人じゃないですか。しまった、髪型に騙された。あ、社長、後ろの方にいた。危なかったです。誰について行くつもりだったんでしょう(笑)。
 そういえば、拡声器を持った案内係のおじさんが誰かに似てるんだよなぁと気になっていたのですが、わかりました。「サイコメトラーEIJI」に出てきた犯人(笑)。
  
いや、犯人って言ったってたくさんいますからよくわかりませんけどね、こんな感じの人がいたはずです、多分。かなりの憶測ですけど。


 さて、ひと通り施設内の見学を終えると、今度は“模擬競り”を体験することに。セリなんて行ったことないので、ちょっと楽しみ。朝の魚河岸の競りとかはテレビでよく見ますけどねぇ。
 ミニシアターのような部屋に案内され、着席。大きなガラスの向こうに、実際には肉がぶら下がって登場し、それを見て、こちら側であれこれ競い合うって仕組みなわけですね。手元のリモコン型スイッチを押すとどんどん値段が上がっていき、前方の大きな電光掲示板にそれが表示されるようです。
 さ、競りが始まりました。次から次へと上昇する価格を係りの人が読み上げるのですが、それがものすごく早くて仰天。もうぜんぜん数字になってないんです。まるで、10倍速でお経を読み上げる坊主(笑)。衝撃的でした。
 ふと、隣に座っていたコロッケさんを見ると、手にスイッチを握っています。え?このスイッチ、全員に配られたわけじゃないんです。一社につきひとつなので、うちの会社は社長が持っていたはずなのに。なんで、お前が持ってんだ。
 と思ってよく見たら、コロッケさんが握っていたのはケータイ電話でした。そんなもん、今、握りしめんなよ(笑)。色が同じだったから、見間違えちゃったじゃないですか、バカ。
 それにしても、競りの最中、やたらとケータイを開いたり閉じたり開いたり閉じたりして落ち着きのないコロッケさん。時間でも気にしているのでしょうか。あ、もしや、歯医者の時間が迫ってるんじゃないでしょうね
コ「歯医者は、もう終わった
 あ、もう通い終わったんだ(笑)。閉幕宣言。じゃ、もう仕事中に歯医者に強行するような愚かな行為は見られないわけですね。ちょっと残念。でも、あんなにしつこく通ってたのに、ちゃんと治ったんですか? あ、それともあきらめて総入れ歯にした?(笑)


 そんなこんなで模擬競りも終了し、質問コーナーへ。「質問がある方はどうぞ」ってな具合。実際に我々は利用するわけじゃありませんから、質問もなにもありませんよ。無関心。他の方々、どんどん質問してあげて。
この電光掲示板は見にくいから、どうにかならないか
 どうにかならないかって、あなた(笑)。あ、光が反射しちゃうんですか。私の席からはよく見えましたけどねぇ。見やすい位置に移動しなさい。
「なんでそんなところにそれ(電光掲示板)をつけるんだ。もっと見やすく真ん中にしろ
 ちょっと、なんて横柄な。もう施設は出来上がっちゃってるんですから、そんなことを今さら言っても仕方ないでしょう。だいたい、質問コーナーなのに、それは質問じゃないだろうに(笑)。ただの苦情。設計にまで口を挟むとは、恐ろしいですね。お前は施工主か(笑)。


 という感じで見学終了。お疲れ様でした。
 あれ? ゴマちゃんがいない。あ、豚に間違われて吊り下げられたままかなぁ