実録・鬼嫁日記

赤鬼

節分

 今日は節分笠寺観音が割りと近所なので、子供の頃は毎年お参りに行ってました。お参りが目的というよりは、私は並んでいる出店が楽しみだったわけですが。リング焼きとかフランクフルトとかジャガバターとか、もう夢のようなパレードです。
 最近はめっきり行くこともなくなりました。仕事から疲れて帰って、わざわざ行くってのも嫌ですし。でも、家族の誰かは行くので、とりあえずジャガバターはお土産で買ってきてもらいます。
 それに、あの節分の豆。あれ、好きなんですよねぇ。美味しい。年の数も気にせず、ボリボリ食べてしまいます。あまり食べ過ぎるとお腹が破裂するから気をつけないとカリン塔の仙豆かよ)


 さて、会社にてソフィー婦長と節分トーク
婦「以前ですねぇ、“鬼のお面つけてなくてもツノが生えてる”って言われたことあります(笑)
 うわぁ、ひどい(笑)。何てこと言うんですか。こんな気立てのいい人を鬼呼ばわりするなんて。
神「お孫さんにですか?」
婦「いえ。…主人に(笑)
 あ、生き別れたご主人(笑)*1。旦那の前では鬼嫁だったわけですか。それで、ついカッとなって殴り殺してしまったんですね(生きてる、生きてる)


 という一連の流れを、ゴマちゃんにも伝達。
ゴ「婦長、鬼だったわけですね」
神「そうみたいだね。で、カッとなって旦那さんを…」
ゴ「こん棒で」
 いや、それを言うなら金棒だろう(笑)。こん棒って、ドラクエの初期装備じゃないんですから
 あ、最初はひのきの棒で、こん棒はその次か(いや、そんな細かいところはどうでもいい)

地下の絶叫マシン

 帰りの地下鉄にて。乗り込んで座席につくと、向かいの3人用の優先席に、4人の子供が並んで陣取っておりました。あれ? 4人とも子供…。お母さんやお父さんは? 一人で電車に乗れるような年齢の子供たちじゃないんですよ。幼稚園ぐらいでしょうか。わかりやすく言うと、「はじめてのおつかい」で幼い兄弟が遠い町まで出かけるようなパターンの時の、弟くらいの感じ(わかりにくいなぁ)。とにかく、まだ小さいんです。同伴者はいないんでしょうか? あ、向かい側に座ってるとか。そう思ってそちらを見てみたのですが、そんな感じでもないしなぁ。どういうこと?
 そんな私の疑問は露知らず、子供たちは携帯ゲームに夢中。わーわーと騒いでおります。ゲーム機を持っている少年がその中でも一番年上っぽいので、彼がリーダー格でしょうか。兄弟なのかもしれませんね。男3に女1。うち二人は茶髪ですし、いまどきの親はどうなってるんですか。こんな子供たちだけで電車なんかに乗せて。
 すると、離れた席から突然大声が。
次、降りるよ!
 ええっ!? すごいところから聞こえましたよ。どうやら、離れた席にお父さんが座っているようです。いるなら、ちゃんと目の前で見張ってなさいよ。そんなにしてまで自分も座りたいか。呆れてしまいます。
 そして、次の駅に到着。先ほどの大声により、乗客のほとんどがこの駅でこの子供たちが降りることはわかっています。しかし、プシューと扉が開いても、まだゲームに夢中。いいの? 降りなくて。
 そこへ、自らもあわてて立ち上がって出口へ向かった父親の声が再び響きます。
降りるよ!降りるよ!早く!早くっ!!
 早く早くじゃねぇよ。ちゃんと連れて行けよ。てか、自分も立ち上がるのギリギリすぎるじゃねぇか(笑)。
 子供たちは、ゲームに気を取られながらも立ち上がり、出口に向かって駆け出します。そこで問題勃発。子供の一人が、脱いで尻に敷いていた上着の存在を忘れ、そのまま置き去りに。あらら。
 それに気付いた父親が、すかさず大声。
早く!早く!ジャンパー!ジャンパー!!
 うるせぇなぁ(笑)。もう、大声とかのレベルじゃないですもん。絶叫(笑)。なんでこんなところで絶叫聞かされなきゃならないんでしょう。ったく、しっかりと親の顔を見てやろうじゃないですか。
 えっ!? 外人!?(笑)。ベトナムっぽい顔立ち。そう見えるだけで、純粋な日本人でしょうか。いや、あれは異国人に違いありません。まさか、ゴマ兄のイス工場で働くベトナム人の一派ですか?(無理やり関係付けるのはよしなさい)
 あっ、アラビアメモを書いているのも、さてはお前だな!(はいはい、そうそう)