名古屋、東京、千葉、そして山口へ…<後篇>

ぐっさんTシャツ

後篇スタート

 さて、幕張から電車に揺られて東京駅に到着。各自わかれてお土産を物色することに。
 私は東京入りは今年に入って2度目。確か前回はトミーズ健を見に来たんでしたっけね*1(あれが目的じゃないだろう)。さらに、来月も再来月もすでに上京の予定が入っているので、今回は土産は特に要りません。
 あ、東京ばな奈のレーズンサンドが売られてますね。新製品。
   
 これ、一度食べてみたかったんですよ。いつも乗り換えする品川では見当たらない商品なので、これだけ買って帰りますか。


 おや、ノッポくんとゴマちゃんが弁当を買ってます。あれだけ試食しておいて、まだ車内で弁当まで食べるんですか。まだ夕方の4時ですよ。食い意地がはってますね。でも、私も名古屋着いたらすぐぐっさん会場に向かわなきゃいけないしなぁ。何か食べておかなきゃなぁ。
 ゴマちゃん、何買ったの? へぇ、松阪牛そぼろ弁当。え?それ1000円もするの!? ただのそぼろなのに。松阪牛なんて銘打ってありますけど、どうせ100%じゃないでしょうよ。もったいない買い物です。そんなものを買うなら、車のローンにあてなさいって
 そういう私はどれにしよっかな。あ、これに決めた。
叙々苑 焼肉弁当
  
 はい、2100円のお支払い。高っ!(笑)


 ところがこの弁当が曲者でした。
 米の上に美味しそうな焼肉が乗ってるんですが、その隣に、箸休め的な感じでキムチや酢の物や甘い豆なんかが同梱されておりまして。キムチがねぇ、ものすごく臭うんですよねぇ(笑)。開ける前から、すでにニンニク臭があたりを漂います。当然、食べる際には車両中をニンニクが駆け抜ける勢いなわけで…。こりゃ、駅弁としては不利かなぁ。
 よかった、今日はまわりが知り合いばかりで。一人旅で、隣に見知らぬ人が座ってたら、こりゃ食べるの無理だわ。

名古屋から山口へ

 17時55分、名古屋駅にようやく到着いたしました。皆さん、お疲れ様。私は、このあと19時からが本番です。行ってきます。
 ええと、ぐっさんのライブ会場であるZepp Nagoyaまでは、名古屋駅から徒歩およそ10分ですって。嫌ですよ、もうたかが10分でさえも歩きたくありません。それに方向音痴なので迷わないとも限らない。あおなみ線あおなみ線、あれに乗って行きましょう。


 とその前に、この荷物をコインロッカーにでも入れましょうかね。会場にもロッカーくらいあるはずですけど、もうそこまで持っていくエネルギーも持ち合わせておりません。だって、カバンにはDVDプレイヤーが入ってますし、展示会でお土産にもらった缶コーヒーとかお米とかいろいろ詰まってるので重くて。
 ん?何ですか、このコインロッカー。カギがついていませんよ。その代わり、ロッカーの中央に、タッチパネルのモニターが設置されています。うわ、コンピューター内蔵ですか。コインロッカーなんてほとんど使わずに生きてきたため、こんなに進化しているとは知りませんでした。すごい世の中になったものです。
 使いたいロッカーの番号を押したら、電話番号が表示されました。「ここに電話をかけてください」って。え?090からはじまってる番号ですから、コレってケータイの番号じゃないんですか? かけてもいいの? でも、通話料は発生しないって書かれてますし、とりあえずかけてみますか。トゥルルル、トゥルルル…。
「あなたの番号は090-○○○○-○○○○で合ってますか?」
 おや、モニターにメッセージが。はい、合ってます。あ、合ってたら、電話を切って、お金を入れるんですね。300円、300円。あ、小銭がないや。でも、100円玉しか入れれないみたいですし、両替機も近くにないし、困りました。とりあえず、いったん手続きを取り消しにしておきましょ。
 あ、クレジットカードでも支払えるんですか。早く言ってくださいよ。取り消し押しちゃったじゃないですか。もう一回、はじめっからやり直し。
 えっと、はいはい、この番号に電話をかけるんでしたよね。ピポパ。トゥルルル、トゥルルル…。
はい、もしもし
 えっ!? 人が出た! どうして!? コンピューターがケータイの番号を認識するための電話でしょ? どうして人が出るんですか。さっきは誰も出なかったのに。
 あ、番号押し間違えてるじゃないですか(笑)。下2桁が入れ替わってる。何やってんだ。「間違えました、すみません」と謝罪し、再び電話発信。今度は成功です。
 そして、クレジットカードをピピッと機械に通したら操作完了。希望のロッカーの施錠が解かれました。
 はぁ、要するにケータイがカギになってるわけですね。開ける時も、このケータイからさっきの番号に電話をかけるとカギが開くシステム。ハイテクですねぇ。年寄りには絶対に無理なシステムです。というか、ケータイ持ってない時点で年齢関係なくアウト。便利なようで不便な気もします。

Zepp Nagoyaに参上

 あおなみ線に乗って「ささしまライブ」駅で下車。見えてきましたよ、会場が。ぐっさんの久方ぶりとなる全国ツアー「山口智充 全国ツアー 〜GUSSAN HAPPY ENTERTAINMENT SHOW 2007〜」に念願の参加です。ああ、どれだけ待ち望んだことか。
 会場入り後、とりあえずグッズ売り場にて、ぐっさん特製のエコバッグを購入。
   
 300円。神田川さんにしては珍しく安い買い物でしょう(笑)。しかも、これを買うと、その場で開封してもらえて、そのバッグに他のグッズも入れて買って帰れるというサービス満点の商品。商売上手ですね。
 というわけで、私もそれに便乗して、ぐっさんの書が入ったTシャツを購入(本日の↑の写真)。ああ、幸せだなぁ。

横暴な主婦

 座席について開演時間を待っていると、私の前の席に主婦らしき女性2人組が登場。40代くらいでしょうか。若くもなく、それほど年でもないといった感じの。
 その2人の隣の席がひとつ空いていて、その横が通路だったんですけどね、ちょっと離れた席に彼女たちの知り合いがいたみたいで、「こっちの席あいてるから、移ったら?」と誘っているではありませんか。
 おいおい、何を言い出すんだ。全席指定ですよ。電車の座席じゃあるまいし、空いてるからって移るとかそういうものじゃないでしょうに。
 それに、その席もちゃんと売れてるわけで、今はまだ誰も座ってませんけど、人のものなのは確か。遅れてくるかもしれないし、あるいは都合で来れなくなったのかもしれないけれど、あなたたちが好き勝手出来るわけじゃないんですよ、まったく。常識知らずにもほどがあります。きっと、あまりお芝居とかコンサートとかに慣れていないんでしょうね。困ったものです。
 結局、席を移ることはありませんでしたが、「荷物置いておこうか」「そうね」と言って、空席に上着を積んでおりました
 上着なんて背もたれにかけるか、ひざ上に乗せるかしろ。邪魔になるなら脱がずに着てろ。それが嫌ならコインロッカーに入れて来やがれ。それも嫌なら、はなっからそんなもん着て来るな!

ライブスタート

 そして、19時。ついにライブがスタートしました。生バンドとホーンセクションをしたがえ、ノリノリのオリジナル曲でぐっさんが登場。うわぁ、ぐっさんだ、ぐっさんだ、ぐっさんだ!(黙れ)
 席は17列目だったので後ろの方でしたが、会場自体がそれほど広くないため、よーく見えます。すぐそこにぐっさん。会場のあちこちから「うわぁ〜!」「きゃ〜!」「ぐっさ〜ん!」と黄色い声援が聞こえてきます。やっぱりものすごい人気者なんだなぁと改めて実感。


 始まる前は、正直、オリジナル曲ばかり歌われたり、フォークソングのカバーとかばかり歌われたらちょっといやだなぁと危惧していたのですが、全然そんな心配いりませんでした。
 歌あり、モノマネあり、ネタあり、書道コーナーあり、トークあり、これぞまさにエンタテインメント!ってものを見せていただきました。充実のラインナップ。
 山崎まさよしとかグッチ裕三とか、今まで私がテレビでは見たことなかったモノマネもたくさん見れて満足。特に、桑名正博が歌う「アタックNo.1ってネタは出来がものすごく良かったです。あんなに似てる桑名正博のマネは初めてでしたもん。
 モノマネだけでも、30人以上はやってくれたのかなぁ。とにかく次から次へこれでもかこれでもかと応酬。お腹いっぱいです。いや、いい意味で。
 ネタのコーナーも、当然テレビで見たことあるネタがほとんどなんですけどね、やっぱり生で見ると格別なんですよねぇ。「ハリウッド映画でよくあるワンシーン」シリーズなんて、飽きるほど見てるはずなのに、展開もわかってるはずなのに、おかしくて仕方ない。「ジョディー!」でお馴染みの、シャワー中に襲われる名シーンなんて、会場中が爆笑ですもんね。やっぱ生のチカラは凄い。


 というわけで、2時間15分ほどでライブは終了。飽きることなく、眠ることなく、あっという間に駆け抜けた素晴らしいひとときでした。かなりの疲労度だったにも関わらず、精神的にはものすごく元気になれました。明日も朝早いので、すぐに帰って寝たいのは間違いないわけですが(笑)。
 今回のこの全国ツアーは、この名古屋公演からスタートということもありますし、ぐっさんの誕生日やホワイトデーも重なって、ぐっさん自身にとっても思い入れの深いツアー初日になったと思います。ホント、スタートをこの名古屋からにしてくれて、ぐっさんありがとう! 次回のライブも絶対行きますよ。

翌日

 といった感じで昨日を終えました。帰ったら22時すぎでしたからね、今日は体がいうことをきかなくて困りました。でも、充実感はあります。これでしばらくは生きて行けるや。


 チーフに「昨日、どうだった? ぐっさん」と聞かれたので、それはそれは素晴らしかったと報告。
ジョディー、やった?
 やっぱ、あのネタは一般常識なんですね(笑)。やりましたとも。
「ピースケは?」
 ピースケかどうか知りませんが、しゃべるインコのネタならやりましたよ。それのことでしょ? テレビでいつも見ているネタはほとんど生で堪能させていただきましたもの。もちろん見たことないネタも。


 社長夫人にも、昨日は素晴らしかったと報告したところ「よかったわねぇ」と返答。「あの人は面白いもんねぇ」とコメントしておりました。誰からも好かれるって凄いことですよね。
「私、昔、コロッケのショーを観に行ったことあるんだけど、あんまり面白くなかったわ
 うわぁ、バッサリ(笑)。酷評ですね。あ、コロッケって、最近、初孫が生まれたコロッケさんのことじゃないですよ。美川憲一のほうのコロッケね(その説明もどうか)
テレビのほうが面白かった
 一番言われたらいけない感想ですよね、生のほうがつまらないなんて(笑)。


 さて、念願だったぐっさんのライブを鑑賞し夢がひとつかなった神田川さん。もうひとつの夢は清水ミチコライブに行くことなわけですが、5月に行われるそっちのライブもチケットを入手できましたので、実現までもうすぐです。ぐっさんとミッちゃんは、いろんな意味で私のお手本的なところがありますからね。さ、それまではしっかり働きましょ。