誘惑のかぶストーリー
目撃情報
携帯サイトで芸能ニュースをチェックしていたら、「妻夫木を伊勢丹で目撃!」とのトピックスが。目撃者からの投稿のようです。妻夫木くんだって伊勢丹くらい行くわな、そりゃ。そっとしておいてやれよ。
それにしても“妻夫木を”って呼び捨てだなんて珍しい。普通なら「妻夫木聡を」ってちゃんとフルネームで書くだろうに。いや、有名な“妻夫木さん”は彼しかいないですから、名字だけでも判断できますけど、でもねぇ。
そんなことを思いながら再び視線を戻すと、単なる私の見間違いであることが発覚いたしました。
「小木夫妻を伊勢丹で目撃!」
小木夫妻…。ああ、おぎやはぎの小木さんね。森山良子の娘と一緒になったあの小木さんね。なんだ。イメージで勝手に逆から読んでました(笑)。
それにしても、似てますねぇ。妻夫木聡と小木夫妻。真ん中の「木聡 小木」だけ見てると、小林聡美さんも浮かんできますが(笑)。
ということは、もし仮に「聡木」さんという人がいた場合、そのご夫婦は自動的に「聡木夫妻」となって、逆から読むと見事にブッキーと一致するわけですよね。いたら面白いだろうなぁ。
というわけで、そんな名字が本当に実在するのかちょっくらネットで調べてみることに(どうでもいいことに時間を費やすんじゃない)。
とりあえずは「聡木」でリサーチ。…う〜ん、名字っぽいものはヒットしませんねぇ。
「聡木さん」ではどうでしょう。…これも該当なし。
じゃ、いっそ「聡木くん」で。あっ、発見!!…と思ったのですが、よく見たら違いました。
「妻聡木くん」という誤字のブログが大量に見つかっただけでした(笑)。そんなところに「聡」持ってきちゃったら、肝心の名前はどうするのさ。「妻聡木 夫」?(笑)
よく出来ました
小木夫妻を妻夫木と読み間違えた話からずいぶんと脱線してしまいましたが、ささっと戻しまして、読み間違いの思い出。
専門学校時代、ある女生徒が教科書を読まされたのですが、天然バカばかりが集結してしまったクラスだったため、彼女もろくに漢字も読めずに苦戦。
文中に登場した「黄金かぶ」というかぶを、彼女は堂々と「おうきんかぶ」と読破。いやいや、ないでしょう、おうきんは(笑)。正解は「こがねかぶ」。「おうごんかぶ」までいってしまえばまだわかるのですが、おうきんは中途半端だなぁ。
ちなみに、「黄金株」という株式も存在するようなのですが、こちらは「おうごんかぶ」が正解。
はい、おうきんに続きまして、さらに今度は別の男子生徒。「脂質含量」が読めないようです。漢字が4つも続くと威圧感があるんでしょうかね。シシツガンリョウです。
どうやら「含」で壁にぶち当たったらしく、彼は「脂質んん量」と何となくごまかしにかかりました(笑)。何だよ、そのごまかし方。コントかよ(笑)。
しかし、運のいいことに先生にはちゃんと「シシツガンリョウ」と聞こえているらしく、彼はその調子で「脂質んん量」を何度となく繰り出し、無事に読み終えました。
すると、聞いていた先生。
「上手に読めましたね」
えええええっ!?(笑) ねえ、ちゃんと聞いてた? んん量って何さ。
だいたい、小学校じゃないんですから、その「上手に読めましたね」ってコメントもどうかと思います(笑)。
危険なストーリー
はい、では、さらに時代をさかのぼって、読み間違いストーリーを思い返してみましょう。
中学時代、確か家庭科の授業中だったと思うのですが、保険に関する勉強をしていた時の出来事。
立って教科書を読むように先生から指示を受けた宇佐美くんでしたが、とんでもない過ちをしでかしました。
保険の勧誘員がやってきて、主婦に保険をどうぞどうぞと勧誘する内容だったのですが、漢字に弱い宇佐美くんは「勧誘」を「誘惑」と勘違い。
間違えたままずんずんと読み進めていくので、真面目な内容が、「男が主婦を誘惑する」という中学生には似つかわしくないストーリーに仕立て上げられてしまいました。
昼メロかよ!(笑)