干からびた趙さん

妖怪

 大変長らくお待たせいたしました。ついに、ついに、ついに、皮肉のスペシャリストこと神田川さんの妖怪イラストが世に送り出されました。やっとこさのホームページ掲載です。
 コチラ→(Google
 今回採用されたのは「なまこ大夫」というなまこの妖怪です。ペンネームを頼りに探してみてくださいね。「神無月さん」という間際らしい名前のかたもみえるので注意(笑)。


 ハガキを出してから一週間とちょっと。まだかまだかと首を長くして掲載を待っていたので、やっと実を結んだ感じです。長かった。気合を入れて描いたので、掲載されないなんて可能性はちっとも考えてませんでしたけどね(笑)。
 だって、「子供にちょっと描かせてみようかしら」とか「絵が得意だから送ってみよう」とか「適当に描けばいいや」とか、そういった生半可な気持ちで取り組んでいませんもの。神田川さんね、本意気(笑)。大人気ないけど、真剣勝負です。
 イラストの巧さだけじゃダメなんですよね。妖怪の名前、設定、そういったものまで力を注がないと。だって、私は、本気でアニメに登場して欲しいと願っているので、アニメ化することを前提に創作してますから。こういう設定ならスタッフも使いやすいだろうなぁとか、こういった背景があって生まれた妖怪だったらストーリーも締まるだろうなぁとか、こんな技だったらアニメとして見ても効果的だろうなぁとか。至れり尽くせり(笑)。
 ネーミングも一生懸命考えてます。ちょっと凝ってたほうがいいけど、あんまり難しくしても子供が覚えづらいし、ギリギリのラインを狙って。頭の中で、鬼太郎や目玉親父に呼んでもらって、しっくりくるかとか(笑)。もう、こんなに熱心なんだから、私もアニメのスタッフに加えてくれなきゃ困りますよってな勢い(何様だよ)


 今回掲載されたのは、一番最初に送った5通のうちの1体。それから、さらに3度ほど送り、現時点で合わせて21種類の妖怪が私のもとを巣立って行きました。度が過ぎているのは自分でも重々承知です(笑)。
 スタッフもきっと、“1人何点でも応募できます”って書いたところで、ハガキ代もいるわけだし、そんなに送ってきやしないだろうと予想していたんだと思いますが、そりゃ甘い。こんなチャンス滅多にないので、力をフルに発揮して神田川さんは驀進したいと思います。
 最近は、投稿数も多いのか、連日投稿イラストが更新されています。一回の更新で8枚が登場するわけですが、8枚の中では同じ投稿者からのイラストはかぶらないようになってる感じなので、今回の掲載が「神田川ってやつからたくさん送られてきてるけど、とりあえずコレ載せとけばいいか」って投げやりな掲載でなければ(笑)、今後の更新のたびに、神田川さんの新妖怪がお目見えすると思います。というか、そう願いたい。そうであってくれ。
 だって、こんなに妖怪大好きなんですし、こんなに頑張って描いてるんですから、せめて半分くらいは載せていただきたいですもの。ネーミングもイラストも目を疑うくらいのひどい作品も平気で掲載されていますし、オリジナルって決まってるのに「化けがらす」だとか「ガルーダ」だとか既存の化け物まで掲載されていますし。送るほうも送るほうだと思いますが、載せるほうも載せるほうです。もっと妖怪を愛して、妖怪を学んで、妖怪の世界にどっぷり浸かってから、参加していただきたいものです。
 と、いろいろと偉そうなことを言っておりますが、こういう募集の場合、子供がグチャグチャっと描いた適当なイラストが選ばれてアニメ化されるのが世の常ってものなんでしょうね(笑)。そうだったら悔しいなぁ。


 とりあえず、募集が締め切られて落ち着いたら、ブログにも解説とともにイラストを掲載しようと思っておりますので、ごゆるりとお待ちくださいね。そして、ここしばらくはゲゲゲホームページから目を放さないようお願いいたします。

蒸し器

 帰宅すると、ガス台に蒸し器が。おや、今夜の夕食は何でしょう? 茶碗蒸し?
 あ、小籠包ですね。どうせ冷凍食品でしょうけど、美味しそうです。
 そういえば以前、冷凍の小籠包を電子レンジで温めたことがあるんですけど、パッケージの表示通りに加熱したはずなのに、出来上がった頃にはおつゆが全部流れ出て干からびていたことがありました(笑)。そんな昔話を思い出してしまいましたよ。あれはひどかったなぁ。


 さて、食後に母がやってきて、私に感想を求めてきました。
「美味しくなかった? チョーロンポー
 なに? チョー? チョー?
 チョーヨンピルかよ(笑)。だったら、釜山港へ帰れ