憧れのパリ旅行

コンフィダント

ゲゲゲ

 日曜恒例企画となりました「ゲゲゲの鬼太郎」感想レポ、今日も早速参りましょう。
 今回は第4話『男!一反もめん』でございます。「魁!男塾」のごとく強烈なインパクトのサブタイトルですね。今シリーズは内容は申し分ないのですが、サブタイトルが安易だったりチンケだったりします。私に考えさせてくれたらパワーアップできるのに(お前は凝りすぎだ)
 タイトルの通り、今回の主役は九州なまりの一反もめん。自分を助けてくれた女の子を守るため、鬼太郎とともに「海座頭」に戦いを挑みます。要は、ロリコン街道まっしぐらの布切れの話です(そういうまとめをするな)


 では、今回のポイントをおさらい。
子泣きじじいはバカキャラとしてのポジションを確立しつつあり、戦いにおいては未だ目立った活躍なし。毎回織り込まれる、子泣きと砂かけの漫才を見るだけでも価値あり。
●海岸に建つ病院の名前が「絶壁総合病院」。こんな名前で果たして患者は集まるのか。
一反もめんは表情の変化に乏しいため、仲間からはポーカーフェィスと呼ばれているが、「自分にだって表情ぐらいある!」と反論。いや、ないない
●普段は背中に誰かを乗せて飛行する一反だが、今回は女の子を手で抱き抱えて飛ぶ姿を披露。あなた、ペラペラなくせにそんなに腕力あったんですか。単に抱きしめたいだけじゃないですか?(だからそういう方向に持っていくな)
●「船幽霊」が壁や床をすりぬけて女の子を襲う様は、まるでジャパニーズホラーの域。女の子の恐怖の表情がリアルすぎて、観てて真剣に恐ろしかった。アカデミー賞授与
●一反が濡れて飛べなくなった体を乾かすため、熱くて目が回るから苦手な乾燥機に勇気を振り絞って飛び込むドラマチックな展開。女の子のためなら、たとえ火のなか水のなか。でも、自分が入っちゃったら、乾燥機のスイッチは誰が押したの?(笑)
●仲間として「かわうそ」が参戦。得意の泳ぎで鬼太郎を目的地まで連れては来たが、到着した刹那、「かわうそ!危ないからお前は帰っててくれ!」と戦線離脱宣告。そりゃないぜ、鬼太郎ちゃん。
●鬼太郎さん、以前使用した髪の毛ヤリを今回は剣スタイルとして活用。海座頭に勇敢に挑むも、水流攻撃で剣を飛ばされてしまう始末。おい、しっかり握ってろ
●鬼太郎のピンチに、乾燥作業を終えた一反が颯爽と助っ人。あの、うちの高性能乾燥機でも結構時間かかりますけど、あんなコインランドリーの乾燥機でもう乾いた? 早っ!
●しかも、一反さん、フカフカですって。柔軟剤入れなきゃカピカピになるはずなのに、さすがは妖怪パワー。
●一反のしっぽに捕まり、急降下の急旋回を利用した新技・トルネードキックを披露。後に「目が回る」と愚痴。ヒーローはちゃんと夢を与えなさい。
●海座頭は何者かにそそのかされて犯行に及んだことが発覚。ここにきて黒幕の気配。おや、「朱の盤」くん初登場。相変わらず顔がでかい。ということは、黒幕はやっぱり…
●料亭で酒を飲む謎のじじい。お前、ぬっくんこと温水洋一…じゃなかった、ぬらりひょんだな。そして、「酒がまずい」と料亭を爆破。さすが元祖ダイナマイト妖怪。今後の暗躍に期待。


 といった感じで終了。第4話にして早くも宿敵ぬらりひょんが登場いたしました。今シリーズも悪の総帥として影でがんばってくれるようです。しかも、声が第3部と同じ青野さん。やっぱぬっくんはこうでなきゃ。そして、腹心・朱の盤は子泣きを超えたバカさを披露してくれるのか、このあたりにも注目です。


 さて次回は、実写版の主役・ウエイブ…じゃないや、ウエンツくんが声優として登場するそうです。敵妖怪は誰ですか? え?「沼御前」? 知らないなぁ。私が知らないんだから、よほどマイナーかオリジナルか。調べてみたら、会津の妖怪だそうです。沼御前神社ってのもあるみたい。へぇ、楽しみ。
 高校時代、午後の紅茶のことを勘違いして「午前の紅茶」と言ってしまったために、私に「森御前」と名付けられた英語教師の森先生ってのがいましたが、少なくとも彼は関係ないみたいです(当たり前だ)

出張

 さ、鬼太郎を観終え、しばし余韻に浸りたいところですが、今日はそんな悠長なことは言っていられません。待望の「コンフィダント・絆」観劇のため、ビュビュンと東京まで行かねばなりませぬ。コンフィダント・絆


 鬼太郎終了と同時に家を出て、ブログの鬼太郎パートをケータイで書きながら地下鉄で名古屋駅へ向かいます。大忙しだなぁ。


 名古屋駅のキオスクにて飲み物を物色中、「もしや」と思ってストラップコーナーを見てみたら、おやおやあるじゃないですか「しゃちほこおやじ」。
 名古屋限定にも関わらず以前は影も形もなかったくせに、アニメな映画が盛り上がってきたら、手のひら返して入荷するわけですか。
 許されざる行為!
 でも、許す!(どっちだよ)
 はい、神田川さん、お買い上げありがとうございました。

新幹線でワープ

 順風満帆に渋谷駅に到着。東京通いが続いている感じがしますが、渋谷を訪問するのは、去年の「決闘!高田馬場」観劇以来ですから、約1年ぶり*1。よっ、ハチ公、元気だったか。


 適当に昼食をとり、いざ会場のパルコ劇場に向かおうとした時、何やら人だかりを発見。横断歩道の向こう側に軽い人の山。一様にケータイのカメラを掲げて何かを待っているようです。芸能の匂いがしますね。まだ時間に余裕もあるので近づいてみましょうか。
 おや、人と人の間から見覚えのある顔が覗いています。あの髪型、細い目。あれはもしかしてジー!? マツケンサンバでお馴染みの真島茂樹がそこに!?
 と思ったら、ただのスタッフでした。お前、誰だよバカヤロー(笑)。
 あ、まだ登場してないっぽいです。まもなくみたいなので、待ってみますか。老若男女、いろんな人がたかってるので、いったい誰が登場するのか楽しみ。しがない芸能人だったとしても、見てあげる価値はあるってもんですからね。
 お、司会の女性が話をはじめました。いよいよですか。さあ、ご登場〜!
 で、最初に出てきたのは、頭に宇宙人の触角をつけた外人女性の集団。何ですか、この人らは。あっ、これから出てくるメインゲストを引き立てる下部たちですね。なるほど、否応にも気分は上昇。誰が来るのか!?
 下部たちが集結したところで、司会が再びマイクをとりました。
はい、というわけで…
 って、えっ!? これで完結!? もう出てこないの? メインは? 彼女らがメイン?
 何だよ、それ。キャンペーンだかなんだか知りませんが、ひどいじゃないですか。私の時間を返せ。ケータイカメラを手に準備してた私が恥ずかしいじゃないですか(笑)。
「彼女たちが全員揃うのは、今と夕方○時の2回だけです! 貴重ですからね〜。どうぞケータイカメラでどんどん撮影なさって下さい!」
 誰が撮ってやるもんか。ああ、ぎゃふん。
 以前、サンシャイン栄で人だかりに遭遇した時は、ウエンツがポスター撮影か何かをしていて、あまりに鼻の高い生ウエンツにテンションが上がったものですが、今回はひどい結末でした。


 そして、この寄り道のおかげで方向感覚をなくした方向ド音痴の神田川さんは、この後、道に迷いました(笑)。お前、ここ来るの何回目だよ。しかも、迷うのも何回目だよ!(笑)(2回目)

観劇

 というわけで、いろいろとすったもんだがありつつ、無事に観劇終了(恒例のあっさりすっとばし感想ですこと)
 いいお芝居でした。今回は爆笑必死のコメディーではなくて、人間ドラマが濃いシリアス寄りだと聞いていたので、正直、あまり期待していなかったんですよ。中井貴一生瀬勝久寺脇康文相島一之、そして堀内敬子とキャスト陣の実力も申し分ないですし、あちこちから「最高傑作だ」との声もあがっているにも関わらず、ちょっと半信半疑なまま今日を迎えたわけですが、すごくいい作品でした。
 ドタバタのコメディーも数ヶ所ありましたし(あんなにテンションの高い中井貴一は初めて観ました)、シリアスなシーンもふんだんにありましたし、堀内さんの素晴らしい歌も随所に盛り込まれ、非常にバランスのいい仕上がりになったと思います。
 ただ、みんな髪型やヒゲが19世紀のパリっぽいのに、生瀬さんだけヒゲもなく普通の髪型だったので、現代人に見えなくもない。ゴッホ役なのに(笑)。
 ま、そんなことは次第に気にならなくなるほど話は面白いのでかまわないですけどね。観終わった後、やけにジーンとしてしまい、カーテンコールでウルウルしてしまった神田川さん。珍しい。ふとナナメ前を見ると、御婦人がメガネを外してハンカチで涙を拭っておりました。私だけじゃないみたいで安心。
 感動大作ってわけじゃなく、むしろラストは悲しい旅立ちで締められるわけですが、なぜか心が温かくなりました。そして、この名作を、来月再び観劇出来ることに感謝したいと思います

帰路

 帰りの道中、品川駅にて「新潟物産コーナー」を発見。会社へのいやがらせ土産に何かいいものはないかなぁと物色してみたのですが、中途半端なネタにしかならないものばかりで、あきらめておとなしく御門屋の揚げまんじゅうで落ち着きました。
 ブドウ糖みたいな効果的な土産にはなかなか出会えないなぁ。*2


 舞台は無事に名古屋に戻りまして、帰りの地下鉄での話。
 高校生くらいの男子が「立ち寝はない。さすがに立ち寝はない」と発言。
 おかしいなぁ。私はしょっちゅう立ち寝しちゃうのになぁ(笑)。まだまだ君たち子供だなぁ。
 というわけで、おやすみなさい。