そんなバナナなランキング

フェルトな鬼太郎

ゲゲゲ

 はい、本日も「ゲゲゲの鬼太郎」感想コーナーにまいりましょうか。今回は第8話『宿敵!ぬらりひょん』でございます。
 どのシリーズも鬼太郎の敵役として登場して暴れまくってくれるぬっくんですが、今回、早くも手下の妖怪どもをぞろぞろと引き連れて登場です。
 「朱の盤」と「蛇骨ばばあ」というぬっくんの両脇は不動のようです。この二人はまったく使い物にならないので、もっとぬっくんも考えた方がいいと思いますが。で、新たな手下として、「蟹坊主」、「旧鼠(きゅうそ)」、そして前回謎のままだった目だらけの妖怪「百々目鬼(どどめき)」が登場。大勢ですね。鬼太郎を殺すために、強者を集結させたそうです。いやいや、もっと強いヤツいるって(笑)。
 今回は特にツッコミどころがないまま終わってしまいました。いやぁ、面白かった。30分にまとめちゃったのがもったいないです。2時間のスペシャル版でも大丈夫ってくらいでしたもん。鬼太郎vsぬっくんって構図がもうゴールデンな上に、豪華なパーティバトルも繰り広げられ、仲間の裏切り、敵の裏切り、鬼太郎の死、そして驚異の復活…と、ものすごい勢いで展開していきましたから。
 で、最終的には鬼太ちゃんが「二度と僕の前に姿を見せるな〜!」と怒り狂って、髪の毛スティックでぬっくんのおでこをズガン!と一撃。あっけない幕切れでございました。ぬっくんはおでこの傷を今後治さずに残しておくそうです。よくあるパターンですね。あ、だから今回のぬっくんは眉毛がつながってるのか(関係ない)。さてはお前、我修院だな!(それ、前も使ったから)


 さて次回は、ゆうれい電車で人間を懲らしめるストーリー『ゆうれい電車 あの世行き』です。ド派手な話の次は、いやに地味な話を持ってきましたね(笑)。

注目のランキング

 ちなみに今回、鬼太郎にとどめを刺す際にぬっくんが「どうしても貴様に言っておきたかった」と発したセリフがコレ。
くたばれっ!
 どうしても言いたかったんだ(笑)。淋しい人。
 この「くたばれ」ってセリフ、漫画やアニメでしかお会いできませんよね。普通のドラマじゃ聞いたことないですもん。洋画の吹き替えでも珍しい。しいて言えば、特撮の戦隊モノで聞けるかもしれませんけど。漫画独特の言い回しです。


 このようなセリフの、私の中のランキングはこんな感じになってます。

3位…ええい、ままよ!

 「なんとでもなれ!」といった意味合いで使う言葉ですね。近頃じゃ、漫画でも滅多にお目にかかれません。私も最初は意味がわからなかったですもん。「ママがどうした?」って。

2位…失せろ!

 「行く」「去る」をののしっていう言葉。これも日常じゃ絶対に使いませんからねぇ。

1位…ほざけ!

 馬鹿なことを言っていると、これを言われてしまいますから要注意。主にベジータが使用


 というランキングの紹介でした。日常では使わないと言っておきながら、私はたまにゴマちゃんに言ってます。特に上位の「失せろ」と「ほざけ」はなかなか効果的です。毎日に退屈したら、皆さんも使ってみては。

思い出した

 そういえば、実写版「ゲゲゲの鬼太郎」の感想の際に書き忘れたことがあったのですが、「なんだ、これ」と疑問に思ったシーンがございました。
 鬼太郎と猫娘がゲゲゲハウスの前で話をしているシーンで、猫娘がなぜかバナナを持ってるんです。でも、色がちょっと変。茶色いんです。でも、どう見てもバナナ。何なのでしょう。あなた、何を握ってらっしゃるの?
 と疑問視していたら、なんと猫娘その謎バナナを口におくわえになるじゃありませんか。ちょっと、皮むかなきゃ食べれないよ。ってか、そんなおかしな色のバナナ食べちゃダメ。
 あれ? くわえたのに食べない…。舐めてるだけ? どういうこと?
 あっ、わかった。それ、かつおぶし!(笑)
 削る前のかつおぶしをくわえてるわけですか。納得。今じゃ、削られてるものしか見ないですからねぇ、わからないのも無理はないです。観てる子供たちは、もっとわからないまま過ぎて行ってるんだよなぁと危惧してしまいました。