マザーブレッド

ランチパック

母なるパン

 今朝、地下鉄の乗り換えの合間に、ホームのベンチでコンビニで買ったパンを食べていたのですが、ふと原材料の欄を見て驚いてしまいました。
 そこにはなんと「」の文字が! 食材に紛れて、なぜに母が!? おふくろの味ってことですか?
 と思ったのですが、よく見たら、途中で改行されていただけで、なんてことはない「パン酵母」でした。なんだ。やっぱり、いつもの先走り勘違いか。

ありえないキャベツ

 食べ物つながりでこんな話。
 先日、会社でお弁当の話題になり、意外なものをみんな共通で「美味しい」と感じていることが発覚いたしました。私もすごく美味しいと思っていたのですが、まさかみんなもそう思っているとは。
 どんなおかずかといいますと、大根がいちょう切りで薄〜くスライスしてあって、ツナとマヨネーズで和えてあるだけっていう単純なもの。大根から水分が出てきてしなしなになって、味付けも塩加減も絶妙。説明じゃ美味しそうに思えませんけど、ホント、美味しいんです。箸やすめ的なものじゃなくて、普通にご飯のおかずになりますもん。みんな、同意見のようです。


 一方、「これはひどいおかずだ」という意見で一致しているものもありまして、それが曲者。キャベツの適当なせん切りと昆布の佃煮を混ぜたのがそれ。どう考えてもおかしいんです。考え付いた人もおかしいんです。
 塩昆布なら浅漬けっぽくなりますからいいんですけどね、そうじゃないんですよ。昆布の佃煮ですよ。昆布のおにぎりに入ってるあれですよ。あの、甘くて、辛い、あれですよ。あれを、生のキャベツと混ぜ混ぜするわけですよ。ほら、画期的すぎてついていけません。
 これは食べなくても美味しくないことはわかると思います。全然ね、ハーモニーが生まれないんですもん。それぞれの素材が思い思いの方角へ一直線。なんで混ぜちゃったんだろう。
 しかも、得意げなのか、結構な頻度で登場するんです。混ぜずに別々に分けて出してくれよ。