母の餃子術

餃子

生きがい

 ソフィー婦長の復帰の目処がなかなか立たず、今日も週が始まったばかりだというのに猛スピードでフル稼働業務。もうね、ホント、しんどいです。昨日は休みで元気だったくせに、一日働いただけでフラフラ。私だけに負担がかかっているわけでは当然ないわけですが、精神的にも肉体的にも疲労しっぱなしです。
 帰りの地下鉄でもボーっとしてガタゴトガタゴト。「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画文庫を読んで元気を取り戻そうとはしてみたものの、途中で眠くなってギブアップ。そして、降りる直前、あることに気が付きました。
 あっ、今日、月曜じゃん
 ジャンプじゃん!
 BLEACHじゃん!!
 ああ、やっと救われた気がしました。コンビニ、コンビニ。立ち読み、立ち読み。
 おっ、表紙イラストがブリーチじゃないっすか。縁起いいですね。
 本編も堪能しましたし、次号は巻頭カラーみたいですし、これで明日働く気力も湧きそうです(単純なやつ)

餃子

 帰宅すると、夕食は餃子でした。冷凍のですけどね。母が「餃子の王国」というところのお取り寄せの美味しい餃子を気に入って、よく買っては焼いています。疲れてますから、何でもいいです。とりあえず空腹が満たされれば。


 あ、餃子で思い出しましたけど、昔、こんなことがありました。
 私が小学生か中学生くらいだったと思うのですが、家に電話がかかってきたんです。ほら、よくある勧誘っぽいいかがわしいやつ。私が電話に出たのですが、困った私はすぐ母に代わったんですね。
 母はその時、台所で餃子をつくっている最中。私からコードレスフォンを受け取るや否や、とりあえず「もしもし」とだけ言って、相手がなにやらトークをしはじめたところで、ドンとテーブルの上に電話を置きました。そして、放置したまま平然と餃子を包みはじめる母。偉業(笑)。
 スピーカー機能とかにしてるわけじゃないですから、相手のしゃべってる内容はさっぱりわかりませんが、何かをずっとしゃべり続けていることは漏れる音で判断できます。それをBGMに、母は餃子を包み終えました


 そういえば、ニンニク料理の後って、牛乳を飲むとニオイ消しに効果があるって言うじゃないですか。で、子供の頃、餃子を食べた後は牛乳を飲んでいたわけですが、しばらくして「コーヒーも効くらしい」という情報を入手。へぇ。
 それを知ってからというもの、私は餃子の後には甘いコーヒー牛乳を飲んでいました。牛乳も効くんだし、コーヒーも効くんだったら、コーヒー牛乳は一石二鳥じゃないか、と。
 でも、大人になってみて思えば、甘いコーヒー牛乳には、コーヒーも牛乳もそんなに含まれていないんですよねぇ(笑)。
 子供は飲みものだけじゃなくて、考えも甘いなぁ。はい、御後がよろしいようで。