おかずがない!

親子餃子

おかずの真相

 先日、謎のおかず*1として取り上げた「親子餃子」が本日のランチでした。全容はこちら→
 案の定、大きな餃子と小さな餃子のセット。そりゃそうですね。普通に考えればそう。
 でも、味は親餃子も子餃子も同じだったため、わざわざ親子にする必要はないよなぁと改めて実感。親のほうだけを「ジャンボ餃子」ってソロで出してくれたほうがまだ救いがあります。
 ま、弁当屋側も、きっと思い付きの出来心でやってしまったんだと思いますので、二度目の親子再来はないことを願っています。きっちりと反省してください。


 ちなみに、「大シュウマイ」はわざわざをつけるほどの大きさじゃなかったので失格。やはり見栄でした。
 そして、「もちサクポテト」は、イモみたいな餅みたいな怪しいものに、あられをまぶして油で揚げた、奇抜さ極まりない代物でした。確かにもっちりしてサクッとはしましたけど、中身の味が甘めだったので、おかずとして扱うべきものではありません。子供の日に食べるちまきをフライにしたと思っていただければ、味の想像がしやすいかと思います。チーフも「あれは何なんだ!」とキレてましたから(笑)。あれはもちサクポテトなんだ!

草原の香り

 弁当といえば、高校時代、こんな面白エピソードが。
 昼食時、友人達と弁当を食べようとしたところへ事件は舞い降りました。
 友人の一人が弁当箱のフタを開けると、中には奇妙な光景が。白いご飯の上に、キャベツの千切り
 それだけ
「ええっ!?」
 一同に衝撃が走りました。こんなの見たことない。日の丸弁当ならぬ、草原弁当(笑)。開けた本人が一番驚いています。何かの報いでしょうか。普通なら考えられない。
 しかし、よく見ると、単にキャベツだけが乗っているわけではなさそう。いや、キャベツしか乗っていないという事実をくつがえせるわけじゃないのですが、何かの痕跡がチラホラ。まるで、一回何かを乗せて、また取りのぞいたような印象を受けます。
「あっ」
 当人が何かに気付いて笑い始めました。何?どうしたの?
 そして、キャベツご飯の正体はすぐに判明しました。弁当箱そのものばかりを見ていてもわからないはずです。もっと別のところに目を向けない限りは。
 実は、開けたフタの裏に、なんととんかつが!(笑)
 とんかつソースを糊として、フタの裏にペッタリとひっついているではありませんか。おかず泥棒はこいつだったわけですか。皆さんも、物足りないおかしな弁当に出会ったら、まずはフタの裏を疑ってかかってください。