赤い死相
謎の添加物
先日のこと。スーパーに買い物に行った際、大きなビンに入った梅干しが売られているのを発見。しかし、そこに掲げられた値札がちょっと妙でした。商品名がおかしい。
「梅干し」ってのはいいんですけど、その横にカッコして「しそう入り」って。何ですか?「梅干し(しそう入り)」。
しそうが入ってるそうです。しそうって何さ。思想ってこともないでしょうし。あとは、死相とか、歯槽膿漏とか、不のイメージしか湧いてまいりません。
その梅干しには見るからに「しそ」が入っているように見えるので、しそのことを言っているんだと思いますけどね。誤植? でも、手書きじゃなくて、ちゃんと機械で書かれた値札だしなぁ。
あ、もしかして、しそのことを「しそう」とも言うんでしょうか? 私が知らないだけで、そういう表現もあるのかも。ほら、らっきょうを「らっきょ」と言ってみたりするのと一緒で。
そんなことを思いながら、ふ〜んと後ろを振り返ると、さらなる衝撃が。「赤しそう」なる値札が貼られているじゃありませんか! 何さ、今度は赤いしそうですか。赤しそでしょ? だって、ほら、値札は「赤しそう」でも、商品のパッケージ自体にはちゃんと「赤しそ」って書いてありますもん。それがどうして「しそう」に変換されてしまうのか。どう考えてもおかしい。まるで明石荘。
その後、「しそう」の存在を探るため、ネットで検索してみた神田川さん。案の定、そんなしそうはどこにもありませんでした。ほれ見たことか。嘘っぱちじゃねぇか。
だって、漢字だと「紫蘇」ですもんね。どう読んでも「しそ」ですもん。阿蘇が「あそう」になるわけないのと一緒。
というわけで、百恵ちゃん主演の「赤い死相」で赤いシリーズが復活を遂げます!(でたらめ言うな)