ビビビの華道家

猫+目玉

目玉おやじ

 お台場で購入した「パッチン目玉おやじ」。犬や猫にくっつけて写真でも撮ろうかと思ったのですが、そんなものつけたら当然じっとしてくれないため、なかなか撮影できず。ようやく撮れたのが、こんな中途半端な写真でした(笑)。頭は難しいので、しっぽの付け根におやじ現る

レポ

 ということで、随分と遅れましたが、「ゲゲゲの鬼太郎」レポいきましょうか。今回は第17話「さすらいの蒼坊主」です。蒼坊主兄さんが妖怪横丁に帰ってくるそうですよ。って、それ誰だよ


●極度の方向音痴の「蒼坊主(あおぼうず)」。妖怪横丁の入り口を見つけられずに人間界をウロウロ。最後の策で「おーい」と連呼すると、それを聞きつけた「呼子(よぶこ)」が助けにやって来ました。さすがは山びこ妖怪。
●それにしてもこの蒼坊主、みんなからいろんな呼び名で呼ばれます。
呼子蒼坊主おじさん
小豆洗い「蒼ちゃん
鬼太郎「蒼兄さん
目玉「
砂かけ「蒼坊
 こんなにバリエーションが豊富な妖怪も珍しいですね。
●その頃、悪巧みをするぬっくんことぬらりひょん様は、妖怪「火取魔(ひとりま)」をそそのかして悪事を働かせております。世の中の熱エネルギーを吸収してどんどん大きくなる火取魔。おかげで、街からは電気が消えてしまいます。先日も書きましたが*1、以前仲間の火妖怪として登場してぬっくんの悪巧みに立ち向かっていたはずなのに、そのあたりの説明は一切なし。ああ、そうですか。
●全国を行脚する蒼坊主は、目玉おやじ宛に、飛騨の天狗からあるものを預かってきたとのこと。その名も「古今東西妖怪大図鑑」。略して「ココン」。自ら意志を持っており、風の噂を吸って自動的に情報を更新する秘法だそうです。先日紹介したカードのグッズはこれがデザインのもとだったわけですね*2。ああ、金儲けのにおいがする。
●夜も更け、妖怪横丁では大宴会が開催されています。みんなかなりの酔っぱらい。特に、砂かけばばあときたら、ベロベロに酔って蒼坊主に絡んでいる様子。
●そうこうしているうちにバトルスタート。蒼坊主vs火取魔鬼太郎vsぬらりひょんという闘いが勃発です。ちなみに、蒼坊主は「封印師」というジャンルでくくられるようです。封印が得意技だそうで。かっこいいじゃないですか。得意技はもちろん魔封波(漫画違いますから)
●あまりにエネルギーを吸いすぎて巨大化してしまった火取魔。強烈過ぎて手に負えません。「どうする鬼太郎…。消防車呼ぶか?」と、こんな非常時にわけのわからないギャグを飛ばす蒼坊主。ああ、うざい。
●火取魔の強力な吸引力で体内に取り込まれてしまった鬼太郎。そして、蒼坊主も油断した隙に背後からぬっくんにブサリ。杖に仕込まれた剣で体を貫かれてしまいます。子供向けアニメにしてはリアルな描写ですこと。そして、いつもながら卑怯なぬっくんです。
●死にかけの蒼坊主は、冒頭と同じように「おーい」と山びこで助けを求め、呼子に危機を知らせます。そして、横丁ファミリー集結。反撃開始です。
●エネルギーを蓄えて凶暴になった火取魔は、もうぬっくんの言うことなんかききやしません。よくあるパターンですね。力が大きくなると調子に乗っちゃうっていう。
●そんな火取魔の体内から鬼太郎を助けようと、なんとか火を消そうと頑張るファミリー。砂かけは火消し砂を放出し、かわうそは口から水を放射しますが、効果なし。
●そこへねずみ男が必殺技を考案。一反もめんの先に、石化した子泣きじじいを取り付け、ハンマー投げのようにグルグル振り回して相手に投げつける、その名も「子泣きハンマー投げ」を披露。「ばばあ、どけ!」と砂かけに暴言を吐きつつ放り投げると、体内の鬼太郎に見事命中。押し出して救出することに成功いたしました。
●しかし、なかなかしぶといぬっくん。火取魔の炎で横丁ファミリーを焼き尽くし、鬼太郎を剣でブスっと突き刺します。うわぁ、痛そう。
●と思ったら、それは実は蒼坊主の見せていた幻覚だということが判明。眉間の第三の瞳を解放した蒼坊主によって幻惑の術にかけられたぬっくんは、鬼太郎だとばかり思って自分自身の足を刺していたのでした。おバカ。
●火取魔は無事に封印、ぬっくんも逃げ出し、事件は解決。しかし、火取魔をきちんと封印するために石川県に向かったはずの蒼坊主は、方向音痴のためになぜか鳥取砂丘に到着してしまい困り果てる、という終幕。


 今回はですね、ホント、面白かったです。自分的には今までで一番の出来かも。魅力的な蒼坊主の登場、ぬらりひょんの陰謀、鬼太郎の危機に立ち上がる横丁の仲間たち、そして入り乱れるバトル。かなりテンション上がりました。やっぱ鬼太郎はこうでなきゃ。
 今回の脚本は、「ダイの大冒険」や「冒険王ビィト」の原作者としても有名な三条陸さん。パーティーバトルを書かせたらさすがの仕上がりですね。先週のぜんぜん面白くないゲームの話も三条さんでしたけど、今回みたいな話をもっと書いていただきたいです。


 さて、次回は西洋妖怪のドンでありますバック・ベアード様が登場のご様子。お台場編で大暴れした彼が、ついにレギュラー放送にも初登場。彼単独のストーリーって見たことないので楽しみです。あ、27時間テレビがあるから鬼太郎は1週お休みなんですね。残念。
 あ、でも、そのかわり、27時間テレビの「クイズ!ヘキサゴンSP」に新選組!チームが出場するみたいだからいっか。NHKの衣装さんがわざわざやってきて武具の着付けしてくれるそうですし。太っ腹。ああ、楽しみ。

酷似

 そういえば、実写版「ゲゲゲの鬼太郎」のキャスティングが発表された際、ねずみ男役の大泉洋さんに「うわぁ、これ以上の適役はない!」と感心したものですが、先日、テレビを観ていて、もっとねずみ男似の芸能人を発掘してしまいました。
 それはなんと、假屋崎先生華道家の。
 あの人にヒゲつけて、衣装着せたら、ねずみ男そのままじゃないですか。前歯2本も大きいから、付け歯なしでいけますし。次回はぜひ挑戦願います。

さて

 すっかり記憶から遠のいている、オリジナル妖怪イラスト募集のその後ですが、ホームページにて第1回募集分の最終候補が発表されていました。
 コチラ→Google
 この10作品の中からアニメに登場する妖怪が選ばれるとのこと。案の定、神田川さんは入っておりません。あ、そう。そういうつもりだってのはわかってますよ。山ほど応募したからって目の敵にしやがって(笑)。
 だって、この最終候補、私が気に入ってたのもチラホラあるのですが、どうだっていいのだって明らかに混ざってますでしょう。やっぱりスタッフとは馬が合いませんわ(笑)。
 この調子じゃ、第2弾のほうも期待できやしませんね。ガックシ。こうなったら、さっさと発表してもらって、私の生み出した90もの妖怪たちを早いとここのブログで公開してあげたいです。ぎゃふんと言わせてやりますから。今に見てろよぉ。