壁に囲まれた家
失態
今朝、「う〜ん」と目を覚ますと、なんと9時半。ええっ。しまった、ちょうど鬼太郎終わっちゃった。
4月にアニメ放送が始まって以来、出かけなきゃいけない時以外はちゃんとテレビの前でリアルタイムで鑑賞していた私としたことが何という失態。昨夜の寿司大喰らいのせいですね。畜生。
まあ、録画はしてありますので大ごとってことでもないのですが。ミニショックくらい。
くじ
コンビニに出かけ、買い物ついでに久々にゲゲゲくじでも引きますか。もうあきらめモードなのでどうにでもなれ。1回ね。欲張りは禁物ですから。
ところが、くじを一枚引いて店員に渡したところ、「あっ、1回ですか！？」とあわてた様子。どうやら、私のセリフを聞き間違え、2回分の金額をレジに打ち込んでしまったそうです。あ、そうでしたか。じゃ、それも何かの縁ってことで、2回引きますよ。500円勝手に合計金額増やされたところでセレブな神田川さんは余裕です。それもこれも鬼太郎のため。流した汗と涙はすべて妖怪に注ぎ込まないと。フィギュアが当たりますように！
そしてお祈りの結果、湯呑みと、またしてもぬりかべ貯金箱が当選。店員は「あっ♪」ってなテンションで読み上げてましたが、私は全然嬉しくもねぇや(笑)。もっと私に貯金せよという神からのお告げかなぁ。
それにしても、2体目のぬりかべをどうしたものか…。きっと、店員は「自分が勘違いして2回にしちゃったせいで見事に貯金箱が当たったんだから、この人もよかったなぁ」とか思ってるんでしょうが、大きな勘違い。500円返せ（余裕のセレブじゃなかったんですか？）。
湯呑みのほうは、妖怪たちのシルエットと名前がデザインされたシンプルなものをチョイス。その妖怪の中に、まだアニメ未登場の「キジムナー」「白坊主」「ぬっぺふほふ」が描かれておりました。ということは、近々アニメに登場する予定ってことなのでしょうかね。楽しみです。
そういえば、キジムナーはぬりかべ貯金箱のぬりかべの上にもちょこんと乗っかってたなぁ。あれ？もしかしてもうアニメ出てきてたっけ。横丁にいたかなぁ。忘却。
帰宅した神田川さんは、ぬりかべ貯金箱2つめゲットのそんなにめでたくもない記念に、集まりすぎたぬりかべを集結させて撮影会開始。
ほら、こんなにいます、我が家に(笑)。
話題のぬりかべTシャツも初披露ですね。なんだか壁マニアみたいだなぁ(笑)。
レポ
ということで、このままの流れで「ゲゲゲの鬼太郎」レポ参りましょうか。
今回は第18話『古城に光る黒い眼』でございます。古いお城で歌い踊る黒木瞳さんのお話ですね。♪あ〜な〜た〜に〜会えて〜…って、んなわけない。妖怪より恐ろしいですから。
●のっけから「やあ、皆さん、グーテンターク！」と鬼太ちゃんが視聴者にご挨拶。どうしちゃったの。気でもふれましたか。あ、今日はドイツの話なんですか。え？本当にドイツ？ ヨーロッパの？ そんなところまで行っちゃったんだ、あんた。日本のことをもっと考えなさい。
●住まいの城で怪事件が勃発するという美女の依頼を受け、専用ジェット機に乗って遥々ドイツまでやってきた鬼太郎。お供は猫とねずみ。わざわざ遠出するんですから、もっと役に立ちそうな妖怪連れて行けばいいのに。今回、親父さんは夏風邪でダウンして療養中。
●ところで、今回、鬼太郎の顔がなんだか違いますね。作画担当の人が違うんでしょう。慣れない。鬼太郎のはずなのに、目つきがまるでねずみ男。いやらしい。
●鬼太郎を招待した美女は、金髪で青い瞳のアリアさん。やつれた細川ふみえのような顔立ちで、妖しさ満載です。美女の正体が実は妖怪だったってパターンかもしれませんしね。要注意。
あ、このアリアさんの声、どこかで聴いたことあるなぁと思ってたら、セーラーマーキュリーだ。亜美ちゃん。ということは、お前の正体は妖怪じゃなくてセーラー戦士だな。妖怪vsセーラー戦士のドリームマッチはここに開戦！（しねぇよ）
●アリアさんことマーキュリー（逆、逆）にデレデレの鬼太ちゃん。猫娘に叱られております。確かに鼻の下伸びすぎ。ほら、そんなことしてるから、アリアさんに窓から突き飛ばされてしまったじゃないですか。落下する鬼太郎。柵に突き刺さる寸前で、髪の毛綱を発動して巻きつけてセーフ。
で、明らかに自分で突き飛ばしておいて「憶えていない」とほざくマーキュリー。怪しい。明らかに怪しすぎるので、この人は犯人候補から外しましょう。
●そして、空には大きな目玉が雲に隠れて浮かんでおります。ほら、やっぱりバックベアード様じゃないですか。西洋妖怪のボス。彼がどうにかしてアリアさんを操っているわけでしょ。隠れてないで出てこいよ。
●一方、こちらは妖怪横丁。夏風邪の目玉を砂かけと子泣きが心配そうに見守っております。かなりの高熱のようで、体温を測ることに。脇に大きな電子体温計を挟んで大人しく寝ている目玉。って、妖怪なのに、電子体温計なんだ(笑)。人間界に依存しすぎ。
と思ったら、表示されている体温が「62.0℃」。うわっ、お湯(笑)。ということは、人間向けの体温計じゃないな。オーバーしすぎ。妖怪向けの電子体温計ってことですか。妖怪界もハイテクなんですね。
●舞台はドイツに戻りまして、事件はさらに難航。アリアさんだけじゃなく、鬼太郎がいつの間にかねずみ男に斧を放り投げたり、猫娘が鬼太郎にフォークを投げつけたり、謎だらけ。知らぬ間にみんなが操られているようです。でも、ふと気が付けば正気。ベアード様の妖力でおかしくなってるわけですね。
●そして、ねずみ男が鬼太郎に紅茶をそそぎます。いや、絶対それ飲んじゃだめですって。ねず公、きっと操られてますから。毒入りだぞ。どんな馬鹿な視聴者でもわかります。飲むな。あ、飲んじゃった。このバカチンが。あ、顔が青くなっちゃって。やっぱ毒か。
●猛毒の痺れ薬にやられながらも、真犯人の招待を突き止めた鬼太ちゃん。ドイツまで足を運んでおきながら、犯人は日本の妖怪「目目連（もくもくれん）」ですって。そんな馬鹿な。鬼太ちゃんも「うかつだった」と反省。そりゃそうでしょう。ベアード様が最初から出てきてるのに、別妖怪が絡んでるなんて私も思ってませんでしたもん。
●ということは、わざとらしく登場してたベアード様が実はいい妖怪で、目目連を退治してくれるとかいう展開ですか？ あの悪のバックベアードが仲間？ う〜ん、謎。
●さて、目目連の攻撃に遭い、深い古井戸の中に放り込まれるトムとジェリー（アニメ変わってますから）。そして、井戸の中にロープで吊るされる鬼太郎。おい、人間じゃないんですから、そんなところに放り込んだり吊るしたりしたところで死にませんよ。殺したきゃ、もっとちゃんと息の根を止めないと。そう、愛を止めないで（どっからオフコースだよ）。
●鬼太郎を葬ったと高笑いする目目連の前にベアード様が現れて苦言。やっぱり彼は西洋妖怪のボスってポジションで合ってるみたいです。日本妖怪の悪の総統・ご存知ぬらりひょんともつながってるそうで。へぇ、ぬっくんよりは確実に強そうだ。
目目連は、規制が厳しい日本から逃げ出し、ドイツにやってきて自由奔放に悪さをしていたそうで、その国外逃亡の手助けをベアード様がしてくれたんだそうです。逃亡って、妖怪なんですから勝手にどこへでも行けばいいのに。小難しいシステムでもあるんでしょうかね。
●心配で井戸までやってきた目目連でしたが、もうそこには鬼太ちゃんの姿はありません。城の屋上で発見。毒液を左手に集め、右手だけで井戸のロープをのぼったそうです。ちょっと死にかけてます。鬼太郎、毒には弱いみたい。
●目目連との対決。髪の毛の新技が登場です。長い槍タイプではなく、短剣タイプ。髪の毛ダガーの初披露です（またしても勝手な命名。まるで名古屋弁のよう）。そして、なんだかんだで勝利。
●目目連をコップの中に追いつめて捕まえるも、登場したベアード様によって始末されてしまいました。「日本に連れ帰るのも面倒だろう。私が処分してやろう」ですって。ああ、極悪非道。
●鬼太郎を「ミスター鬼太郎」呼ばわりするベアード様は、日本妖怪がいかに嫌いなのかを述べ、今日は戦わないけど、いつか君をコテンパンにぶっ殺すよ〜的なことを言い放って去っていきました。順レギュラー決定。
●日本に無事帰国し、親父さんに報告。いつの時代もホウ・レン・ソウは大切ですからね（うるさい）。妖怪大図鑑の古今くんによると、バックベアードは「馬句部阿度」と書くようです。ひどい当て字(笑)。目も当てられない。
次回は河童の相撲大会。猫娘の貴重なまわし姿が拝めます。
そして、予告のでたらめナレーション。
目玉「注目の一番はこのワシじゃ」
猫娘「もうっ！どんだけ〜？」
ええっ！？ 妖怪界でもIKKOさんブレイク！？(笑)
妖怪掲載
今日は最初っから最後まで妖怪の話題で申し訳ないですが、ジャンジャン行きますよ。
オリジナル妖怪No.13 おきあがりこぶし
石でできた巨大な手だけの妖怪。普段は柱のふりをしており、人間が近づくと握りつぶして養分を吸収する。何度倒しても起き上がるしぶとさが特徴。
ホームページ掲載妖怪。そして、鬼太郎とのコラボ第2弾です。ゲストは一反もめん。
「おきあがりこぼし」から発想した妖怪ですが、自分でもよく思いついたなぁと感心。地獄の入り口くらいに居てくれると役立ちそうな妖怪です。
オリジナル妖怪No.14 フー助
風を操る子供の妖怪。その小さな体からは想像できないほどの強力な息を吹き出し、突風を巻き起こす。力を使いすぎると顔が赤くなる。心優しい性格で、鬼太郎とも仲良し。
オバＱのＯ次郎みたいな外見の妖怪。見た目も名前も安易ですが、たまにはこんな安易なキャラも必要です。鬼太郎の可愛い仲間という空いたポジションに滑り込めそうですよね。
オリジナル妖怪No.15 法蓮僧侶
南無妙法蓮華経を唱えて死者の魂をあの世へと導く修行僧の妖怪。温厚な性格だが、いざという時には頭のほうれん草を巧みに操って戦う。頭のほうれん草には鉄分が多く含まれるため、磁力に弱い。
ほうれん草と僧侶をくっつけ、さらに「南無妙法蓮華経」まで盛り込むという離れ業妖怪。連獅子のようにほうれん草を振り回したり、磁石にくっつけられて困ったりするシーンをぜひアニメで観てみたいものです。
水木しげるというよりは、手塚治虫っぽい顔立ちになってしまいました。
