回らぬ首

鳥取砂丘

 今朝、起きてみると首の右後ろあたりに激痛が。うわ、痛い。こりゃ、寝違えたか。ったく、寝違えるほど寝てないってのに、この罰当たりな身体め(笑)。
 普通、どっちに向いたら痛いとかあると思うんですけど、今回はどこを向いても痛い。空を見上げても、地面を見下ろしても、右や左から振り返っても痛い。まさしく四面楚歌…じゃないや、八方ふさがりか。どっちも違う気がしますけど、そんなことはどうでもいいので放置いたしまして。
 でもって、その首から肩を通過して肩甲骨のあたりまで非常戦線がはられているようで、首を動かすとそのあたり一体がグゥォっと一斉に悲鳴をあげます。こんなひどい寝違えは初かもなぁ。
 だって、会社でお茶を飲もうとしても、まず手が痛くてペットボトルのキャップを開けるのに一苦労でしょ*1ペットボトル症候群。で、いざ飲もうとペットボトルを口にして上を向けば首に激痛でしょ。飲みたくなくなりますもん。ダブルの症状。ペットボトル合併症とでもしておきましょうか(笑)。
 ああ、よかった。今日、マッサージを予約してあって。行く日に運よく寝違えるなんて、この身体も捨てたもんじゃないな。いや、運はよくないか。ならないにこしたことはないんだから。この罰当たりな身体め。

入店

 はい、いらっしゃいました。シモちゃん、助けてください。
シ「昨日はご紹介していただいてありがとうございました」
神「いえいえ、お忙しいのにすいませんねぇ」
 何の会話かといいますと…。
 昨日、トットリくんがあまりに腰が痛くて、ここに来てみようかなぁと言い出したので、私が連絡して取り持ってあげたというわけ。で、私の回数券を使って、タダで腰の治療を受けた彼。太っ腹な神田川さんです。
シ「すぐにわかりましたよ(笑)
神「え?」
シ「あ、この子がそうなんだって(笑)
 はい? あ、ちょっと待って。それ、勘違いですよ。バカっぽく見えたかもしれませんけど、ゴマちゃんじゃないですから(笑)。
神「あれ、うちのバカ(ゴマちゃん)じゃないですよ。トットリくんですよ(笑)
シ「あっ、トットリくんですか!(笑)
 “バカ”とか“トットリくん”で話が通じるほど我が社の内情に詳しいシモちゃん(笑)。本人を見たんですから、鳥取の風くらい感じてくださいよ。
シ「ずっと、バカな子(ゴマちゃん)だと思ってました(笑)
神「ま、どっちもバカですから正解ですけどね」


 そんなこんなで、トットリくんトークを中心に施術。ああ、首が痛い。
シ「かなりひどいですね。痛すぎたら言ってくださいね」
神「いえいえ、どんどんやっちゃってください」
 とは言ったものの、グリグリやられた日にゃ痛い痛い。でも、我慢我慢。
 施術後、シモちゃんが棚からシップを取り出して貼ってくれようとしたのですが、使用期限が2005年までだったので断念。おい、どんだけよ。

妖怪掲載

オリジナル妖怪No.52 どくろかかし
     
 何百年も放置されたかかしが変化した妖怪。もともとは作物を狙う野鳥から畑を守るためにつくられたかかしだが、どくろとなり妖力を得て、あらゆる生物を近づけない能力を身につけた。

 「オズの魔法使い」に出てくるかかしからヒントを得た妖怪。ガイコツにしてさしあげました。あまり自信なかったのですが、うまく描けてよかったです。


オリジナル妖怪No.53 群青バエ
     
 夜になると行動するハエの妖怪で、妖怪世界の情報屋。普段は目玉おやじと同じくらいの大きさだが、無限に小さくなることも可能で、情報収集活動時に見つかることはほとんどない。

 色の名前がついた妖怪を考えていて、「群青」がかっこいいからと採用。そこから「ショウジョウバエ」に発展して、ハエと合体。目玉おやじも登場させた夢のコラボシリーズ第3弾。


オリジナル妖怪No.54 すねかじり
     
 人間のすねが大好物で、すねに噛み付いては養分を奪い取る妖怪。普段は地獄に住んでおり、餓鬼たちのすねを噛んで凌いでいるが、人間と比べるととても不味いため、時折、人間界に繰り出しては獲物を狙う。

 「すねをかじる」という言葉から生まれた妖怪。設定だけ先に決めてしまったので、容姿がなかなか思いつかず、何も考えないまま、もうなるようになれ!と描いてみて出来上がった作品です。「すねこすり」という結構かわいい妖怪がいるので、それと対比できるようにはしました。仕上がってみれば、B級RPGに出てくるモンスターのようにも見え、一方でハリウッドの大型映画に出てくるモンスターのようにも見えるという異色作。