佐世保四十八滝

滝

朝食

 硬い寝床に四苦八苦しながらなんとか朝をむかえた一行。まだ数人しか起きてきてませんが、私は早速朝食の準備に取り掛からなきゃ。ボリュームたっぷりのハンバーガー。佐世保バーガー並みにビッグなバーガーをつくってやりますから。2日目の楽しみはコレだけ。ハンバーガーが終わったらもう早く帰りたいだけです。
 あ、昨夜のテールスープに入れるはずだった蒸しそばがまだ残ってる。バーベキューであまった豚ばら肉もありますし、タコライスに使ったウスターソースもありますし、やきそばでもつくる? 朝から?(笑) 別につくるのはいいですけど、やきそば食べ過ぎてハンバーガー食べられなくなったら困りますよ。
 ということで、ハンバーガーの前にやきそば調理開始。数人でよってたかって適当につくったら、適当な味になりました。塩辛い。ま、前菜ですからね、どうだっていいんです。


 はい、気を取り直してハンバーガーづくり。つなぎを入れない牛肉100%のアメリカンなパティをつくって焼き、厚切りのベーコンも焼き、玉ねぎのリングを型にして目玉焼きを焼き、野菜を切って、下ごしらえは完成。はい、お好きなものを挟んでいただいてください。
 こういう本格的なハンバーガー、一度つくってみたかったんですよね。ああ、幸せだ。
 バンズにアメリカンな瓶マヨネーズをたっぷりと塗り、レタス、パティ×2枚、チーズ、トマト、ピクルス、ベーコン、オニオン+目玉焼きを挟み、ケチャップと粒マスタードで味付け。おおっと、ものすごいボリューム。これこそ写真撮っておきたかったのですが、両手で持つだけで精一杯のビッグサイズだったのであきらめました(笑)。
 上からギュ〜っとつぶしていただきます。こりゃうまい。口に入りきらないボリュームですが、様々な味がコラボレーションしてかなりハイレベルなバーガーになっております。はい、これでキャンプの醍醐味は終了。
 えっと、次は? え? 滝?

 食後の運動で、滝登りをすることに。滝登りっていっても、滝をのぼって泳ぐんじゃないですからね(笑)。高所恐怖症の私としては、そんなに高いところまで登りたくないんですけど、行きますか。
 岩や石でできた階段をえいこらえいこらと登ります。時折、川にかかった橋を渡らなければならず、恐ろしい目に合いながら上を目指します。
 滝にも自然にも何も興味がないもんなぁ。ダイエットだと思って歩くしかない。しかも、早朝はあんなに涼しかったのに、もう暑い暑い。汗が流れます。
 暑いし、怖いし、しんどいし、虫はいるし、もう疲れました。ずいぶんと上まで来た頃に、帰路と登り道に別れていたので、迷うことなく下りを選択いたしました。もう充分登りましたから。そして、走るようにして滝を後にする神田川さん。逃げろ、逃げろ。去年行った松本城を思い出してしまいましたよ(笑)。*1

 滝から戻って休憩中、おみやげ屋を物色していると、さるぼぼのキューピーを発見。あ、ご当地キューピーだ。にゃっこさんに知らせてあげなきゃ。メール、メール…って、あ、にゃっこさんが集めてるのはご当地キティちゃんだ。キューピーちゃんじゃないや。勘違い。
 えっと、キティちゃんは…ないなぁ。残念。
 他に何か面白いものないかなぁ。あ、さるぼぼの小さなオカリナ発見。これ、なかなかいいかも。今、暇だし、買って吹いてみようかなぁ。元笛吹きなんですから、オカリナごとき吹けなくてどうする。これ、下さい。
 さ、早速練習…って、これ、子供用? 小さめなのは見てわかってますけど、穴が上手に押さえられない。指が大きすぎる(笑)。頑張れば出来ないこともないですけど。頑張るしかないか。
 でも、頑張ってみた結果、とっても不安定な音階にショック。普通にドレミファ〜と吹いているはずなのに、半音くらいしか変わらなかったり、その逆でいきなり2音くらい差があったり。なんだかなぁ。とりあえずヒグラシの鳴きマネでも吹いておきますか(笑)。
 それにしても、オカリナ吹いて、着てるのはぬりかべTシャツですし、履いてるサンダルがゲタだったら鬼太郎だったところですよ。危ない、危ない。

今度こそ

 昨夜は飲んで騒いで寝てしまったので、キャンプ場の近くにある四十八滝温泉「遊湯館」でゆっくりしてから帰ることに。硬いマットレスで身体は痛んでますし、滝登りで汗もかきましたし、ちょうどいいですね。ジェット風呂に浸かって身体を充分ほぐしましょう。
 さて、風呂上り、みやげ物コーナーで、今度こそご当地キティちゃんを発見。にゃっこさんにメールしてみたら、さるぼぼキティ以外なら欲しいとのことなので、朴葉の葉っぱにまたがってすべりおりている「朴葉キティ」を購入。後は用なし。

目玉の不意打ち

 またもDSでBLEACHをやりながら車に揺られることしばらく。トイレ休憩で寄った高速のインターで、さるぼぼおやじを不意打ちで発見!
 キティやキューピーよりも本当に出現率が低いので、おやじの存在ごとすっかり記憶から消えていましたよ。見つけたからには買わねば。
 そして、「これ美味しいかも」とついでに買ってみた「干しいちご」が案の定すごく美味しくてラッキー。こんなの初めて見ましたけど、要は干しぶどうのいちご版。ドライフルーツほど乾燥してなくて、旨味がギュっと凝縮されてる感じです。そのままでも充分美味しいですけど、アイスクリームにのせたりしてもおいしいだろうなぁ。

終幕

 ということで、2日に渡って繰り広げられたキャンプ旅行もこれで終了。行く前は乗り気じゃなかったわけですが、タコライスは美味しかったですし、ハンバーガーはもっと美味しかったですし、温泉にも浸かれましたし、結構満足できた旅になりました。次回はマットレスの事前調査が必要ですけど(笑)。

妖怪掲載

 今日は日曜なのでゲゲゲレポの掲載日ですが、キャンプのためまだ観てません。鑑賞が終わり次第載せますので、しばらくお待ちくださいね。


オリジナル妖怪No.76 猫冠
     
 猫の頭巾をかぶったような外見の化け猫妖怪。普段は大人しい妖怪だが、いったん頭巾を剥がれると手がつけられないほどに凶暴化する。

 化け猫の妖怪は多くいるので、私もつくっておかないとなぁと思って出来た妖怪。「猫をかぶる」を無理やり妖怪にしました。設定もその言葉から採用。「かぶり」を「冠」と書くらしいのでそれも採用。でも、ただのマスクした人間と変わらないですけど(笑)。


オリジナル妖怪No.77 藪鮫
     
 竹やぶや草むらに生息するサメの妖怪。猛スピードで移動し、草のかげから弓矢式の銛を放つ。陸での生活が長いため、泳ぎは苦手。

 「流鏑馬(やぶさめ)」から発展した妖怪。パパっと描いたわりにはよく出来ました。弓矢を放つ設定も生かしています。


オリジナル妖怪No.78 大殿籠
     
 いつも眠りについている殿様妖怪。鼻ちょうちんが割れると目を醒ますが、起きている間は代わりに周囲の者が激しい睡魔に襲われる。

 古文の時間に習った尊敬語「おおとのごもる」から出来た妖怪。本来の「寝る」という意味と、殿を掛け合わせてみました。ただ、それではただの寝てる殿様なので、肌の色だけは妖怪らしく変えましたけど。