十番目の男
お年賀
さて、今日は特に何も起きなかったので、迫り来る台風とともに、昨日発掘された年賀状の特集とでもいきましょうか。
まずは神田川さん作の年賀状から。こちらのねずみ男は、もちろん子年の年賀状です。高校に入学する前の作品であります。このころからゲゲゲマニアだったことがわかりますね。上手に描けてます。つたないプリントゴッコながら、なんとなくうまいこと色分けされてますし。
しかし、これを友人たちに送ったところ、ハガキを見た友人のお姉さんが「この子、暗い子なの?」と心配するという事件が勃発(笑)。そんなこと言わないで下さいよ。太陽のように明るくみんなを照らす神田川さんなんですから。
さて、お次は、紛失していて以前掲載できなかった「粗搾り牛乳」の登場です。
あまりに精密につくってしまったため、友人たちは私からの年賀状だと気付かず、どこぞの業者からのハガキだと思い込んでよけてしまったといういわくつきの作品です。
この年賀状を発掘したと同時に、友人からの「新発売の牛乳1本買うので送って下さい。待ってます」というお返しの年賀状も見つけました。当然、無視なわけですが(笑)。
今だったらもっと精巧につくれますが、ワープロとプリントゴッコしかない時代ではこんなもんでしょう。
その翌年、寅年のくせに全く関係ないアッコさんがメインを飾った年賀状がコチラ。
そんなことすっかり忘れてましたが、くちびるの部分にグロスのようにテカテカするインクが塗られていました。気味が悪い。
ま、「今年も笑って許して」だなんてメッセージわざわざ送らなくても、大抵は笑って許してもらえてますけどね。
来るもの拒まず
さて、次からは私宛に届いた年賀状を紹介。
借金女王からこんな年賀状が届いておりました。
「十」という漢数字が書かれ、「あなたの番号です。年明けの部活終了後にちゅうせんを行います」とのメッセージ。
頭にもやがかかって、何も思い出せません。何かもらったような気もするのですが、はてさて。どなたか記憶にありましたら、ご意見ください。
それにしても、“抽選”くらい漢字で書きなさいよ、まったく。
ええと、コンダクターさんからも来てますね。
「今年は少しでもバカにされないよう努力するぞ」
私、年賀状に書かれるほどそんなにバカにしてましたっけ(笑)。ま、してましたけど。
多少は努力できたんでしょうかね。努力してるところあまり見たことないです。人知れず努力してたとしても、きっと実りはしなかったんでしょう。実ったのは結婚だけですか。腐って落ちるのはいつの日か(言いたい放題)。
次は、コレ行きましょうか。
いまどき、パラパラ漫画でもあまり見ないハリガネ人間を披露してくれたのは、トランペット界の遅れてきたヒーロー・T飼くん。遅れすぎて、未だに現れません。
「今年もよろしく」なんて定番の台詞が書かれてありますけど、確実にその前の年も私はよろしくしてないですから(笑)。勘違いもいいところです。
「いや」の使い方もおかしいですし。どっちかっていったら「そして」でしょうに。飛んで行け。
という感じです。堪能していただけたでしょうか。
最後は、鍛冶屋さんから届いた、可愛くもなけりゃかっこよくもない、中途半端にリアルで不気味な牛のイラストでお別れです。
それでは、さようなら。