どーせ蒲郡4〜貸切劇場〜

ルキア

寄り道

 蒲郡旅の続き。
 カランコロン3Dシアターに向かう途中、園内にガチャガチャが大量に並んだコーナーを発見。何かめぼしいものはないかなぁと物色していると、BLEACHを発見
 キャラクターがセリフをしゃべってくれるオモチャだそうです。これは面白そうだ。「卍解!!」とか叫んでくれるんでしょうかね。どれどれ。
 出てきたのはルキアちゃん。おお、ナイス。押してみましょうか。ポチッとな。
たわけ!
 おおおお、まさしくルキア。もう一回押してみたら、今度は「バカモノ!」とルキアに叱られました。押し具合なのかランダムなのかさっぱりわかりませんが、大抵は「バカモノ!」で、10回に1回くらい「たわけ!」と言ってくれます。これはいいものをいただきました。出木杉くんにあげよ。


 それにしても、お昼近くになってもまだ人の増える気配がありませんね。最も多いのが園内スタッフ、その次に多いのが先程遭遇したゲゲゲイベントのTV撮影関係者、そして一番少ないのが客ですからね(笑)。この広い敷地に、全部で15人くらいでしょうか。私を含めて、5組くらいしかいなかったように思います。こんなことでいいのか。さらに、こんなに人がいないのに、芸能人が2人もいるわけですからね。皮肉なものです。
 でも、誰もいない中、ジェットコースターのようなものが走っているのを見たので、誰かが乗ったんでしょう。私にはそんな勇気はない(笑)。

到着

 上映アトラクションに到着いたしました。「冒険!妖怪横丁〜妖怪王ベリアル〜」がいよいよスタートです。特典チケットから入場料を支払って、はい、おじゃまします。
 って、まだ誰もいないけど。もしかして私ひとりかなぁ。
「じゃ、こちらへどうぞ」
 あ、はい、今行きます。
お一人ですけど(笑)
 あ、やっぱそうなんだ(笑)。貸切ね。VIP待遇でいいじゃないですか。
 

 好きな席につき、3Dメガネをかけて準備万端です。メガネの上にメガネって違和感ですよね。メガネオンザメガネ。はい、どんとこい。上映スタートです。
 内容は、以前紹介したストーリーが展開されます*1。ただ、3Dで飛び出すってことを前提につくられたのか、その特製を生かせるようなカメラアングルがいろいろと取り入れられています。慣れないとちょっと気持ち悪くなる感じもありますが、ちゃんと飛び出して見えたので偉いもんですよ。
 3Dの映画なんて、遥か昔に忍者ハットリくんか何かを観た以来です。あまり記憶にもないので、ものすごく幼い時でしょうね。


 物語はなんだかんだあり、最終的にはネコ娘目玉おやじを投げとばして悪魔ベリアルの心臓を捕らえ、鬼太ちゃんが髪の毛ヤリで貫いて消滅させるといった感じで終幕。3Dの特殊効果に一生懸命になってしまい、ストーリーをよく把握できないうちに終わってしまいました。落ち着いてもう一度くらい観たいものです。
 でも、お台場のオリジナルムービーも最後はねずみ男がベアードに向けて目玉おやじを投げつけたのに*2今回も投げるのかよ!と思ったのは憶えています。
 とにもかくにも、本日のメインイベントはこれで終了です。お疲れ様でした。

 さて、そろそろお昼ご飯でも食べましょう。以前紹介した、一反もめんのかまぼこ入りきしめんいったんも麺」にトライしてみようかとも思ったのですが、前を通りかかったら、ものすごく安っぽい屋台のようなつくり。ひとりぼっちで食べていたおじさんのテーブルを覗いてみると、使い捨てのどんぶりに入れられていたので、これは食べなくてよし、と早急に立ち去りました。
 宮本っちゃんは収録でちゃんと食べたみたいですけどね(笑)。
 でも、鬼太郎が一反もめん食べちゃダメです。仲間割れはご法度ですよ。
 ってか、このカツラ、長いな(笑)。

脱出

 ラグナシアにもう用はないので、出ましょう。
途中で一旦外に出る場合は、再入園のために手の甲にスタンプを押してもらうシステムなんですよね。私が出口に近づいてくるのを見つけて、スタッフの人がスタンプ片手に待機しております
 スタンプ? いえいえ、そんなもの要りません。用は済みましたもの。もう帰ってきませんから、皆さんお達者で。アディオス。
 

麺2

 「いったんも麺」はあきらめたので、何を食べましょうか。ラグーナ蒲郡のフェスティバルマーケットとやらでお店を探します。
 あ、ここでいいや。らーめんと一口餃子のお店「白龍黒龍」。ラーメンには特に興味ありませんが、石焼炒飯とやらが美味しそうだったので。それにしても、この店、俳優の白竜さんには許可を得ているんでしょうかね(余計な心配するな)
 で、私が注文したのは、半ラーメンと石焼炒飯のセットと、単品で一口餃子。ラーメンは醤油・味噌・塩から選べるというので、塩にしておきました。
 食べてみた感想は、どれもこんなもんかって味。美味しそうだと思っていた石焼炒飯も、ただ熱い石釜に米が入ってるってだけで、焦げも何もない。もっと焼かなきゃダメでしょう。失格。
 半ラーメンは、量が半分なのにどんぶりは大きなままなので、ものすごくアンバランスで違和感。写真だって、食べかけみたいに見えますけど、まだ手つける前ですからね(笑)。
 餃子も、一口ってわりには小さいわけでなく、ま、一口で食べられますけど、それならどの餃子だって一口餃子と呼べるだろうって感じ。味も並。パリパリ度もそれほどなし。
 あーあ、こんなんなら、上の階にあったオムライスの「ポムの樹」にすればよかったなぁ。ガッカリ。


 隣のテーブルには、中年の男性。半ラーメンと何かのセットを注文しているようです。店員のおばちゃんに「醤油・味噌・塩から選んでください」とラーメンの選択を迫られています。
 すると、客はこう答えました。
そば、好きじゃないんだ。よくわからないから、あなたの好きなの選んで
 好きじゃないならなぜこの店を選んだ!(笑) 隣に回転寿司もあったぞ。それとも、おばちゃんに対する新手の口説き文句ですか?(笑)


 気持ちは満たされないまま、とりあえず満腹にはなったので、帰る前に温泉でひとっ風呂でも浴びるとしますか。目指すは、海を越えたラグーナヒル! 進め、船の旅。


 つづく。