竜神の兜

大根

ゲゲゲ

 本日もゲゲゲ鑑賞レポート。今回は第28話『鬼太郎恐竜 現る!』でございます。
 古代妖怪「毛羽毛現(けうけげん)」が登場のようですが、目玉おやじの友達? いったいどんな設定なのでしょうか。では早速。


●森の中をせっせとジョギングする目玉おやじ。ハチマキ巻いて、ランニングシャツに短パン姿。こんなミニサイズ、鬼太郎が縫ってつくったのかなぁ。すると、倒れている妖怪を発見します。これぞまさしく「毛羽毛現」。「助けてくれ…」ですって。
●家に連れて帰り、看病開始。苦しそうなので、鬼太ちゃんが「井戸仙人からもらった薬を…」と言い出したら、父さんブチギレ目玉おやじと井戸仙人は、いがみ合っている古い仲のようです。毎年、井戸仙人から送られてくる年賀状は、ねずみに踏みつけられている目玉おやじの絵やら、いのししにふっとばされている目玉おやじの絵やら。カンカンの父さんではありますが、井戸仙人の薬はよく効くので仕方なく使うことに。
 というわけで、第3期でもいざという時の知恵袋として登場した井戸仙人が今作初登場です。メタンガスを吸って生きている気味の悪いじじい。
●毛羽毛現が復活したので、お風呂に入れてやったら、黒かった身体の毛が見る見る白くなりました。人間界に誤って入り込んでしまい、ひどい目にあったそうです。泥水とか、排気ガスとかね。で、黒イモリ茶を飲んで休息。
●目玉と毛羽毛現はすぐに意気投合し、友人に。恐竜のポーズをまねる太極拳のような「恐竜拳」とやらを目玉に伝授して楽しんでいます。二人でガオー。いい年して。
●そういえば、今回の毛羽毛現は「ふらり火」に乗っていないんですね。鳥の妖怪。妖怪大運動会の時に、火のついた鶏みたいな妖怪がいたので、あれがそうかなぁ。*1
●妖怪横丁に繰り出したコンビ。だが、古代を愛する毛羽毛現にとって、近代化した妖怪横丁は人間の世界のように見えてしまい、怒り奮闘。横丁の住人たちに「堕落しおって!」と暴言を吐きまくります。急展開。しかし、横丁側も負けていません。かわうそが放った「おととい来やがれ、この毛むくじゃらめっ!」は名台詞です。その通り。
●一方、森で遊んでいた子ぬりかべたちの前に突如恐竜たちが出現。喜んで恐竜たちに近づいていきます。おい、食われるぞ。
●ようやく子供たちがいなくなったことに気がついたぬりかべ夫婦。「どこの家のカベ探してもいない」と砂かけたちに助けを求めます。あちこちの壁を探してまわったそうです。そういうとこ、探すんだ(笑)。
●恐竜たちと戯れる子ぬりかべたちを発見した横丁メンバー。しかし、そこには怒り心頭の毛羽毛現の姿が。そして、砂かけたちは恐竜にされてしまいます。目から緑色のビーム。何でもあり。で、なんだかんだで後から来た鬼太郎も恐竜に。友人だと思っていた毛羽毛現に裏切られショックの目玉。そして、恐竜になった妖怪たちの気持ち悪さに視聴者もショックを受けます。なんとかみんなを元に戻すため、犬猿の仲である井戸仙人のもとへ急ぐ目玉と猫。
●井戸の奥深くの住処で寝ていた井戸仙人と対峙。口喧嘩になるも、そんなことしてる場合じゃないので、早く相談相談。特製の目薬をさせば元に戻るようです。じゃ、早くつくってくれってことになるわけですが、井戸仙人は一日20時間は寝なきゃやってられないよってなことで、再び寝入ってしまいます。今、起きたばかりなんだから、あと3時間以上は起きていられるだろうというツッコミはそこそこにしておきます。そんでもって、おまえを頼ったわしがバカじゃった!と親父さんはキレ、こうなったら毛羽毛現を倒すしかない!と猫ちゃんとともに再び戦場へ。
●とはいっても、一反もめんプテラノドンや、子泣きじじいのステゴザウルスが横丁を破壊して大暴れしているわけですから、危ない危ない。果敢に立ち向かうも、鬼太郎恐竜に食われそうになる目玉。そこへ、ヒュン!と何者かがやってきて目玉を救います。あっ、雲に乗った井戸仙人登場。暴言を吐きながらも、助けに来たもようです。目薬もちゃっかり完成。素直じゃないんだから。
●目薬のおかげで鬼太郎はどんどん縮み、元の姿に。こういう展開だと、恐竜に変身した時点で服がビリビリに破れ、元に戻った時には素っ裸を晒し、それを見たネコ娘が「キャ〜♪」ってなパターンが通例ですが、ちゃんと服着てました。これも時代でしょうか。ま、目玉おやじネコ娘以外みんな恐竜になっているわけですから、砂かけの裸体を見せるわけにはいきませんしね(笑)。
●目薬で妖怪たちは次々と元に戻り、追いつめられた毛羽毛現。まだ恐竜のままだったぬりかべに踏み潰されそうになったところを、目玉の「助けてやってくれ」の指示で鬼太郎が救出。フラフラの毛羽毛現に「この横丁もいいもんじゃ。住んでみんか?」と目玉が手を差し出すも、「嫌なこった。おまえを友達だと思ったのがワシがバカだった」と吐き捨てて、どこかへ去っていきました。
●で、またも目玉と井戸仙人の罵り合いがはじまり、鬼太ちゃんが「いい友達ですね」ってな発言で終了。あ、結局、そういうことね。


 今回、バトルシーンがかっこよかったです。毛羽毛現の毛がビューッて伸びたり、ちゃんちゃんこを投げて毛羽毛現を救ったりするシーンが、映画っぽくて。
 最後も、毛羽毛現は去っていきましたが、ラストカットは目玉と井戸仙人と毛羽毛現のカットだったので、今後、目玉のピンチの際に毛羽毛現が助けに来てくれそうな予感アリ。
 先週の五官王といい*2、今回の毛羽毛現といい、終盤への伏線がいろいろ張られている気がしてしまいます。私が深読みしすぎでしょうか(笑)。
 ま、毛羽毛現の恐竜拳を「この先、コレが何かに絡む」と推測していた私ですから(笑)、きっと深読みかもなぁ。

 ゲゲゲ鑑賞の後は、いそいそとエスにお出かけ。月に一度のお楽しみです。通勤途中にあればもっと楽なのになぁ。
 体の疲れがなかなか取れないのは、体の老廃物がうまく排出されていないせいだということで、改善方法を教えてもらいました。
 お風呂に入った時などに、鎖骨のあたり、わきの下、股のももの付け根、ひざの裏をよくほぐすと老廃物が出て行きやすいそうです。溜まるポイントだそうですよ。
 言われてみれば、疲れがひどい時には、鎖骨から肩にかけて痛みが激しいですし、ひざの裏をシモちゃんに押してもらうと何かが要るかのように痛いです。老廃物が溜まっていたんですね。追い出さなきゃ。
「疲れてからだと遅いですので、疲れが溜まる前にやってくださいね」
 常に疲労してるから、それは難しいかなぁ(笑)。


 珍しく大きめの耳垢もとれ、激痛の腕マッサージも堪能し、満足で帰宅の途につきました。

 帰宅途中の地下鉄にてものすごいものを発見。私が電車を降りようとしたときにすれ違ったおじいさんが、驚愕の帽子をかぶっていました。
 白っぽい帽子のど真ん中に、力強い書体で青い「」の文字。たった一文字です。
 一瞬、中日ドラゴンズ関連の帽子かなぁとも思ったのですが、こんな帽子、明らかに違いますよね。どういうつもりでこのおじいさんはかぶっているんでしょう。気に入ってなきゃかぶりませんもんね、こんな龍は。
 あ、おじいさんの名前が龍彦とかなのかなぁ。なわけないか。

親子丼

 さて、今夜の夕食は、先日、はなまるマーケットの親子丼特集で観た「鶏ひき肉の親子丼」に挑戦。簡単そうでしたし、美味しそうだったので。
 社会人のくせにどうしてはなまるなんて観てるんだ!って感じですけどね(笑)。別に好んで観てるってわけじゃなくて、番組内のはなまるカフェってトークコーナーにお目当てのゲストが出た時に録画して、それを観るついでに、その前のコーナーもたまたま観ちゃったってパターンです、大抵は。
 でも、珍しいですよね、挽肉でつくるなんて。
 はなまるのサイトにも材料とつくり方が載っていたのでご紹介。

<材料>(2人分)
鶏ひき肉・・・260g
卵・・・4個
三つ葉・・・少々
サラダ油・・・大さじ4
酒・・・大さじ3
みりん・・・150cc
しょう油・・・大さじ4
鶏がらスープ・・・大さじ2
ご飯・・・2膳


<作り方>
(1)鶏ひき肉に酒と油を混ぜてなじませて、15分おいておく。
(2)フライパンにひき肉を入れ、強火にかけて、表面が白くなるまで炒める。
(3)しょう油・みりん・鶏がらスープを入れて、ひき肉がダマにならないようにほぐして煮込む。
(4)3分ほど煮たら、アクを取り、火を止めて、15分おいて味をなじませる。
(5)余分な煮汁(大さじ5)を取り除いて、再び火をつけ、溶き卵を回し入れて縁から中央へ箸を運び、フワフワの卵になったら ミツバを加え、ご飯にのせて完成。

 今回、珍しくそれほどアレンジもせずに真面目につくってみました。分量はだいたいでやりましたけど。三つ葉も買ってくるの忘れたので、絹さやと刻み海苔でトッピング。って、あんまり真面目じゃないですね(笑)。
 みりんが結構な量なので非常に甘めですが、美味しかったです。簡単で安上がりですからぜひお試しを。親子丼ってよりは、ワンランク上の玉子丼って感じですかね。
 あ、あと、はなまるのサイトでは「鶏ひきの肉親子丼」とありますけど、明らかに誤植ですからね(笑)。「」の位置がおかしい。「取引の肉」みたいですもん(笑)。訂正求む。

大根

 親子丼だけでは淋しいので、欲張りの神田川さんは大根の煮物もつくりました。大好きな結び白滝も入れて。
 昆布と干しシイタケとかつおぶしでちゃんとダシをとってつくったので、上品に仕上がっているはず…と思ったのですが、なんだかあまり美味しくありませんでした。コンビニのおでんの大根はあんなに美味しいのに、どうしてかなぁ。美味しい予定で、大量につくっちゃったなぁ…(笑)。
 しかも、圧力鍋で煮たんですけど、加熱を終えて蒸気を抜こうとしたところ、大量の蒸気が噴き出しました。うぉ〜、今日は激しいなぁとしばらく様子を見ていたのですが、なんだかおかしい。蒸気というより、これはもう汁。中のだし汁が換気扇に向けてジェット噴射!(笑)。グルタミン酸が!イノシン酸が!!グアニル酸が!!!
 なんとか濡れふきんで押さえ込み、事なきを得ました。コンロが水浸しだぁ。きっと、こんぶのヌルヌルの成分が、鍋の中で粘度を増し、こんなことになったんだと思います。もっと完全に冷ましてから抜いたほうがよかったみたいです。危ない危ない。
 しかも、こんな目にあって美味しくないんだから最悪(笑)。親子丼があってよかった。ありがとう、はなまる!
 というわけで、今夜は和風の神田川さんでした。


 あ、そういえば、みりんで面白い話を思い出しましたが、長くなってしまったのでまたの機会に。アディオス。


 それから、上に乗せた大根の煮物の画像ですが、結び白滝が毛羽毛現っぽいです(笑)。