それは脱がしちゃダメ
ハンバーグ
さて、今日はイワシに本意気ハンバーグを食べさせびらかせてぎゃふんといわせる日。どうぞどうぞ、たんと召し上がれ。
「美味しいです」
おお、そうかそうか。美味いか。そんなに平坦なセリフじゃなくて、もっと感動してくれてもいいんだよ(笑)。
「ハンバーグのお店ひらけますよ」
ありがとう。
「これで1500円はとれますよ」
そのくらいは確実に収獲できる味ですわな。
「こんなにすごいものをつくるのに、この会社にいるのがおかしいです」
おやおや、最高の賛辞だと思って受け取っておきます。
「僕が好きなのは、ハンバーグと唐揚げです」
それ何?(笑) 突然、何の主張ですか?
私に早く唐揚げをつくれっていう強要ですよね、明らかに(笑)。この間、フライドチキン食べたじゃないですか。我慢しなさい。
でも、みんながあまりにロールキャベツを推すので、そっちも気になっている模様。今度ね。
「ロールキャベツ、いつもキャベツ剥がして中身だけ食べるんです」
何だよ、それ。いくら野菜が好きじゃないからって、ロールキャベツはキャベツ食べなきゃ意味ないでしょう。ただの肉団子じゃん(笑)。
実家のロールキャベツってことでしょ? あ、キャベツがかたいから嫌ってこと? あんまり煮込まないとかたいですもんね。実家のはかたいの?
「剥がすからわかりません」
あ、そうか(笑)。キャベツ食べてないんだからわかんないのか(笑)。
私のロールキャベツはトロトロにとけて、中身とキャベツとベーコンが三位一体となって解け合うので、はがすとか気にしなくていいですよ。イチコロです。
あ、ロールキャベツのキャベツまで剥がすってことは、ピーマンの肉詰めは確実にピーマンはがすんですよね?
「はい、はがします」
でも、ピーマンが嫌いだと、ピーマンはがしたところで、肉にもピーマンの味が染みちゃってるから嫌じゃない?
「それは別に嫌じゃないです」
あ、それはいいんだ。よくわかんないなぁ。
「僕が剥がしてたら、妹も真似して剥がして食べだしたので、もうピーマン要らないじゃないかってことになって、それ以来、親もつくらなくなりました」
ああ、かわいそうに(笑)。美味しいよ、ピーマンの肉詰め。要らないじゃないかってのも、ピーマン可哀想(笑)。
ちなみに↑の写真ですが、月曜日はチーフの会社戻りが夕方なので、チーフはお昼の神田川ランチ会に参加できないのに、先週末、ハンバーグでテンションがあがったイワシが「月曜日は神田川さんがハンバーグつくってくれるそうですよ」とチーフに告げてしまったため、食べられないのが可哀想に思って用意したスペシャルプレートです。まるで売り物ですな。