食卓のバットマン
いざ
さあ、ついに野菜嫌いのイワシにロールキャベツを堪能してもらう日がやってまいりました。「ロールキャベツはキャベツを剥がして中身だけ食べる」という間違った食し方しか知らない彼がいったいどういう反応をみせるでしょうか。
ほら、お食べ。
「美味しいです」
ね。キャベツ、食べられるでしょう。
「どうしてキャベツがこんなにやわらかいんですか」
「1800円はとれますよ」
「ロールキャベツランキングの1位ですよ」
よくわからないコメントもありますが(笑)、美味しかったことは伝わりました。これからはちゃんと野菜も食べるように。
フレンド
さて、今日はそんなイワシの友人のハナシ。
隠岐島時代の友人らしいのですが、彼の家の食事が相当変わっているそうです。
イワシがその友人の実家に泊まりで遊びに行ったときのこと。今年の1月5日だったそうなのですが、朝ごはんで出されたお雑煮の色がおかしいことに気付いたイワシ。気になって友人に「これ、いつつくったやつ?」と聞いたら、「31日」と言われたそうです。年越し!?(笑)
年末につくって、お湯を足し続けてずっと食べ続けていたそうです。
「味もおかしかったです」
そりゃそうですよ。危ない、そんなもの。
さらに、以前にも、その友人から「母の得意料理だ」と言われて食べさせてもらったカレーライスが、やけに酸っぱくて困った話もしてくれました。絶対にトマトの酸味とかじゃなさそうです。腐敗の予感がします(笑)。
でも、その友人はそれが普通だと思って食べるわけですよねぇ。かわいそうに。本当の味を知らずに島で育つわけだ。
普段食べているものがそんな感じのおかしな料理のため、その友人が逆にイワシの家に泊まりに来ると、食事に驚くそうです。珍しいものばかりで。あんたが食べてるもののほうが珍しいんだよって教えてあげなきゃならないわけですけど(笑)。
出てきた手羽先の唐揚げを見て、「これ、コウモリの肉?」って真顔で言ってのけたそうですから。どういう教育を受けてるんでしょう(笑)。初めて見たんでしょうね、手羽先。初めてならコウモリに見えなくもないか(笑)。
さらに、ごく普通のカツ丼を食べた感想が、「これ、何?」ですから(笑)。
鰯「カツ丼」
友「これがカツ丼かぁ!」
そう言って美味そうにたいらげたとか。
その言葉の意味が、「初めて食べたけど、これがカツ丼かぁ」ってことなら可哀想ですが、「これがカツ丼かぁ。いつも食べてたのは違ったんだ!」だったらもっと可哀想であります。