情熱のゲゲゲラス

kandagawabbc2008-03-23

ゲゲゲ

 ゲゲゲの鬼太郎レポ。今回は、第50話『呪いの花嫁!陰摩羅鬼(おんもらき)』です。
 あれ? 次回予告や公式サイトでは「陰羅鬼」になってたのに、「摩」に直ってる。普通は摩なのに珍しいなぁと思って調査までしたのに、やっぱ誤植だったんですかね。どっちの字もあるみたいですけど。ちゃんとしてくれなきゃ。
 しかし、「呪いの花嫁!」って、タイトルでもう花嫁が関係してるってわかっちゃうじゃないですか。ひどいなぁ。ま、おけらさんのグァムアルバムが縁起悪いことになった直後なので、タイミング的にはピッタリですけどね(笑)。


●立派な洋館の一室。美大生の杏子さんが、婚約者の邦夫さんのデッサンをしています。でも、杏子さんは絵は見せてくれないみたいです。結婚したらみせてあげるわ♪ですって。そして、私は今宵星のかけらを探しにいくわ♪って、それは杏子違い。今日はバービーボーイズの杏子さんじゃありませんよ。もちろん、ゴージャス姉妹の恭子さんでもありません。


●邦夫さんの体には奇妙なアザが。眠っていると、激痛が走りうなされるそうです。杏子さんの正体が陰摩羅鬼なんでしょうから、描いてる絵がポイントなんでしょうね。アザをなんとかしようとした邦夫さんは、引き出しにしまってあったゲゲゲの鬼太郎のチラシを見つめます。何さ、このチラシ。胡散臭い。
●と思ったら、案の定、ねずみ男の商売でした。隣には鬼太郎の格好をしたかわうそが。緊張して「ゲゲゲゲの鬼太郎です」と挨拶してしまい、ねずみ男に「一個多いよ!」とつっこまれてます。それにしてもひどい変装ですね。カツラとチャンチャンコはよしとして、裂けた口を隠すためのマスクと、頭につけた適当な目玉おやじのぬいぐるみ。だいたい、顔がもう毛むくじゃらなんですからどうやっても誤魔化しきれないでしょう、あんた
●金儲けを企んでいたねずみ男でしたが、うなされる邦夫さんを見てただ事じゃないと判断し、本物の鬼太郎を連れてきました。しかし、鬼太郎を見た途端、豹変する杏子さん。「あの人は嫌い」などと言って被害者ぶって鬼太郎を追い返します。このシーンを見るまで、杏子さんの正体が陰摩羅鬼だろうけど、もしかして操られてるだけで意識はないのかも、とも思ったのですが、ちゃんとした悪のようです。
●そして、杏子さんはひっそりと鬼太郎の絵を描き、鬼太郎にも呪いのアザをふりかけます。そして、夜。苦しむ邦夫さんのもとに現れた杏子さんは、邦夫さんの首を絞めるという強硬手段に。「何をするんだ、杏子さん!」と悶絶しているうちに、窓からゲタがパリ〜ン。鬼太ちゃんが飛び込んできて、杏子さんは逃げて行きました。
●鬼太ちゃんが調査したところ、杏子さんは3年前に死亡していることが判明。そして遺体が行方不明になっていることも。陰摩羅鬼が死体を操っているわけですね。ここから鬼太ちゃんと邦夫さんが協力して真実を解き明かすことに。
●翌日、何事もなかったかのように邦夫さんのもとに現れる杏子さん。今日はウェディングドレスが届くっていうんで、着てみるんだそうですよ。はい、届きました。そして着替えが終わって邦夫さんがドアを開けると、花嫁姿の杏子さんがウフフフフ。おい、ウェディングドレスってのは一人で着られるものなんですか?(笑) ヴェールまでちゃんとかぶってるし。しかも、この部屋、見たところ鏡もなさそうだし。ずさんな展開です。
●邦夫さんが花嫁姿を絵にしたいと言って画家を連れてきました。もちろん鬼太ちゃんの変装です。「情熱の天才画家・ゲゲゲラス ゲラス ゲラスです」って自己紹介してますが、思いっきり和服だし、日本語しゃべってるくせに、どうしてそんなに異国めいた名前?(笑)
●さて、ここから鬼太ちゃん扮するゲゲゲラスが杏子さんに質問をして、その内容によって筆を入れていくってのを行います。質問を全部終えて、点と点を結ぶと、妖怪の正体が浮かび上がるってやつですね。恒例。でも、その質問が微妙なんですよね。「好きな食べ物は何ですか?」「牡蠣が好きです」とか。牡蠣ってどういうチョイスよ(笑)。でも、見るたびに思うんですけど、どうしてこれちゃんと正直に答えるんでしょうね。嘘ついちゃえば見破られないのに。
●さて、質問も佳境に迫りグッタリしてきた杏子さん。そして、最後の「あなたの名前は?」で陰摩羅鬼が正体を現します。点を線で結ぶと正体を現すんじゃなくて、正体を現した後、線で結ぶとどんどん縛られていって封印されるって方法に変わってるみたいですね。杏子さんの背中から陰摩羅鬼が飛び出して苦しんでいるため、死体となった杏子さんも振り回され、恐ろしいシーンが続きます。杏子さんの顔がリアルに死体っぽくて、こりゃ子供見たらトラウマ確実ですな。
●そんな杏子さんに耐え切れず、邦夫さんが「やめてくれ」と鬼太郎を制するもんだから、その隙に陰摩羅鬼が鬼太郎をくちばしでグサリと貫きます。あ〜あ、バカ邦夫。ちゃんちゃんこを陰摩羅鬼に巻きつけて対抗するも、鬼太ちゃんピンチです。
●そんな時、死体だったはずの杏子さんの意識がなぜか戻り、邦夫さんに「妖怪を倒して。あなたには幸せになってほしいの」と落ちていた霊筆を手渡します。奇跡の瞬間です。そして、邦夫さんによって点は結ばれ、陰摩羅鬼は無事に封印されました。このあたりがいつもと違った展開でしたね。なかなかよいです。


 ホラータッチの内容に加え、婚約者が実は死んでいたという邦夫さんの悲しみも描いた異色作。終わり方も実にしんみりムードでした。従来のパターンよりうまくまとまっていると思います。おけらさんもこんな最後をむかえないように、気をつけて結婚生活をおくってくださいね。

 テレマガバージョンでは、ベレー坊をかぶった画家スタイルです。全然違うじゃないか(笑)。
 さて、次回はなんと鬼界ヶ島のアマミ一族・ミウちゃんとカイくん姉弟がまさかの再登場。そして、卯ノ花隊長が斬魄刀を解放いたします。え?あれミナヅキじゃないの?赤エイっていう妖怪?そうなんだ。じゃ、そういうことで。


 そういえば、ファミマで目玉おやじ一番くじが登場したようなのですが、近所のファミマは取り扱いがなくて悔しい思いをしています。かわいいフィギュアもいろいろあるみたいなので残念ですが、売っていればまたも無駄に買いすぎるのは目に見えてますので、逆によかったのかなと思うようにしています。売ってるファミマまでわざわざ行くのも面倒ですし。今回は手は出さないでやるか。ぎゃふん。

処分

 パーティーのせいで2ヶ月は料理したくないと思っていましたが、そうもいきませんのでね。今夜の夕食は、冷凍庫に眠っていた食材を使って再利用メニューにトライ。
 以前、ロールキャベツをつくった際に、キャベツを下茹でしすぎでやわらかくなりすぎて巻けなかったことがあったじゃないですか*1。あの時、当然巻くはずのキャベツが少なくなったのでタネもあまってしまい、ベーコンもクリームチーズもくるみも残ってしまったので、ぐちゃぐちゃになったキャベツも含めて全部刻んで、タネに混ぜ込んで冷凍にしておいたんです。
 で、それを先日、ミートボールにしてクリーム煮にして食べたんですけどね。キャベツが入っちゃってるのでつなぎがゆるくなって結構ボロボロに崩れちゃったんです。味は美味しかったですけど。で、まだそのタネが残ってるので、それをどうしようか考えた挙句、ボロボロになるなら最初っからボロボロにしちゃえばいいじゃないかってことで、今夜の夕食はドライカレーです。
 パーティーかぼちゃサラダに使ったレーズンも余ってますし、カナッペにつかったイタリアンパセリも余ってますし、コレも全部入れちゃえ。処分、処分。


 ということで、玉ねぎ・セロリ・ナス・パプリカ・にんにくをオリーブオイルで炒め、タネを投入して火を通し、ケチャップやウスターやカレー粉やスパイスで味付けして完成。
 これをご飯にかけて、目玉焼きを添えていただきます。写真を撮ってから、とろけるチーズとポテトチップスを乗せるのを忘れてたのに気付いて、あわててトッピングしました。
 ああ、美味しい。残ったものを別の料理に生まれ変わらせるのも大切な主婦の役目ですからね(だから、主婦じゃないだろう)。皆さんも、ハンバーグなどのタネがあまったら、こんなふうにしてみてはいかがでしょうか。


 残り物の再利用ってことで、パーティーでサプライズバーグとカナッペに使用したじゃがいものピューレの残りと、同じくカナッペに使った明太子の残りを組み合わせて、スープもつくりました。じゃがいもと明太子のポタージュ。こちらも合格です。ご馳走様でした。