驚きのスプーン収納術

kandagawabbc2008-04-23

ランチ

 今日はお昼まで仕事して、その後、取引先の結婚式場で昼食会。以前も行きました*1。フレンチのフルコースです。
 そんなに期待していなかったわりには美味しかったです。でも、「しあわせ」を感じられるレベルではなかったので残念。最近、外食でそれを感じることが難しくなってきている神田川さん(笑)。


 食後のコーヒータイム。テーブルに置かれた角砂糖をどうやって自分のコーヒーカップに入れるのかが難問です。以前も書きましたが*2、自分のカップに添えられているスプーンの上にミニトングで角砂糖を運んでから、今度はそのスプーンをコーヒーに静かに沈めてかきまぜるのが正解。
 隣に陣取っていたゴマちゃんは、ちゃんとしたフレンチは2度目だということなので、「これ、砂糖どうやって入れるのが正解かわかる?」と出題してみました。すると、迷った挙句、ちゃんと正解を選んだのでえらいものです。ま、私が出題形式にしなきゃ、何も考えずにポチャンとそのままトングで入れてたと思いますけどね。
 ミルクまでスプーンに一度注いでからコーヒーに入れてくれたら面白かったのですが、さすがにそれはなかったです。
 さて、角砂糖問題を難なくクリアされてしまったので、私からの第2問。
使い終わったそのスプーンはどうすればよいか?
 どうすればよいでしょう。必死に考えていた様子ですがギブアップ。
「それはこうするんだよ」
 そう言って私は、ゴマちゃんのコーヒースプーンを手に取り、水のグラスの中にポチャリ。「あ、そうなんだ。意外」って顔をしています。隣のサンボまで「へぇ、知らなかった」ってリアクション。
 そんなわけねぇだろ(笑)。飲んでる水の中にそんなもの入れませんよ。迷惑な。スプーンなんてそのままコーヒーソーサーに乗せておけばいいんでしょ。明らかに不可思議な正解をみんながあまりに素直に信じるので、あわてて「嘘だよ」と訂正しなきゃならなくなりました。私の言うことなんてだいたい嘘。
 はい、ごちそうさまでした。え? 一番美味しかったもの? そうですねぇ。やわらかい焼きたてパン(笑)。

ディナー

 帰宅したらもう夕方だったので、いそいそと夕食づくり。アジアめしにはまっている神田川さんは、先日予告したとおり、今日はガイパットガパオをつくります。それは何かと尋ねたらですね、タイ風鶏肉のバジル炒めご飯って感じです。
 このガイパットガパオ、ファミマのお弁当でたまに登場するんですよね。で、出るたびに「おっ!出た!」とテンション上がって買って食べてます。美味しいんです。好みの味。何に近い味なのかなぁと考えたら、チンジャオロースーに行き着きました。材料的にも味付け的にも似てないこともない。もっとアジア寄りですけどね。


 つくりかたは誰も教えてくれないので自分で勝手にやりますわ。ファミマの味を手掛かりにして。
 まず、フライパンに油を入れ、にんにく・しょうが・唐辛子・豆板醤を弱火で熱して香りを出します。そこへ鶏のひき肉を投入。色が変わるまで炒めます。
 塩コショー・酒を入れて水分をちょっと飛ばしたら、千切りにした玉ねぎニンジンを入れて炒めます。
 ある程度火が通ったら、今度は適当に切ったピーマン赤ピーマン・せん切りタケノコを入れてさらに炒めます。
 味付けは、オイスターソース・ナンプラー・醤油・干しエビの粉。タイっぽくするためにレモングラスも入れてみました。で、生のスイートバジルを粗く切って投入します。これが入らないとガイパットガパオじゃないみたいです。本当はホーリーバジルってのを使うみたいですけど、あんまり売ってないので。
 で、味をととのえたら、水溶き片栗粉でほんのちょっとだけとろみを(勝手に)つけて完成。
 それをかために炊いたご飯の上にのせて、さらに半熟の目玉焼きをのせて出来上がりです。


 いただきます。
 嗚呼、美味しいです。ランチのフレンチでは感じられなかった「しあわせ」を今じっくりと噛みしめております(笑)。
 ナシゴレンとガイパットガパオをつくったところでとりあえず私の中のアジア熱はおさまりましたので、第3弾はないとは思いますけど。トムヤムクンとかタイカレーとか、だいたい嫌いなものが多いですし。
 ということで、ガイパットガパオは材料さえ揃えばそんなに難しくない料理ですので、ぜひ試してみてください。言ってしまえば、野菜炒めをご飯にのせて食べてるだけですもん。