ザ・赤絨毯アワー

kandagawabbc2008-05-15

レポート

 では、昨日はるばる名古屋から馳せ参じました、映画「ザ・マジックアワー」のジャパンプレミアセレモニー&完成披露試写会のレポートを今日は書こうと思います。まずは、無事に昨夜のうちに帰宅できたことをご報告。

のぞみ

 お昼過ぎの新幹線で名古屋を発ったわけですが、話題のN700系とやらに初めて乗車いたしました。もちろんセレブな神田川さんはグリーン車なわけですが(笑)、今までの車両に比べてかなりグレードアップしてるのがすごくわかりました。
 まずね、床がかなりフカフカなんですよ。裸足で歩きたいくらい。靴で踏んだらもったいない感じでしたもん。
 で、座席の機能もアップ。レッグウォーマーは付いてるわ、個別の空調はあるわ、テーブルもスライド式でパワーアップしてるわ、リクライニングもよりスムーズだわ。すごく充実してます。
 それに、なにより便利なのがコンセント。用意さえしていけば、ケータイの充電だって、ノートパソコンの充電だってジャンジャン出来ます。「ドライヤーなど容量の大きいものは使えません」って書いてありましたけど、そんなの誰も座席で使わないから(笑)。これで、これからはDVDプレイヤーの電池残量を気にせずに観ることができますね。


 で、今回の車内の予定なのですが、録画した「HEROES」を観るつもりだったんですね。なかなか観れないでいたので。ところが、プレイヤーのスイッチを入れてもうんともすんとも言わないんです。え?何で? 数日前からしっかり充電してたので電池はバッチリなはずなのに。ランプがつきません。
 何だろう。壊れたかなぁ。それともバッテリーを交換しなきゃいけないんでしょうか。いろいろと試行錯誤してみたのですが復帰の目処が立たなかったので、泣く泣く鑑賞はお預けとなりました。時間はつぶせなくなったわ、重い荷物になったわで最悪の展開です。イヤフォン会社に忘れてわざわざ買ったのに。
特にやることもないので、お弁当を食べるだけ食べて、うとうとさせていただきました。

ヒル

 そして、品川経由でやってまいりました六本木ヒルズ。一緒にセレモニーを鑑賞する予定だった知人と現地で合流し、並んで待つことしばらく。曇り空の中、ジャパンプレミアセレモニーがスタートいたしました。
 シャボン玉が飛び交う中、会場にど派手なリムジンが到着し、三谷監督と深津さん、綾瀬さんが姿を現しました。レッドカーペット上を両手に花状態。三谷ファンの私ではありますが、やはり女優さんの輝きには負けますな。黒いドレスに真っ白な肌が映え、お二人ともお美しかったです。
 次のリムジンからは、戸田さん、小日向さん、寺島さん、伊吹さんが登場。戸田さんもお美しかったです。コヒさんはコヒさんでした(笑)。
 ラストは主演俳優と助演俳優が堂々の登場。ダンディーな浩市さんとカッコいいブッキーの出現に、悲鳴にも似た歓声が。さすがスターですね。お二人に限らずですが、皆さんものすごく輝いてました。キラキラしてました。けしてシャボン玉のせいだけじゃないと思います。2メートルくらい先を歩いていたので、ミーハーな私はもうこれだけでテンションが上がり、来ようかどうしようか迷っていたことなどすっかり消し飛んでしまいました。ああ、来てよかった。
 その後、会見がスタート。肉眼でしっかり見える距離に皆さんいらっしゃるので、テンションを持続させたまま突っ走ることができました。ひとつ残念だったのは、司会進行が福井アナだったこと。偉いポジションなのかもしれませんけど、華のある人がよかった…。前にいた人も「司会、軽部さんじゃないんだ」って言ってましたし(笑)。軽部さんに華があるかはこの際置いておいて


 セレモニーの終了後、とりあえず設置されていたカモメのカモンくんの巨大オブジェをパチリ。セレモニー中は撮影禁止だったので、終わったらみんな一斉に撮ってました。
 撮影禁止ですって言ってるのに、会見の最中に小さなデジカメを懐からそっと取り出して撮影してる男の人が前にいたので、「ルール守れよ」と腹が立って、拍手しながら邪魔しました(笑)。


 セレモニー会場を後にし、小龍包を食べて小休憩。そして、場所を映画館に移して完成披露試写&舞台挨拶に突入です。
 普通、舞台挨拶に監督や役者さんたちがズラーっと登場すると嬉しいもんですが、さっきのセレモニーが近すぎたので、あんまりありがたみがありませんでした(笑)。

上映

 で、「ザ・マジックアワー」の感想ですが、面白かったですよ。すごく。でも、正直もっと笑えるかとも思ってたのですが、それでも笑ったのは事実。映画なのに、お客さんが笑って笑って拍手が起きるくらいですからね。相当な威力です。
 何でしょうね、不思議な映画です。出てるのは日本の名の通った俳優さんたちですし、しゃべってるのも日本語なのですが、なぜか邦画を観てる感じがしませんでした。セットや衣装や音楽や設定のせいでしょうかね。古き良きハリウッド映画の名作を観ている気分。それでいて笑えるんですから。よくもまあこれだけうまいことホンを考えるなぁと感心しますもん。
 あと、意外だったのが、劇中で深津さんが英語で歌を歌うんですけどね、それがお上手なんですよ。エンドロールでも流れますけど。あんなに歌うまいとは思いませんで。そこも見所です。
 まだ公開まで一か月弱ありますが、観て損はない映画だと思いますよ♪


 ちなみに、コソっと豪華な俳優が登場するカメオ出演ですが、今回も公式に発表されているキャストの他にも、香取慎吾くん、小野武彦さん、梅野泰靖さんなど三谷作品ではお馴染みの面々が重要だったり重要じゃなかったり(笑)の場面で登場いたしますので、そちらもお楽しみに。

帰路

 試写を見終わり、会場が明るくなると同時に知人に別れを告げ、階段を駆け下りてタクシー乗り場へ直行。道が空いていたのか10分ほどで品川駅に到着できたので、最終の新幹線で帰る予定が、ひとつ繰り上げて乗ることが出来ました。これで30分違いますからね。よし。
 途中、コンビニに寄った際に、何か食べるものを買おうかなぁとも思ったのですが、やっぱ車内は駅弁でしょと思って何も買わずに新幹線の改札内に突入。
 しかし、お弁当を買おうと売店に赴いたところ、「お弁当は完売いたしました」の文字が。ええええっ!? そんなことあるんだ。ひどい…。駅弁、楽しみにしてたのに。そんなに美味しくないけど無駄に高い駅弁楽しみにしてたのに。
 仕方ないので、とりあえず乗車。車内販売でお弁当を買うことも考えたのですが、どうでもいい幕の内くらいしかないだろうし、ここは大人しくあきらめて、別れ際に知人からもらったお土産の「バターどら焼き」を淋しくパクつきました。侘しいなぁ。でも、これがあって救われました。困った時のどら焼きですね。メモっとこ。

スタパ

 …というのが昨日の旅の記憶です。あんなに行こうかどうしようか葛藤してたのがウソみたいなくらい、充実した気持ちで帰ってこれました。御馳走様です。
 で、今日は「スタジオパークからこんにちは」に三谷さんが生出演。三谷さんも私も大忙しです(笑)。事前にイラストのFAXを送っておいたのですが、今回は採用なりませんでした。許されざる行為ですが(笑)、まあ、かなり詰まった内容でしたし、FAXも3通くらいしか読まれませんでしたし、イラストは一切紹介がなかったのでよしとしましょう。私も手抜きイラストでしたし。
 もったいないので、ここにくらいは載せておきますけど。
 こんなことくらいでめげませんよ、神田川さん。これからも精進いたします。


 さらに、今日は昨日のセレモニーの様子を各局が放送していたわけですけど、「おめざめワイド」で紹介されたVTRに映ってました。
 はい? ええ、私が。はい、セレモニー会場の神田川さんが。随分引きの画ですけどね。ま、それでよしとしましょう(笑)。


 でもね、不思議なもんで、昨日試写を観た直後は、「公開する頃にはまた観たくなるだろうな」くらいに思ってたんですけど、今日、会見の様子とかメイキングを観てるうちに、もう観たくなりました。じゃ、やっぱ相当面白かったんだなぁって実感。公開日が待ち遠しいです。

ファン

 おしまいに、今日の神田川さんとイワシの会話。
鰯「誰のファンで行ったんですか?」
神「監督
鰯「え? カトウくん?
 ちゃんと聞いて下さい。