夜盲絵図
漬物
先日、モリーンがきゅうりの漬物を持って歩いていたので、ひとつ摘まんだんです。
おや、えらく酸味が効いてますね。酸っぱいな、こりゃ。
で、数日後、その漬物が社長の自家製だと判明しました。私だけ知らなかったみたい。
よかった。社長がいるところで「あの漬物食べた? すごく酸っぱくなかった? 何アレ」とかみんなに言って回らなくて(笑)。
思い込み
さて、今日、私が作成した会社用の文書を社長が校正してくれたのですが、驚くべき事実が発覚。
あちこちに直しが入れられていたのですが、とある箇所に鉛筆でこんな書き込みが。
「やもうえず」
え? 何ですか、その謎の単語。
あ、「やむをえず」のことでしょうか。意味合い的にもそこにはそれが入るはず。
やもうえずじゃないでしょ。“止むを得ず”なんですから。社長、しっかりして!
慌てて書いて書き間違えたわけじゃなさそうなので、そう思い込んでいるパターンですね。やもうえずなんて聞いたことない。「○ふんいき」「×ふいんき」と同じ系列です。
「留守番電話→留守番」*1「施錠→せんじょう」*2に続いての名言です。
でも、もしかしたら私が知らないだけでそういう言葉があるのかもと思って、騒ぐ前にネットで検索はしてみたのですが、案の定変換は「屋も植えず」になり、正解ではありませんでした。
意外にもその間違いを犯している人がたくさんいるみたいで驚きましたけど。「“やもえず”か“やもうえず”か、どっちが正解ですか?」みたいなのもあって。その選択肢じゃ正解への道はないな。
ゴマちゃんだって知ってましたからね。屋は植えちゃいけません。
ちなみに、そのゴマちゃんは、「御中」をずっと「おちゅう」と呼んでいたことが先日判明しました。我が社は粒揃いです。