地獄の業火で両面グリル

kandagawabbc2008-08-03

ゲゲゲ

 27時間テレビのおかげで、久々のゲゲゲです。ここのところイマイチだなぁって回が続いていた気がしますが、それを返上するかのごとく、今回はかなり盛りてんこ(ヤマモト)な内容になっております。もうテンション上がりまくり。おなかいっぱいです。
 というわけで、「ゲゲゲの鬼太郎」第68話『地獄超決戦!西洋妖怪総登場!』のはじまりはじまり。超決戦!ですよ。総登場!ですよ。タイトルからしてテンションが違いますもん。ちょっと漢字ばかり続いて中国語っぽいですけど。
●日本中で死者が亡霊となって生き返る事件が多発。こりゃどうやら地獄で何か起きてるぞってことに。一反もめんの尻尾に子泣きじじいを巻きつけて、鬼太ちゃんも蒼兄さんもおばばも大忙し。
黒鴉とともに地獄の閻魔大王庁を訪れるネコ娘ねずみ男閻魔大王に直々に呼ばれるなんていったい何を叱られるんだってビビるねずみ男と、私はなぜ?って疑問に思いながらビクビクするネコ娘と、きっとあなたはねずみ男のお目付け役ですよとネコ娘を励ます“ネコちゃんLOVE”の黒鴉の構図。
●そこへ、閻魔様の副官・宋帝王が登場。こいつ、怪しいから気を付けて。って、その前に、宋帝王様、すごくおっきくないですか? ネコ娘たちの2倍はありますよ。閻魔様はもっとでかいので、それと比較すると小さく見えてたってのはわかりますけど、相棒の五官王とは同じ大きさのはず。五官王様は鬼太郎たちと一緒に戦ったりしてますけど、ちょっと大柄なだけでここまでのサイズじゃなかったよなぁ。どういうこと? 地上に出ると人間と同じサイズに変形するってことなのでしょうか? それともネコ娘たちのほうが若干縮むとか。とにかく、慣れないうちは気味の悪いサイズのバランスです。
宋帝王ネコ娘たちがくっちゃべっていると、地獄に西洋妖怪軍団が襲来。ドラキュラ3世・魔女っ子ザンビア・狼男ワイルドのヤングジェネレーショントリオが仕切っているようです。今回、バックベアード様は鬼太郎にやられた傷を治療中でお休み。グレムリンの妖怪転送装置を使って、西洋妖怪がどんどんなだれ込んできます。
●総攻撃を防ぐため、地獄の十三王が結界を張って防戦中。って、こんなあつかいですか、十三王。十把一絡げで紹介されちゃってかわいそうです。せめてもうちょっと顔がわかるくらいにしてあげればいいのに。十三王っていっても、閻魔・五官王宋帝王はいないので10人か。よかった、鬼太郎マガジン買ってて*1。じゃなきゃ全然わかりませんもん、キャラ。
宋帝王は、五官王が裏切って西洋妖怪を地獄に招き入れたらしいとネコちゃんたちに報告。そういえば、前回のラストで投獄されたんでした。嘘ばっかり、どうせあんたが全部やったんでしょうが、宋帝王
●恐ろしくなってこっそり逃げ出したねずみ男は、閻魔大王の脱け殻と遭遇。閻魔様は、西洋妖怪に利用されないよう八大地獄のパワーを抑えるため、体を抜け出して魂と地獄を融合させているので身動きが取れず、ねずみ男に「五官王宋帝王を揃えよ」とテレパシーでメッセージを。なんのことやらわからないうちに、宋帝王が追いかけてきました。こいつはニセモノってことなんですね。
 でも、ねずみ男も何を信じてよいのやらわからないので、どうしようかヘラヘラしていたら、ガラス玉のような物体に自分の姿は映っているのに宋帝王の姿が映っていないことに気が付きます。こいつはニセモノだと確信したねずみ男は、宋帝王に屁をかまし、逃げ出します。
ネコ娘と黒鴉の元に戻ったねずみ男は経緯を必死に説明しますが、なかなか信用してもらえず。そりゃ、今、一人で逃げ出したばっかだし。いきなり宋帝王はニセモノだって言われてもねぇ。ねずみ男の目をくっと見入るネコ娘
 そこへやってきた宋帝王。しかし、扉をあけると誰もおらず。3人脱出成功。スピーディーでよいです。
ねずみ男の目を見て真実を読み取ったネコ娘。嘘をついてる時はもっと自信満々にしてるけど、さっきは珍しく真面目な目をしてたんだそうです。目でそんなことまでわかるんかい。凄いな。3人は急いで五官王のもとへ。
 牢獄に到着し、五官王様発見。やっぱりデカイ。地獄じゃデカイんですか、そういうことですね。宋帝王がニセモノだったので、この五官王も本物かどうか怪しいわけですが、ネコ娘が以前あげた霊界符をちゃんと首から下げていたことから彼は本物だと判明。ネコ娘、大活躍じゃないですか。
 でも、脱出させるにはこの錠前をやぶらないと。ここでねずみ男の出番。天狗ポリスの黒鴉に「見ないでね♪」と忠告し、針金で牢獄やぶり。ねずみ男も大活躍じゃないですか。針金でなんとかなる牢獄って、地獄ももう少し考えなきゃいけません(笑)。
●地獄が大変だってことで、鬼太郎も地獄に急ごうとしてたのですが、地上にある地獄への入り口に西洋妖怪が出現。ドラキュラ・魔女・フランケン・狼男の面々。昔、鬼界ヶ島を襲ったオリジナルメンバーだそうです。ヤングジェネレーションズは使えないってことで、真打登場ですか。鬼太郎・子泣き・砂かけ・一反に蒼坊主を加えた鬼太郎チームとバトル開始。
 そこへ、横丁からみんなが助っ人に来てくれたので、鬼太郎と一反もめんは抜け出して地獄へ向かうことに。もう、あっちこっちでバトルなんて、燃えます。畜生。でも、鬼界ヶ島の時は危険だからって上陸メンバーを厳選してたくせに、同じ敵相手するのに横丁の妖怪集結って、大丈夫か?(笑) ろく子さんとか心配です。
●ドラキュラ3世と宋帝王が秘密裏にやりとり。やっぱり宋帝王は西洋妖怪のスパイなわけですね。ドラキュラ3世とつながりのある妖怪みたいです。って、鬼太郎マガジン読んでるんで、初代ドラキュラ伯爵だってことはわかってますけども(笑)。
●鬼太郎、地獄に到着。迎え撃つは宋帝王。そして、初代ドラキュラ伯爵の姿に戻ります。驚く目玉おやじ。すべての吸血鬼のドンで、相当な実力者のようです。さらに、血の池地獄のパワーを吸収して、再生能力も身に付けているとか。無敵。
 バトル開始。毛針も、髪の毛剣も、指鉄砲も、体内電気も、何をやっても伯爵には通じません。次から次へと技を繰り出した“技のデパート”状態の鬼太ちゃんに拍手。そして、血の池に落とされて、一反もめんもピンクに染まります。素敵。
 牢獄から助けてもらった五官王が「地獄の鍵を使え!」と鬼太郎に許可。よし、行け。地獄の針山のパワーを引き出し、武頼針を召喚。銀髪ドラキュラとハリネズミ鬼太郎とのバトルへ。それでもなかなか決着つかず。
●ヤングジェネレーションズの待ち伏せ五官王と黒鴉に食い止めてもらい、血の池地獄に飛び込む猫とネズミ。池の底に封じられている本物の宋帝王を助けに行きます。そして、あっけなく封印を解き、宋帝王解放。
五官王宋帝王、二人の副官が揃ったことで、閻魔様の役割を担うことができ、閻魔様は自由に動けることに。伯爵の前に立ちはだかった閻魔様は、本家本元の獄炎乱舞を発動。鬼太郎の比じゃないくらい凄まじい炎が巻き起こります。鬼太郎は髪が燃えますけど、閻魔様はヒゲが燃えるんですね。さすが。
 業火で焼かれ、さらにハリネズミ鬼太郎のドリル攻撃を受けてドラキュラ伯爵撃沈。炎は妖怪転送装置やザコ妖怪を燃やしつくします。無事解決のようです。
●さて、閻魔様に呼ばれたネコ娘ねずみ男。いったい何の用事かと思ったら、「今後、お前たち二人は鬼太郎にもっと協力することになる」とのお告げ。鬼太郎の片腕になってほしいんだそうです。わかりましたと承諾するものの、心の中ではねずみは「誰が鬼太郎のためにタダ働きするかよ、やってられっか」と反発し、ネコ娘も「私にいったい何ができるの?」と不安げ。そうすんなりはいかないようです。

●一方、西洋妖怪軍団は、初代ドラキュラ伯爵のお別れ会。強かったけど、1話で出番終わっちゃいましたね。お疲れ様。そこへ、ヨナルデパズトーリ登場。次の作戦は彼がメインだそうです。いったいどんな作戦が?


 という感じで、あっという間の30分でした。よくもまあこれだけ詰め込んだなって感想です。2時間でもいけたはず。でも、敵も味方もオールキャストでバトルが展開し、新キャラも出るわ、今後の展開をチラつかせる内容だわで、ホントお腹いっぱい。さすが、三条陸脚本。後期の「ダイの大冒険」並みです。ああ、楽しい。この路線の話ばかりじゃないですけど、やっぱり少年ならこういうのに弱いんでしょうね。やっぱ西洋妖怪出てくると燃えるわ。


 そういえば、テレビマガジンによると、今月は妖怪城を引き連れたぬらりひょん軍団との戦いや、南方妖怪軍団の襲来など盛りだくさん。さすが夏休み。
 ただ、南方妖怪で気になったのは、見るからに「妖怪チンポ」なのに、「」になってるんですよ。そりゃ、名前が露骨すぎて使えないのもわかりますけど(笑)、「ポ」って何だよ、「ポ」って。技も、ジェット噴射のおしっこから、目からのビームに変わってます。せっかくの水木先生オリジナルの妖怪なのに、もうちょっとうまい具合に修正できないんでしょうかね。
 あと、本来は南方妖怪軍団の仲間のはずの「アカマタ」さんは、鬼太郎の味方として登場するみたいです。片車輪の回*2の見事なスルーが、今になって活かされるんですね。10ヶ月後かよ(笑)。すごい伏線だな。

ピラフ

 今夜の夕食はエビピラフ。炊飯器で炊きこみます。
 洋風に味付けたスープ入れて、むきエビと野菜入れて炊きこむだけ。炊けたらバターとミックスベジタブルを加えて余熱で加熱。
 さすがにエビピラフではそこまでの奇跡は起きませんでした(笑)。やっぱ炊き込むだけじゃバチっと来ないですし。ヘルシーはヘルシーでしょうけどね。ま、それでも通常に美味しいですから、高望みしすぎているだけです、私が。


 で、エビピラフだけじゃなんなので、おかずも一品。
 先日、シュウマイをつくった際に*3、ちょっと多すぎるかなぁと思って、揚げワンタンっぽく三角に包んで冷凍しておいた分があったので、それを揚げようかと。
 で、その時は皮を使いきって具があまっちゃったので、今回、またシュウマイの皮だけ買ってきて、のこってた具を同じように三角に包んで完成。
 そしたらば、今度は皮があまってしまいました。捨てるのはもったいないので何か包むものはないかと捜索してみたところ、冷蔵庫に例のデコポン*4の食べかけが。これでいいか。りんごとか入れてアップルパイっぽくしたいところですが、これしかないのでこれでいきましょう。これしかないって、500円もする缶詰め捕まえて何言ってんだか(笑)。デコポン様、使わせていただきます。


 で、揚げようと思ったのですが、いやいや、ビストロ様がいらっしゃるじゃないですか。お手並み拝見と行きましょう。グリル皿を使って、両面焼きにチャレンジ。唐揚げもとんかつもつくれるみたいですから、こんな春巻きモドキくらいパリっとさせてくれるでしょ。
 でも、失敗するといけないので、とりあえず被害を受けても構わないデコポンのほうから実験してみましょう。
 両面グリルで15分ほど。もうちょっともうちょっととねばったら、限界を超えて焦げてしまいました。真っ黒とまではいきませんけど。やっぱ油で揚げなきゃ黄金色にはなりませんね。でもとりあえず「デコポンワンタン」の出来上がり。
 さ、食べてみましょ。おっ、最高のパリっと感。素晴らしいです。ちょっと焦げてるだけで。でも、缶詰めのデコポンが入っているだけなので、甘味が足らなかったです。アイスクリームと一緒に食べれば最高でしょうが、とりあえずはちみつをかけていただきました。


 はい、お次は本命のおかず編。元のシュウマイがあれだけ美味しかったんですから、味に間違いはないんです。うまく焼きあがれば。
 でも、デコポンと違って、今度は具にもちゃんと火を通さなきゃいけないし、焦げちゃっても困るし。
 そうだ。スチームで蒸してから、グリルで焼こう。ということで、スチーム5分、その後両面グリルで10分ほど。これなら安心ですね。
 完成。適当な「揚げワンタン」。揚げてもないし、ワンタンの皮でもありませんから、嘘だらけの料理名ですけども(笑)。
 いただきます。
 おっ、これは美味。うまいことパリっといってます。味はシュウマイよりも上かも。サクサクパリパリの皮とジューシーな具のハーモニーが最高です。これはおやつ感覚でどんどんいけちゃいますね。マヨネーズが合います。


 でも、このビストロの料理ブックを見ていると、なんでもかんでもこのオーブンレンジでつくろうとしていてちょっと笑えます。そりゃ、多機能で何でもつくれるのはわかりますし、アピールも理解できますけど、「え?こんなのも?」って思うものまで載ってて。どう見たってフライパンの方が早いし簡単だろみたいな。例えば、具とごはんを角皿にしきつめて焼いてつくる「チキンライス」とか(笑)。炒めようよ。