北へ!(初日)

kandagawabbc2009-02-15

ゲゲゲ

 北海道に旅立つのは夕方。ゲゲゲだけは観ておかなきゃ。
 今回のゲゲゲの鬼太郎は、『妖怪スイーツ!バレンタイン作戦』。
 まだ公式からの発表がないので3月で打ち切りなのかどうなのかファンの間で論争になっているわけですが、とりあえず今は応援しなきゃ。でも、もし打ち切り決定なら、こんなバレンタインにちなんだどうでもいい話なんてすっとばしてくれてもいいのになぁ…と思ったりも。
 しかも、今回は作画がひどいあの人だし…。


 今回気になったのは、

●敵役は西洋妖怪のパンサー。全然知りません。知ってるパンサーはピンク・パンサーマーク・パンサーくらいです。
●子役のアフレコに、当選した素人の子供が挑戦。ああ、ひどい。絵もひどいのに声もこれじゃ浮かばれません。
子泣きじじい、石化して巨大化。ぬりかべの縮小拡大は知ってますけど、じじいまで大きくなったか。重くなりはするけど、大きくなるのは初だなぁ。
●鬼太郎の如意棒攻撃。髪の毛アレンジの一種でしょうけど、槍とかじゃなくて、あんなにはっきり棒状の武器ってありましたっけ。ホント、如意棒ですもん。4月からドラゴンボールに取って代わられるいやみでしょうか(笑)。偶然でしょうけど。
●単なるネタだったベアード様のロリコンが、ついにアニメ本編にも妄想上で登場。あんなベアード様、見たくないんだからね!
●そして、前回のアカマタに引き続き、今回は魔女っ子ザンビアちゃんにツンデレ発動。これからもどんどん広がりそうです。


 ストーリーは面白かったのに、やはり作画がああだとガッカリですね。ファンの間で誰も支持してないと思うんですけど、どうして続けていられるんだろう…(笑)。

旅立ち

 さあ、神宮前から特別列車「ミュースカイ」に乗ってセントレアを目指します。普通の特急でも行けるんですけど、やっぱ神田川さんはリッチに行かないとね。キャラ的にも。
 で、無事にセントレア初上陸。意外に近いんですね。もっとうんと遠い存在だと思ってました。
 北海道研修のメンバーは、社長、リンバカン、タケポン、ミスターJ、ノッポくん、そして神田川さんの計6名。後の下っ端軍団はお留守番です。とはいっても仕事はお休みですけどね。


 で、早速私のゴールドカードを使って、プレミアムラウンジで打ち合わせ兼休息。ビールは嫌いなので、クッキーとかチョコとかグリーン豆とか乾きモノのおつまみ食べながらジュースをゴクゴク。ドリンクバーみたいになっていたので、いつもの通り、ストレートではなくあれこれ混ぜて飲まさせていただきました。だって、カルピスとフルーツジュースがあるんだからフルーツカルピスにしなきゃいけないでしょう。紅茶と合わせてフルーツティーってのもあり。つまんないものは飲めない体です。


 飛行機は16時45分発。そろそろ時間も迫ってきたので移動です。空港自体初ですけど、ここからはもう初めて尽くし。もう恐ろしいですね。未知の領域は。金属探知機も初ですから。鳴らなくてよかった。
 乗り遅れそうになって危なかったですが、なんとか搭乗出来ました。うわ、私の席、窓際じゃないですか。おい、ノッポ、変わってくれ

フライト

 飛行機がどんな手順で飛ぶのかもさっぱりわからないため、冷静を装いながら不安でいっぱいの神田川さん。モニターに映し出される非常時の案内も食い入るように見てます。救命胴衣の説明なんて今されてもわかんねぇよ。というか、パラシュートはないんだ。って、どんくらい常識外れだよ(笑)。
 ということで、エンジンがかかり機体が動き始めました。飛行機って気圧の関係で耳が痛くなるじゃないですか。私は耳抜きとか出来ない部類なんですよね。で、姉が「唾を飲み込むといいよ」と言っていたので、動き出してからいつ気圧の変化が来てもいいようにずっと唾をため続けて備える神田川さん。だって、走りだしてから飛び立つまであんなに時間かかるなんて思ってなかったから(笑)。そんな早くから唾はいらなかったみたい。
 機体が浮き上がった瞬間、「うわ、飛んだよ…」とは思いましたが、意外に怖くはありませんでした。離陸前は「衝突」「墜落」「ハイジャック」と不安な要素が入れかわり立ちかわり頭をよぎったのですが、そんなものが起こる確率低いですもんね。ハイジャックって(笑)。でも、もしかしたらってこともありますから、真剣に「起こるな!」と祈りを捧げていました。届いたみたいです、祈り。


 飛んでるうちに夜になって暗くなりましたから、おりる時の景色が怖いってこともなかったですね。逆に夜景が綺麗って思ったくらい。でも、おりる間際の気流の乱れによる揺れはさすがにちょっと激しかったので、浮いてるんじゃなく、「これはこういうアトラクションなんだ」と自己暗示をかけてやりすごしました。
 でも、耳が痛いのはやりすごせません。もう、下降中からずっと痛い。唾飲んでもどうってことない。痛い痛い。こめかみまで痛い。
 降りてからは痛みはありませんけど、圧力がおかしいままで、聞こえ方がおかしい。耳に水入った感じ。これはどうすればいいのか。でも、耳抜きは怖いし。ほっとけば治るんだろうか…。
 しかも、うわぁ、寒い。今日は名古屋が3月並に劇的に温かかったので、よけいに差が激しいです。雪降ってるし。でも、まあ、普段の仕事で寒さには慣れてますから、凍えることはないでしょう。

お迎え

 ここで、明日訪問する予定のメーカーの営業担当者さんと合流。40歳くらいのおじさん。黒崎さんって言うんですって。あ、じゃあ、一護じゃないですか。これからは一護と呼ばせていただきます(心の中で)。よろしくお願いしますね。
 というわけで、ここから、滞在時間21時間の北海道強行研修ツアーのはじまりです。
 北海道にいる間は基本的に一護が一緒についていろいろ回ってくれます。とりあえず車で札幌のホテルまで。
 車の中で、神田川さんは必死に耳の圧力と奮闘中。耳からフンと空気を出すのは怖いので、花をつまんで耳のほうに圧をかけながら、ためた唾を飲み込む作戦に出ました。これも公式でしょうか。すぐには無理でしたけど。何度も繰り返すうち、正常に戻りました。ああ、よかった。おかしなままじゃ北海道を満喫できませんからね。
 はい、ホテル到着。チェックインだけして、夕食へGO。

炉端焼き

 ホテルのすぐそばにある炉端焼き屋にやってまいりました。いわゆる接待ですね。
 こちらが出てきた料理の数々。

 カニ味噌豆腐やら、マグロのカマ焼きやら、毛ガニやら、お造りやら、魚介の炭火焼やら、天ぷらやらたくさん。
 お造りと、鮭といくらの親子ちらし寿司だけは食べられませんでしたけど、あとは大丈夫でした。やはり新鮮な魚介は美味しいですね。焼けば。
 焼いたタラバガニも甘い。先日の観光ホテルの食べ放題とは質が違いすぎました。でも、なかなか感動できる味に出合えないってのが私の悲しいところで、美味しいことは美味しかったですけど、「これはすごい!」と雄叫びあげるほどのとびきりの美味しさはなかったですねぇ。贅沢です。ナマモノ食べられないのもいけないんですけど。
 じゃがバターも焼きましたけど、普通でしたもん(笑)。すごく期待したのに。とうもろこしも凄く甘くて驚きはしましたけど、ちょっと焦げちゃったし、所詮とうもろこしでしょう。一番美味しかったのはアスパラの天ぷらかなぁ(笑)。アスパラは今は時期じゃないからそんなにたいしたことないって言ってましたけど、それでも美味しかったですから。単に天ぷら好きだからじゃないか、ってことは深く考えないようにしまして(笑)。
 ということで、飲めや歌えの(歌ってはないか)宴会は滞りなく終了したのでした。


 さて、明日は5時半起床で朝市に出かけます。楽しみ。
 ということで、北海道でシモザイルの「東京」を聴くというオツなマイイベントをこなしたところで、お休みなさい。
 つづく。