いさおの話
イサオ
先日、取引先のシェフから会社に電話がかかってきて、そこのお店のオーナー宛てに見積書をメールで送ってくれという依頼がありました。
で、そのオーナーとやらの名前を聞いてメモ。名前が「いさお」さんっていうんですって。いさおだから、てっきり「功」って漢字だと思ったんです。たいていこの字でしょう。青木功しかり、佐々木功しかり。佐々木さんは今はオールひらがなで“ささきいさお”になってしまいましたけど。
でですね、一応漢字も聞いたんです。間違ってたらいけないですから。そうしたら、相手のシェフがこう言うんです。
「“せめる”っていう字です」
せめる? “責める”じゃおかしいから、“攻める”か?
「攻撃の“攻”ですか?」
「あ、はい、そうです」
そうなんだ。攻も「いさお」なんて読むんだ。それは知らなかった。へぇ。
で、その後、そのお店のホームページをのぞいてみたら、オーナーの名前は“功”さんでした。
やっぱ功じゃん!!(笑)
…攻めるって(笑)。
オーナーの名前くらいちゃんと覚えておかないと、みなさんも恥かきますからね。