奇跡の夜(3) MADAME編

kandagawabbc2009-03-23

つづき

 はい、東京サンシャインボーイズ観劇弾丸ツアーレポの第3回目です。
 昨日は、とある女性が劇場に姿を現したところで中断しましたが、それは誰かと申しますと…


 マダム!!!


 って、それじゃわかんない人もいると思いますね。小林聡美さん。三谷さんの奥様ですね。
 眼鏡をかけて、髪を後ろで結んで、地味というかシックというか黒い服装で、芸能人っぽく見えなかったので一瞬「?」となりました。一方、松金さんは、格好は覚えてませんが何を着てても“派手”なイメージ(笑)。
 まさかマダム小林が来るなんて思ってもみないし。でも、私の2列真ん前に座られて、横顔を拝見したら、どう見てもマダム。
 いやぁ、ちょっとちょっと。いきなりの大アクシデントにこちらもドキドキです。生マダム初めてだぁ。三谷さんの奥さんってこと関係なくファンですから、ジェロには悪いけど、もう彼との遭遇なんてどうでもいいくらいテンション急上昇。しかも、オットの舞台を観に来てるという愛を感じて、いろんな想いで幸せがあふれてしまいました。ああ、これで今年の運使い切ったかも。
 あ、はじまるみたいです。

観劇

 スタートしました、東京サンシャインボーイズの「returns」。
 公演が終わってないので詳しい内容は書けませんけどね、三谷さん風の「20世紀少年」と言えばいいのでしょうか、まさかSFモノでくるなんて思いもよりませんでした。最初は普通の現代劇だったのに、どんどん雲行きがあやしくなって、最終的には▼▼人と××しちゃうんだもんなぁ。すごい展開。
 別公演が重なって出演できない梶原善さんや、もう亡くなってしまっている伊藤俊人さんも、それぞれうまい具合に「参加」してくれてるし、声の出演で山寺さんと戸田さんも参加してるし、それに、三谷さんの飼い犬・トビまで大活躍(笑)。
 今回はサンシャインボーイズのメンバーが一堂に会すってところがポイントなので、ストーリーについては正直そこまで期待はしてなかったのですが(80分で短めだし)、余裕で面白かったです。愉快。
 今やそれぞれが有名になってしまいましたからね。こんな狭い舞台にずらっと並ぶと、それだけでもうお腹いっぱい。中でも、西村雅彦さんは私は初ナマだったので嬉しかったです。相ちゃんもコバさんも宮地さんもみんな輝いていました。
 それにしても会場が狭いので、何だか、小学生の時に学校の視聴覚室でやったお楽しみ会を思い出しました。そんな雰囲気。


 終演後、しっかりと拍手をしてすぐに席を立ったマダムを追いかけ、素早く劇場を後にしました。マダムは劇場の方たちに軽い挨拶をして劇場を出て、階段を降りていきます。そして、すぐ後をストーカーのように追う神田川さん。って、あれ? このパターン、前にもあったような…(笑)*1
 でも、今回は三谷さんの時みたいに声をかける勇気はありませんでした。イメージ的にマダムはサバサバしてるので、握手とかいっても断られそうだし。
 ということで、大通りでタクシーを拾って走り出すところまでひっそりと見守り、そのまま追いかけることなく(笑)、私もコンビニに寄って食料を調達してからタクシーでホテルへ。着いたらもう23時半前。
 クタクタです。朝4時半に起きてしっかり働いて、で、ジェロとよね子とマダムと観劇ですからね。しんどい。ホテルのマッサージを呼んで贅沢しようかとも思ったのですが、浮気しちゃシモちゃんに悪いと思って、コンビニ飯食べて、お風呂入って、スマスマ観て、寝ることにします。
 お休みなさい。明日は朝イチでドーナツにトライです。


 つづく。