アフリカンランチ

kandagawabbc2009-04-05

異国料理

 今日は、お昼ごはんに「ブリック」をつくりました。
 って、あなた、ブリックって何よ、ってことに当然なるわけですが。私だってそんなもの知りませんでしたよ。


 先日、会社でノッポくんから「ブリック」の皮ってものを渡されたんですね。メーカーからサンプルでもらったんですって。で、私にくれますって。そりゃ、そんな聞きなれないもの誰もいらないでしょうに。
 いただいたからには私もちゃんとつくりたいので、ネットで調べましたよ。そしたらば、ブリックってのはチュニジアソウルフードですって。チュニジアの料理なんか知るかよ!(笑)
 春巻きみたいなもんらしいです。揚げたピザ?みたいな。


 で、具は何を入れるのかなんですけど、一番ポピュラーなのは、じゃがいもやツナを入れて、生玉子を落として、ささっと揚げるんだそうですよ。はぁ、玉子を半熟でいただくわけですね。それは美味しそうだ。つくる意欲がわいてきました。


 ということで、今日。

 先日つくって冷凍してあったマッシュポテトがあったので具にはそれを活用。それにツナ・チーズ・トマト・マヨネーズをミックス。異国感を出すために、各種スパイスやハーブ類、ピクルス味のプリングルスなんかも適当に放り込んでみました。
 で、くぼんだ器にブリックの皮を敷き、具と生玉子を入れて、さあ準備はOK。油もあたたまってますので、いざ揚げよう!
 と思ったら、ブリックの皮があまりに薄いので、ポテトや玉子の水分が漏れて容器に滴り落ちてるじゃないの! これはこういうもの!? こんなにスケスケでいいのですか?

 戸惑いつつも、もうここまできたら揚げるしかないので、二つに折って油に投入。たたんだ側を押さえて封をします。でも、これって、油が思いっきり中に浸透してる気がしますけど、本当にこれでいいのか!?(笑) 全然わかんねぇ…。
 しかも、思いっきり皮が破れて、中身泳ぎだしちゃってるし。どう見ても失敗だ。



 皮も具もまだあります。こっからは試行錯誤。
 とりあえず、皮が薄いってせっかくの利点を無視して、2枚重ねにトライ。とりあえずこれで漏れにくくなった。
 そんでもって、揚げているうちに、油の中で端っこをトングではさんでぎゅっと型をつけて固める技を習得。さすがは神田川さん。チュニジアがなんだ。



 というわけで、結構完璧に近いものが出来ました。
 中を割ると、半熟の黄身がトロリと流れ出す仕組みです。
 見た目はちょっとよくないですけどね。「誰!?ミッフィーちゃんのお顔にゲ×かけたのは!」みたいになってますけども(笑)。
 いただきます。
 ああ、これはうまいわ。皮はパリパリだし、味は美味しいし。
 出来てたじゃなきゃ、このパリパリ感もトロトロ感も味わえませんからね。
 チュニジアも制しちゃいました。ブリックの皮なんて普通じゃ売ってませんから、春巻きの皮で代用するといいみたいです。美味しいですよ。オススメ。

カレー


 で、その流れで今夜はカレー。どんな流れでしょうね。
 今夜はいつもの本格的なカレーよりもちょい手抜き。フードプロセッサーとか面倒だったので。
 デミソース缶は入れなかったのに、トマト缶は入れてしまったので、ちょっとフルーティーになりすぎました。辛かったけど。カレーってよりは、辛いハヤシみたいになっちゃった。
 ま、手抜いたんですから仕方ありません。
 今日はブリックがメインですからね。
 ブリックはクリアしましたが、一緒に「シュテュルーデル」の皮ってのも譲渡されたので今度はそれにも挑戦せねばなりません。まったく、次はどこの国だよ(笑)。