どんなときも涙

kandagawabbc2009-04-16

マッキー

 はい、というわけで、昨夜行ってまいりました、センチュリーホールマッキーのライブ。マッキーって槇原敬之ですからね。ペンじゃないよ(誰がペンだ)
 「残尿感」を聴きながら地下鉄を待っていたら、思いっきり逆方向の電車に乗りそうになって、寸前で「あ、こっちじゃないや」と気づきました。セーフ。尿の魅惑には気をつけないと。
 で、無事にセンチュリー到着。駅でトイレに寄ったけど、念のためもう一回行っておこうかなと探索。1階にあった「トイレはこちら」の案内に従って、地下への階段をテクテクと降りる神田川さん。しかし、降り切ったところにあったトイレは、男子トイレも女子トイレも女子用にすり替わってました。なぬっ!?
 いや、女子用を臨時で増やすのはいいんですよ。よくあることですし。でも、じゃあ、階段降りる前の案内表示のところもそうしておいてくれなきゃいけないでしょう。そこは男子の絵が描かれたままなのに、わざわざ降りて行ったら「男性は2階・3階のトイレをご使用ください」って。それにも気づかず、うろうろあたりを探しているおじさんもいましたし。あれはいけません。厳重注意。


 ま、トイレは別にいいかと腹をくくり、座席へ。今回は1階席の後ろのほうの端のほうでした。ちょっとがっかりしていたのですが、直太朗で経験した2階・3階よりも断然見やすかったです。
 気になるのは隣の席が小さい子供だってこと。男の子。こんな子にマッキーの深い歌がわかるのかしら。あら? しかも英語のお本を読んでいらっしゃる。どうなってんの。秀才でしょうか。
 あ、その隣のお母さんは日本人でしたけど、そのまた隣のお父さんはちょっとカタコトでした。見た目は日本人ですけど。じゃあ、バイリンガルとして育ててるんでしょうかね。へ〜んだ。

開始

 いよいよライブのスタートです。
 Noriyuki Makihara Long Distance Delivery tour 2009
 オープニングの曲は「Dance with me」というノリの良い曲。一個前のアルバムに入ってる曲だったのですが、結構好きなタイプの曲ってこともあったし、マッキーが目の前で歌ってる!って事実で、ちょっとウルウルきてしまいました。早っ!(笑)
 マッキーはトークも面白いし、歌もうまいし、歌詞も染みるし、言うことないですよね。とにかく、お歌はお上手。で、ブレない。音外したりもないし。ガンガン歌ってくれます。しっとりと、そしてパワフルに。


 バンボーデンココアのCMソングになってる、昔の名曲「素直」も素晴らしかった。これは泣き所だぞ!と自分に言い聞かせて心酔しようとしたのですが、なんかうまいことタイミングが合わなくて泣けはしませんでした。惜しい。ジーンとはしたのに。
 まわりからは、鼻をすする音がちらほら聞こえてきました。でも、これが、感動で泣いているのか、花粉症で苦しんでいるのか、判断するのには難しい季節であります(笑)。


 で、ついに来ました。泣ける歌。
 マッキーが亡くなった親友について歌った「HEY!」という歌がアルバムに収録されてるんですが、それを、泣けるエピソード披露の後で歌うもんだから、これはきました。おや、泣けるかな?と思ったころには泣いてました。涙で目がにじみました。こういうときは素直に泣いた方がいいので。OLに紛れて(笑)。コンサートで初泣きです。映画でも泣いたことないから、貴重な体験。


 「世界に一つだけの花」では、SMAPのフリもやりましたよ。というか、やらなきゃいけないムードだったんで。見たことはあるけど、ちゃんとやったことなんてなかったので、間違えながら「うわ、恥ずかしいなぁ」などと思いましたが、でもちゃんとやりました。


 マッキーは、昼間に東山動物園に行って来たそうです。コアラと写真撮ってました。
 その帰りにスガキヤにも。ラーメンフォークしっかり握って写ってましたよ。「スガキヤめっちゃうまいね」と言ってました。スガキヤンの明里さんに聞かせてあげたかった。


 ということで、15分の休憩はさんで、およそ2時間50分ほどのライブは感動のうちにフィナーレをむかえました。最新のアルバム中心の曲構成だったので、もっと昔の曲をたくさん歌ってほしいってのは思いましたけど、それはそれで別のコンセプトになっちゃうし。欲は言っちゃいけません。マッキー、すばらしい歌をありがとう。

余韻

 そして、今日。
 朝、ライブでもらったバンボーデンのココアをとかして飲み、出勤。
 仕事中、マッキーの歌を歌ってたら、また思い出して泣きそうになってしまった(笑)。すごいな、槇原。